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100万円から始める。ちょい古SUVライフ

更新日2023/06/01

ちょい古だけど魅力的なSUV7選!

エンジンや基本骨格となるプラットフォームを共用するやり方で作られたクルマよりも、自社でそれぞれ開発していた時代のSUVは、中古車販売店で100万円前後のプライスタグが付けられて店頭に並んでいます。

自社で開発された個性的な魅力を持つSUVを詳しく見ていきましょう。

北米市場を狙ったデザインも魅力:日産 ムラーノ

日産 ムラーノは、北米市場をメインターゲットとして開発され、2004年9月から日本での販売を開始したクロスオーバーSUVです。当時としては、先進的で斬新なデザインのSUVとして人気を博しました。

2008年9月には2代目へフルモデルチェンジ。全長4,845mm×全幅1,885mm×全高1,700〜1,730mmの堂々としたサイズのボディに搭載されるエンジンは、2.5L直列4気筒と3.5L V型6気筒の2種類で、駆動方式は2.5Lエンジンモデルに2WD(FF)とフルタイム4WD。3.5Lエンジンモデルにフルタイム4WDという構成でした。
エクステリアは、初代ムラーノで築き上げた先進的で斬新なスタイルを継承しながら、ワイドな印象を強めるフロントフェイス、シャープでスタイリッシュなリヤまわりの造形などにより、エレガントさを演出。

インテリアは、ホテルのスイートルームのような上質な空間に、快適性を引き立てる装備など、ラグジュアリーSUVらしい作りでした。

また新しいD-プラットフォームの採用により、スポーティでしっかりした走りと快適な乗り心地を両立していたこともムラーノの魅力でした。

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高級の先駆け:トヨタ ヴァンガード


2007年8月に販売が開始されたトヨタ ヴァンガードは、ミドルサイズのラグジュアリーSUVとして販売されていたものの、2013年10月に生産を終了しています。

エクステリアは、横長のヘッドライトやクリアなエリアが多いリヤコンビランプ、派手な加飾がないボディパネルなどにより、シンプルで上質な印象。横開き式のバックドアを採用しているのも特徴的な部分といえるでしょう。

2列シート5人乗りと3列シート7人乗りがあった室内のインテリアは、左右対称の広がり感ある造形や落ち着きのあるカラーリングによって上品な室内を演出しています。

エンジンは、2.4L直列4気筒と3.5L V型6気筒の2種類。駆動方式は、デビュー当初は全車フルタイム4WDのみでしたが、2008年8月に2.4Lモデルに2WD(FF)が追加されました。

ボディは、全長4,570mm×全幅1,815〜1,855mm×全高1,685〜1,690mmと、現行RAV4によく似たサイズで、十分な室内空間が確保されていました。

その作りは、現代でも通用する上質なものでしたが、時代にマッチせず1世代限りでその歴史に幕を閉じた悲運のモデルでした。

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電子制御4WDがもたらす走破性:三菱 アウトランダー(初代)

三菱の初代アウトランダーは、2005年10月に販売が開始されたミドルサイズSUVです。

デザインテーマは「SMART×SPORT」。走りとユーティリティを融合したクロスオーバーを目指してデザインされました。

エクステリアは、横長のライト形状や緩やかに傾斜するルーフラインなどによって、スポーティさを演出。ボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,800mm×全高1,680mmです。

インテリアは、左右対称に広がるインパネ、モーターサイクルのフレームをイメージさせるドアやフロアコンソールにより、洗練されたスポーティさを表現。スイッチ操作によりセカンドシートの折り畳みができるワンタッチタンブル機構、床下収納式3列目シートを装備した7人乗りと2列シート仕様の5人乗りを用意するなど、使い勝手にも優れていました。

ボディの基本骨格には、衝突安全性や剛性を高めた新しいプラットフォームを採用。パワートレインは、低燃費で高性能なアルミブロック製2.4L MIVECエンジンに、6速スポーツモードCVT(無段変速機)の組み合わせ。駆動系には、電子制御4WDを採用し、高い悪路走破性も魅力でした。

また、アルミルーフパネルやモノチューブ式リヤショックアブソーバーなどは、三菱のスポーツモデルとして知られる当時のランサーエボリューション(通称:ランエボ)の技術が応用されています。

2007年10月に3.0L V型6気筒エンジンを搭載した上級グレードを追加設定したものの、2009年9月に燃費性能に優れた2.0L直列4気筒エンジンを搭載するグレードがデビューすると、3.0Lモデルは廃止されるなど、搭載エンジンの変更をしながら、2012年9月まで生産されました。

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時代を先取りしすぎた悲運のSUV:ホンダ クロスロード

ホンダ クロスロードは、2007年2月に販売を開始した3列シート7人乗りのクロスオーバーSUVです。

「アクティブ・ライフ・ナビゲーター」をコンセプトに開発されたクロスロードのエクステリアは、直線を基調としたスクエアなスタイリング。ボディサイズは、全長4,285mm×全幅1,755mm×全高1,670mmと運転しやすい大きさです。

