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【悪路に強い!】ラダーフレーム構造を採用した国産/外車SUVを一挙紹介

悪路走破性の高いクロスカントリー車に採用されることが多い、ラダーフレーム構造。国産車ではトヨタ ランドクルーザーやスズキ ジムニーが長年、採用しています。その理由は、なによりもオフロード走行に適した悪路走破性を備えているから。ここではそんなラダーフレームを採用する車両を国産車/輸入車のSUVを一挙公開します。

更新日2022/11/01

ラダーフレームのメリットは?

ジムニー ラダーフレーム

クルマのボディは、大まかに分けると、モノコックボディ構造とラダーフレーム構造の2種類に分けることができます。

ざっくりと説明すると、モノコックボディ構造は、ボディとフレームが一体になっている構造で、ラダーフレーム構造は、はしご型(ラダー)のフレームの上に、ボディなどの構成部品が乗っているという違いがあります。

ほとんどのクルマがモノコックボディ構造を採用

トヨタ ハリアー 2020
一般的にほとんどの多くのクルマが、モノコックボディ構造を採用しています。その理由はさまざまですが、主に生産コストが抑えられるからです。

一方、ラダーフレーム構造はボディとフレームが別々なため、構成部品が多くなり、生産コストもかさみます。当然、車両価格も増加します。では、ラダーフレーム構造を採用するメリットはなんなのでしょう?

ラダーフレーム構造のほうが頑丈でオフロード向き

トヨタ ランドクルーザー
現在ラダーフレーム構造が採用されているクルマというのは、オフロード走行を念頭に置いて設計されているクルマです。

舗装路と比べてオフロードには凹凸や舗装路では考えられないような岩が落ちていたりします。その悪路を走破する際に車体に伝わる衝撃は大きなものとなりますので、そのような衝撃にも耐えることができるように、ラダーフレームを採用するというわけです。

仮に、ラダーフレーム構造なら岩にボディをぶつけてしまっても、フレームに損傷がなければ走行が可能です。

一方、モノコックボディ構造は、ボディ全体で車体剛性を保っているので、損傷を受けると、走行に影響を与えます。

つまり、ラダーフレーム構造=悪路に強いと言える訳です。

ジムニーには、なぜパートタイム4WDが搭載されているの?
 

ラダーフレーム構造の現行車種:国産SUV

トヨタ ランドクルーザー300系

トヨタ ランドクルーザー 2021

トヨタのSUVラインナップの中でも最上級車であるランドクルーザー。元来、警察予備隊(現在の自衛隊)への納入車両として採用されることを目指して開発され、伝統的に耐久性や強靭さに定評があります。その性能ゆえに世界中で人気を博す一方で、盗難被害が多い車としても知られています。

現行モデルの300系は、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを用意。パワートレインは先代の200系に搭載されていた4.6L V8ガソリンエンジンが廃止され、3.5L V6ガソリンターボ、3.4L V8ディーゼルターボの2種類が用意されています。

トヨタ ランドクルーザー ”GX”グレード
全長×全幅×全高:4,950×1,980×1,925mm
ホイールベース:2,850mm
車両重量:2,360kg
乗車定員:5名
エンジン:3.5L V型6気筒
最高出力:305kW(415PS)/5,200rpm
最大トルク:650Nm(66.3kgm)/2,000〜3,600rpm
燃料消費率:WLTCモード:8.0km/L
トランスミッション:電子制御10速オートマチック
駆動方式:フルタイム4WD
車両本体価格:5,100,000円〜

※2022年5月追記

ランドクルーザーの中古車情報を見てみる

 

トヨタ ランドクルーザープラド

ランドクルーザープラドの初代モデルは、1984年にデビューしたランクル70のライト系であるランクル70ワゴンです。1990年のマイナーチェンジで”プラド”のサブネームを与えられ、現在に続く人気車となります。

ランドクルーザーの小型版として人気が高く、ラダーフレームの強靭さと小排気量ながらトルクフルなエンジン、高級装備と乗り心地など完成度の高い車種です。

現行モデルは2009年発売とモデルライフも長く、2017年9月のマイナーチェンジ前にはフルモデルチェンジではないか、と情報が錯綜したほど、次期型モデルに注目が集まっています。

トヨタ ランドクルーザープラド “TX” 5人乗り(ガソリン車)
全長×全幅×全高:4,825×1,885×1,850mm
ホイールベース:2,790mm
車両重量:2,060kg
乗車定員:5名
エンジン:2.7L 直列4気筒
最高出力:120kW(163PS)/5,200rpm
最大トルク:240Nm(25.1kgm)/3,900rpm
燃料消費率JC08モード:9.0km/L
トランスミッション:フレックスロップアップ付スーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)
駆動方式:フルタイム4WD
車両本体価格:3,676,000円〜

