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デザインで選ぶSUV5選【国産車】
車種のひとつとして、すっかり定着したSUV。硬派なクロスカントリービークルから気軽に乗れてスタイリッシュな都市型クロスオーバーSUVまで、さまざまなモデルが販売されています。そのなかから今回は、国産ブランドのデザインに優れたSUVを紹介してみます。
更新日2019/01/22スズキ ハスラー
2013年の東京モーターショーでデビューしたスズキ ハスラーは、それまで”ありそうでなかった”軽クロスオーバーというジャンルを確立したモデルとして、自動車業界にちょっとした衝撃を与えました。
ワゴンRをベースにSUVのテイストをプラスしたハスラーは、トールワゴンの室内空間と日常での使いやすさと、アウトドアアクティビティを楽しむユーザーや、雪道やオフロードを走行する機会の多いユーザーに向けた車高の高さが特長。エクステリアは、ポップなデザインにツートーンカラーを採用したデザインで、インテリアも同様のコンセプトで作られています。
カタログ燃費や価格などわかりやすい数字を追求することの多い軽自動車の中で、アクティブな楽しさというライフスタイルを提案して人気になりました。
トヨタ C-HR
トヨタが2016年に送り出したCH-Rは、次世代の世界戦略SUVとして日本はもちろん欧州や北米、中国や東南アジアまで全世界的に販売されている非常に力の入ったモデルです。
プリウスと同じGA-Cプラットフォームに、ガソリンエンジンもしくはハイブリッドを搭載。ハイブリッドは、プリウスと同様の1,8Lハイブリッドです。
コンパクトクロスオーバーSUVとして後発組ということもあり、エクステリアデザインは従来のトヨタのイメージをくつがえす挑戦的なものを採用。ダイヤモンドをモチーフにしたというボディは、エッジを強調、そこに近年のトヨタのデザインモチーフであるキーンルックが組み合わされています。
クーペシルエットのデザインは、日本はもちろん欧州市場でも販売を伸ばしています。
日産 ジューク
コンパクトクロスオーバーSUVブームの先駆けとなった日産 ジューク。世界戦略車として2010年に発表され、世界各国でロングセラーとなっています。
ルノー日産連合の主力モデルが使うBプラットフォームを使用しているジュークは、国内では1.5L 直4エンジンが主力ですが、グローバルではディーゼルエンジンモデルも存在しています。
通常フォグランプがセットされるはずのバンパー部分に配置されたヘッドランプ、Cピラー上にレイアウトされたリアのドアノブ、エッジのきいたボディラインなどクーペとSUVを両立したようなデザインは、市場に大きな衝撃を与えました。
トヨタ FJクルーザー
国産SUVの中でもちょっと変わり種なのがトヨタのFJクルーザーです。すでに新車での販売が終了しているのが残念ですが、ランドクルーザー40を現代に復活させたレトロモダンなデザインは、いまだに根強い人気があります。
FJクルーザーは北米市場向けに開発されたもので、それを日本でも販売することになりました。
グリルを内包するフロントパネル、観音開きのサイドドア、ボディ下部を覆う樹脂パーツに、ポップなツートンカラーを標準とし、1,900mmオーバーというワイドボディながら、ファニーな印象です。
大きなボディや、燃費も決して良くないクルマですが、唯一無二のスタイルは、いまだに人気です。
日産 ムラーノ
日産 ムラーノも、すでに新車での販売は終了(北米市場、中国市場では販売中)していますが、いまだに根強い人気のある1台です。
北米市場向けに開発されたミドルサイズのSUVですが、参考出品された東京モーターショーで大きな反響があり、日本市場でも販売されることになりました。
流麗なラインが特長で、タフさを強調したエクストレイルとは異なり、モダンでエレガントな仕上がりになっています。日産の子会社であるオーテックジャパンによる特別仕様車も多数用意されており、自分好みにカスタマイズできた1台でした。
しかし、最大の特長は、オープンモデルのクロスカブリオレにあります。ムラーノをベースに電動ソフトトップを採用したもので、SUV×オープンという斬新なモデルでした。クロスカブリオレは日本では正規販売されなかったもののオンリーワンな1台として並行輸入で購入する方もいたようです。