インテリアも直線&水平基調の造形で、四角いパーツが随所に配置されています。

搭載エンジンは、直列4気筒の1.8Lと2.0Lの2種類。トランスミッションは5速ATで、駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意しています。

運転しやすいボディサイズでありながら、3列シート7人乗りとなっていることから、多人数で出かけるのにも最適なSUVで、日常使いから休日のアウトドアまで幅広く対応できました。

SUV全盛の現代の目から見ると、クロスロードは無骨でタフなスタイリングの7人乗りクロスオーバーSUVとして人気が出そうな印象ですが、当時は思うように販売台数が伸びなかったこともあり、2010年8月に販売を終了しました。

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都会的な3代目よりもこちらを推すユーザーも多い:日産 エクストレイル(2代目)

日産の2代目エクストレイルは、2007年8月にデビューしました。

「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフ・ギア」をコンセプトに開発された2代目は、初代エクストレイルの直線的でタフなスタイリング、200万円代で買える四駆というコンセプトを受け継いでいます。

その最大の特徴は、当時最新だった電子制御4WDシステム「オールモード4×4-i(ヨーモーメントコントロール)」による全天候型の高い走破性能です。それにヒルディセントコントロールとヒルスタートアシスト機能を加えることで、ドライバーの運転をサポートしています。

室内は、初代から受け継いだウォッシャブルダブルラゲッジや防水インテリアなど、アクティブな使い方にも対応した装備が充実していたこともヒットの理由でした。

全長4,635〜4,665mm×全幅1,790mm×全高1,685〜1,785mmのボディサイズと、直線的なデザインのボディで、運転のしやすさも美点でした。

エンジンは、2.0Lと2.5Lのガソリン、2.0Lのディーゼルを用意。ディーゼルエンジン搭載車には6速MTを組み合わせたグレードも展開していました。

トルクフルなディーゼルエンジンをMTで操れる数少ない希少なモデルといえるでしょう。

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いにしえの冒険ラリーで活躍した本格SUV:三菱 パジェロ(3代目)


現在のダカールラリーの前身、パリ-ダカール・ラリーで活躍した三菱 パジェロ。2019年をもって販売終了したいにしえのSUVです。

100万円で狙うのは、1999年から2006年に生産された3代目で、それまでのラダーフレーム構造からモノコックにラダーフレームを溶接したラダーフレームビルトインモノコックボディに変更。

ボディ剛性アップと100kg近い軽量化を果たして戦闘力をアップした結果、パリ-ダカールラリーの市販車部門で何度も優勝を遂げました。

エンジンは、3.5Lおよび3.0LのV6ガソリンと3.2L直4ディーゼルで、後期では3.5Lが廃止され、3.8LのV6に置き換わっています。

トランスミッションは、4速または5速ATと5速MT、駆動方式はフルタイム4WDを基本としたスーパーセレクト4WD Ⅱが備わり、悪路走破性を高めていました。

当時のパジェロには、5ドアのロングボディと3ドアのショートボディが存在していますが、ここはあえて3ドアショートボディでかつてのパリ-ダカール・ラリーを気取ってみるにはいかがでしょうか?

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燃費を気にしなければ最強クラスのSUV:スバル フォレスター(4代目)

フォレスター アドバンス
スバル フォレスターは、1997年から販売されているミドルクラスのクロスオーバーSUVです。

そもそもの成り立ちが当時のインプレッサをベースに制作され、インプレッサと同様の250馬力を発生する2.0Lターボが搭載されたカッ飛びSUVでした。

その後、何度かのモデルチェンジにより、大人のクロスオーバーモデルよりにシフトしています。

現在販売されているのは2018年にモデルチェンジを受けた5代目ですが、100万円で狙うのは2012年に発売された4代目の前期モデルです。

国内で販売された4代目のエンジンは、2.0Lの水平対向4気筒と、2.0L水平対向4気筒ターボの2種類で、ターボエンジンは2012年〜2015年型が最高出力186kW(250HP)、2016年〜2018年型が206kW(276HP)となっていました。

トランスミッションは、CVTとMT、駆動方式はフルタイム4WDのみ。このモデルから、悪路での走破性や脱出能力を高めるX-MODEが搭載されました。

スバルのハイパワー車は、良くも悪くもボンネット上の大きなダクトが特徴でしたが、この4代目フォレスターではダクトを廃止したことで、都会的でスマートな印象のエクステリアになったこともトピックです。

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あらめて自社で開発されたSUVを見てみると、個性的で魅力が凝縮されているモデルが多いことがわかります。

メーカー同士の提携で開発されたモデルではなく、各メーカーの知恵と技術が凝縮されたSUVを探しているのであれば、ここで紹介したモデルを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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文・SUV FREAKS編集部

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