ランドクルーザープラドの中古車情報を見てみる

 

トヨタ ハイラックス

ハイラックス Z“ブラックラリーエディション” 2018
2004年に日本国内で販売終了したハイラックスですが、2017年9月、13年振りに再び日本で発売されました。ボディタイプはピックアップのみ設定されています。

新型ハイラックスはタイ国のトヨタ現地法人の工場で生産され、日本のトヨタが輸入するメーカー内輸入車ですが、販売上は国産車となります。

現行型ハイラックスはヘビーデューティー性能を重視しており、駆動方式にはパートタイムの4WDを採用。また1ナンバー登録となる大型ボディも圧巻。国産車は唯一無二の存在です。

トヨタ ハイラックス “X”グレード
全長×全幅×全高:5,335×1,855×1,800mm
ホイールベース:3,085mm
車両重量:2,060kg
乗車定員:5名
エンジン:2.4L 直列4気筒インタークーラー付ディーゼルターボ
最高出力:110kW(150PS)/3,400rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,600-2,000rpm
燃料消費率JC08モード:11.8km/L
トランスミッション:スーパーインテリジェント6速オートマチック<6 Super ECT>
駆動方式:パートタイム4WD
車両本体価格:3,527,000円〜

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レクサス LX/3代目 URJ200系

レクサス LX 2015
レクサスのSUVカテゴリーの頂点に位置付けられるLX570は、同ブランドで唯一ラダーフレームを採用するクロカンモデルでもあります。

トヨタのランドクルーザーは、走破性の高さから世界で活躍しているクルマであることは有名ですが、LX570はそのランドクルーザーがベースとなっていると言えば、ポテンシャルの高さがお分かりいただけるのではないでしょうか。

内外装はベースよりもさらにプレミアムに、エンジンはさらにパワーアップが施されており、重量級のボディを感じさせないパワフルな走りが自慢です。また、走行性能だけでなく最新鋭の予防安全パッケージである「レクサスセーフティシステム+(Lexus Safety System+)」により、快適で安全なドライブをサポートしてくれます。

車内は3列シートを備える8人乗りモデルなので、ファミリーカーとしても最上級のおもてなしをしてくれます。

レクサス LX570
全長×全幅×全高:5,080×1,980×1,910mm
ホイールベース:2,850mm
車両重量:2,730kg
乗車定員:8名
エンジン:5.6L V型8気筒
排気量:最高出力:277kW(377PS)/5,600rpm
最大トルク:534Nm(54.5kgm)/3,200rpm
燃料消費率:JC08モード:6.5km/L
トランスミッション:フレックスロップアップ付スーパーインテリジェント8速オートマチック<8 Super ECT>
駆動方式:フルタイム4WD
車両本体価格:11,356,481円〜

※21年2月追記

LXの中古車情報を見てみる

 

スズキ ジムニー/ジムニーシエラ

ジムニー 2018
スズキ ジムニーは4代目となる新型車が2018年7月5日にデビューしました。新型モデルではジムニーが0.66L、ワイド版のシエラが1.5Lエンジンを搭載。現行型シエラが1.3Lエンジン搭載なので、動力性能の向上が期待できます。

新型ジムニー/ジムニー・シエラのメカニズムには、ジムニー伝統のラダーフレーム、縦置きエンジンのFRレイアウト、副変速機付パートタイム4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションが継承されています。トランスミッションは4ATと5MTを採用。ギアの多段化の波に乗らないあたり、林道での走りに主眼を置いたメカニズムと言えます。

グレードは、XG、XL、XCの3種。ジムニー・シエラは、JLと装備を充実させたJCの2グレード構成です。先進予防安全装備の”スズキ セーフティーサポート”はジムニーではXC、ジムニー・シエラではJCに標準、他グレードにオプション設定されます。

スズキ ジムニー ”XC”グレード(4AT)
全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,725mm
ホイールベース:2,250mm
車両重量:1,040kg
乗車定員:4名
エンジン:0.66L 直列3気筒インタークーラーターボ
排気量:最高出力:47kW(64PS)/6,000rpm
最大トルク:96Nm(9.8kgm)/3,500rpm
燃料消費率:JC08モード:13.2km/L
駆動方式:パートタイム4WD
車両本体価格:1,804,000円〜

ジムニーの中古車情報について見てみる

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ラダーフレーム構造の現行車種:外車(輸入車)SUV

ジープ ラングラー

ジープ ラングラー 2018
ウイリス・オーバーランド・モーターズが”Jeep”を商標登録したのが第二次世界大戦後の間もないころでした。

その後、”Jeep”の商標権は買収などにより転々とし、2015年からはFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下となり、現在はステランティスN.V.のいちブランドとなっています。

ラングラーは1987年に初代の販売が開始、日本で現在販売されているモデルは2018年より販売している4代目のJL型です。

ラングラーはJeepブランドを代表するモデルで、スタイルも往年のJeepを彷彿とさせます。その理由は初代ラングラーが、ミニタリー色を強調したスタイリングのJeep CJ型の後継モデルとして開発されたからです。

モデルチェンジを経てもデザインは踏襲され続け、4代目に進化しても古き良き時代を感じさせてくれるスタイリングです。

3.6LのV6に加えてダウンサイジングの2.0Lターボエンジンも用意される4代目ラングラーのボディには卓越したオフロード性能を備えている証の「Trail rated」バッジが装着されています。

従来のパートタイム4×4に加え、オンデマンド式の4×4システムを採用することにより、高い走破性と日常使いでの利便性を両立させました。

道なき道も走破できる、現代では貴重な1台です。

クライスラー ジープ ラングラー(JL型)UNLIMITED SPORT
全長×全幅×全高:4,705×1,880×1,845mm
ホイールベース:2,945mm
車両重量:2,020kg
乗車定員:5名
エンジン:3.6L V型6気筒 DOHC
最高出力:209kW(284PS)/6,350rpm
最大トルク:347Nm(35.4kgm)/4,300rpm
燃料消費率JC08モード:7.5km/L
トランスミッション:電子制御式5速オートマチック
駆動方式:パートタイム4WD
車両本体価格:5,110,000円〜

※2019年12月追記

ラングラーアンリミテッドの中古車情報を見てみる

 

メルセデス・ベンツ Gクラス


2018年北京国際オートショーで世界初披露された新型Gクラスは、Gクラスとして初のモデルチェンジを実施。ドイツでは5月から、日本では6月から販売が開始され、納車は8月以降とのこと。2018年7月現在、公開されている諸元表には型式や燃費の記載がありません。

Gクラスの源流は、1979年に開発されたゲレンデ・ヴァーゲンです。軍用車として開発され、NATO軍に納入されています。その軍用車を民生用に仕立て上げた車両がゲレンデ・ヴァーゲンなので、耐久性や強靭さは戦場基準です。

ゲレンデ・ヴァーゲンは1989年にモデルチェンジを行い、モデルライフ途中でメルセデス・ベンツ社の命名戦略によりGクラスへと改称されました。2018年のモデルチェンジはゲレンデ・ヴァーゲン時代から数えると2回目となります。

新型Gクラスでは、現代車らしく先進予防安全装備のインテリジェントドライブやコネクト機能のメルセデスミーコネクトを搭載。卓越したオフロード性能に更に磨きをかけています。

メルセデス・ベンツ G 550
全長×全幅×全高:4,817×1,931×1,969mm
ホイールベース:2,890mm
乗車定員:5名
エンジン:4.0L V型8気筒DOHCツインターボ
最高出力:310kW(422PS)/5,250-5,500rpm
最大トルク:610Nm(62.2)/2,000-4,750rpm
トランスミッション:電子制御9速AT
駆動方式:フルタイム4WD
車両本体価格:16,320,000円〜

※2019年10月追記

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ラダーフレーム構造の販売終了モデル

トヨタ ランドクルーザー70系

トヨタ ランドクルーザー70系 2014
ランドクルーザーのヘビーデューティモデルとして、1984年に発売されたのがランドクルーザー70系です。国内販売は2004年に終了しましたが、現在でもオーストラリアなどでは新車販売が続けられているモデルです。

そのクラシカルなデザインから人気が高く、復活をのぞむ声に後押しされ、2014〜2015年には期間限定で復刻版が発売されました。発売されたのは4ドアバンとダブルキャブ ピックアップトラックで、これらのモデルは現在も中古車市場で人気を博しています。

トヨタ ランドクルーザー70系 バン
全長×全幅×全高:4,810×1,870×1,920mm
ホイールベース:2,730mm
車両重量:2,120kg
乗車定員:5名
エンジン:4.0L V型6気筒
最高出力:170kW(231PS)/5,200rpm
最大トルク:360Nm(36.7kgm)/3,800rpm
燃料消費率:JC08モード:6.6km/L
トランスミッション:5速マニュアルトランスミッション
駆動方式:パートタイム4WD
車両本体価格:3,600,000円〜

※2021年10月追記

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トヨタ 4代目ハイラックスサーフ(N210系)

トヨタ ハイラックスサーフ 2008
トヨタ 4代目ハイラックスサーフは、2002年〜2009年の間に販売されていたモデルです。初代はその名の通り、ピックアップトラックであるハイラックスの荷台部分にFRP製キャノピーを載せた2/5人乗りバンでした。

2代目もハイラックスをベースとしていましたが、3代目からはランドクルーザーと姉妹車になり、国内最終モデルとなった4代目ハイラックスサーフは主要コンポーネンツをランドクルーザープラドと共有しています。

力強さとスポーティさを兼ね備えたデザインが特徴で、発売当時はキャンプやスキー、サーフィンなどのアウトドアレジャーに似合うクルマとして人気を集めていました。現在でも中古車市場で探すことができ、スクエアで無骨なSUVをお探しの方におすすめの一台です。

トヨタ 4代目ハイラックスサーフ(N210系) SSR-X “アメリカンバージョン”
全長×全幅×全高:4,770×1,875×1,790mm
ホイールベース:2,790mm
車両重量:1,740kg
乗車定員:5名
エンジン:2.7L 直列4気筒
最高出力:110kW(150PS)/4,800rpm
最大トルク:235Nm(24.0kgm)/4,000rpm
燃料消費率:JC08モード:8.7km/L
トランスミッション: 電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチック
駆動方式:FR
車両本体価格:2,320,000円〜

※2021年10月追記

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トヨタ FJクルーザー

FJクルーザー
2000年に発表されたコンセプトカー・レトロクルーザーの生産モデルが、FJクルーザーです。ランクルプラドのフレームにFJ40系ランクルを彷彿とさせるレトロな雰囲気のボディを組み合わせたコンセプトは人気を博しました。

北米専用車として開発され、2006年より販売。日本には2010年12月に導入されました。本来のターゲットであった北米では2014年で生産終了したものの、日本での人気は衰えず、2018年1月に販売終了するまで生産が続けられました。

トヨタ FJクルーザー(2014年7月モデル)
全長×全幅×全高:4,635×1,905×1,840mm
ホイールベース:2,690mm
車両重量:1,940kg
乗車定員:5名
エンジン:4.0L V型6気筒DOHC
排気量:最高出力:203kW(276PS)/5,600rpm
最大トルク:380Nm(38.8kgm)/4,400rpm
燃料消費率JC08モード:8.0km/L
トランスミッション:電子制御フレックスロックアップ付スーパーインテリジェント5速オートマチック<5 Super ECT>
駆動方式:パートタイム4WD
車両本体価格:3,240,000円〜

※2021年10月追記

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トヨタ ラッシュ/ダイハツ ビーゴ

トヨタ ラッシュ
トヨタ ラッシュはダイハツ ビーゴのOEMモデルにあたります。

フレームははしご型のフレームをモノコックボディに溶接して組み込んだビルトインラダーフレーム式モノコックを採用しています。純粋なラダーフレーム構造にはやや劣りますが、モノコックボディのクルマよりもはるかに高い悪路走破性を持っています。

ボディ全長は4mを切っていますが、ロングホイールベースのため、見た目以上に室内は広々としており、後部座席も大人がしっかりと座れる空間を実現しています。それでいながらラゲッジスペースは後部座席を立てた状態でも380Lと十分な容量を確保しており、見た目以上に使い勝手の良いクルマに仕上がっています。

コンパクトかつ手の届きやすい価格帯なので、普段使いはもちろんオフロードを積極的に楽しみたい方にもおすすめのモデルです。

ラッシュX/ビーゴCL
全長×全幅×全高:3,995×1,695×1,690mm
ホイールベース:2,580mm
車両重量:1,150kg
乗車定員:5名
エンジン:1.5L 直列4気筒
排気量:最高出力:80kW(109PS)/6,000rpm
最大トルク:141Nm(14.4kgm)/4,400rpm
燃料消費率:JC08モード:14.6km/L
トランスミッション:4速AT
駆動方式:FR
車両本体価格:1,596,000円〜

※21年2月追記

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三菱 パジェロ

三菱 パジェロ FINAL EDITION 2019
戦後間もない時期から三菱はウイリス・オーバーランド・モーターズと提携し、ジープをノックダウン生産。警察予備隊では納入車両として採用され長年に渡り生産されました。ジープ製造により培ったSUVノウハウを活用し、三菱の開発したSUVが パジェロです。

初代よりラダーフレームを採用し、自衛隊の納入車としても採用される耐久性と強靭さを確保。初代ではパートタイム4WD、2代目以降はスーパーセレクト4WDを採用しています。

スーパーセレクト4WDはFR、4HLc(センターデフロック・直結5WD)、4LLc(センターデフロック・ローギア直結4WD)、4H(センターデフ付き前後不等配分〈33:67〉フルタイム4WD)という4つのポジションを、スイッチで変更可能。現行モデルにも発展型のスーパーセレクト4WD IIとして搭載される、完成度の高いクロカン用4WDシステムです。

最終モデルではショートとロングの2種類のボディタイプと、直列4気筒のディーゼルターボとV6 SOHCの2種類のエンジンを用意。お求めやすい価格設定のベーシックモデルから、三菱自動車のフラッグシップモデルを名乗るに相応しい超豪華装備の最上級モデルまでバリエーションが豊富です。

三菱 パジェロ “GR”グレード(ガソリン車)
全長×全幅×全高:4,900×1,875×1,870mm
ホイールベース:2,780mm
車両重量:2,130kg
乗車定員:7名
エンジン:3.0L V型6気筒SOHC
最高出力:131kW(178PS)/5,250rpm
最大トルク:261Nm(26.6kgm)/4,000rpm
燃料消費率JC08モード:8.0km/L
トランスミッション:INVECS-Ⅱ 5速スポーツモードA/T
駆動方式:スーパーセレクト4WD II
車両本体価格:3,277,800円〜

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海外専売車種にはこんなモデルもある

シボレー サバーバン

シボレー サバーバン 2018
初代モデルの登場が1935年。現行型で12代目モデルとなるシボレー サバーバンは、アメリカ車で1、2を争う長い歴史のある車名です。現行型は5.3L V8エンジンを搭載し、駆動方式はFRと4WDから選択可能。フルサイズSUVらしくボディは大柄で、内装も高級SUVらしく高い質感です。

サバーバンの特徴は、大柄なボディを活かした広大なラゲッジルームです。サードシートを倒すと、シートバックはラゲッジフロアと完全にフラットになり、セカンドシートバックも若干角度が付きますが、気になるほどではないでしょう。

2列目以降を収納した場合、ラゲッジスペースにはサーフボードが縦に収納できる長さを確保。ベースモデルのLSではセカンドシート、サードシートには6:4分割可倒式ベンチシートを採用。荷物の形状と乗車人数に併せたシートレイアウトも可能です。

シボレー サバーバン LS 2WD
エンジン:5.3L V型8気筒
最高出力:265kW(355hp)/5,600rpm
最大トルク:383lb.-ft./4,100rpm
トランスミッション:電子制御6速AT
駆動方式:FR
全長×全幅×全高:224.4×80.5×74.4in
ホイールベース:130in
車両重量:2,534kg
乗車定員:8名
車両本体価格: 51,495USD〜

 

ホンダ リッジライン

ホンダ リッジライン 2019
ホンダ リッジラインは北米で販売される、中型スポーツユーティリティートラックです。モノコックとラダーフレームを組み合わせた「ビルトインモノコックボディ」に、3.5L V6を搭載し、2WD(FF)またはAWDで駆動します。

リッジライン最大の特徴は、収納スペースの豊富さです。トラックなので収納力が高いのは当たり前…という次元の話ではありません。荷台部分には鍵付きトランクを装備。SUVで言うアンダーラゲッジトランクに相当します。濡れものや汚れたものはもちろん、燃料なども搭載可能です。

リッジラインは4ドア、2列シート5人乗りですが、セカンドシートの座面をチップアップして、足元スペースをラゲッジにすることも可能です。

日本市場のスポーツピックアップは、トヨタ ハイラックスの独壇場です。ぜひ日本でも販売してほしい1台ですね。

ホンダ リッジライン EX-L

全長×全幅×全高:5335mm×2279mm×1798mm
ホイールベース:3180mm
車両重量:2038kg
乗車定員:5名
エンジン:3.5L V型6気筒SOHC 24バルブ i-VTEC
最高出力:280hp/6,000rpm
最大トルク:262lb-ft/4,700rpm
トランスミッション:6速AT
駆動方式:2WD(FF)
車両本体価格:29,990USD〜

 
ラダーフレーム構造を採用したSUVは耐久性に優れている証です。大自然に冒険に出かけたり、オフロードコースで泥んこ遊びをしたい。そんな方は購入を検討してみては?

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文・SUV FREAKS編集部

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