タイヤのCMで使われた青いジープ。知ってる?

『青を灯せ』というキャッチコピーとともにTOYO TIREのテレビCMに登場するブルーのジープ。よく見るとベッド(荷台)のあるピックアップトラックスタイルで、ラングラーとはちょっと違っているようです。およそ26年ぶりに復活したジープ グラディエーターを紹介しましょう。

更新日2022/07/26

タイヤのCMで悪路をガンガン走る青いジープが気になる!

TOYO TIRE(トーヨータイヤ)のテレビCMで使われているジープが、SUV好きのあいだで話題になっています。

『青を灯せ』というキャッチコピーとともに登場するブルーのジープが、砂煙を上げながらラフロードを突き進む姿はなんとも勇ましく、SUVに興味がなくても見入ってしまいます。

ところがこのジープ、よく見るとベッド(荷台)のあるピックアップです。「え、ジープにピックアップなんてあるの?」と思った方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、およそ26年ぶりに復活したジープブランドによるピックアップトラックのグラディエーターを紹介していきましょう。

グラディエーターの成り立ち

2022 Jeep® Gladiator Overland (Left) & Rubicon (Right)

グラディエーターの歴史は意外と古く、ジープのピックアップ版として誕生したのは1962年にまでさかのぼります。当時のグラディエーターは、ワゴニアをベースに開発され、後にジープ トラックという名称を変えて1988年まで生産されていました。

その後は1986年から生産が始まったチェロキーベースのコマンチが、グラディエーターの代わりに販売されましたが、1992年をもってジープのピックアップの歴史はいったん幕を閉じます。

それからおよそ26年後の2018年、ロサンゼルスオートショーで復活を遂げたのが、2代目グラディエーターでした。

4代目ラングラーのプラットフォームをベースにした新しいジープ版ピックアップトラックは、2021年末から日本でも販売をスタートしています。なお日本では上級グレードのルビコンのみの展開となっています。

ジープでもっとも大きなボディサイズ

2022 Jeep® Gladiator Rubicon

ラングラー アンリミテッドの後ろにベッド(荷台)を設けたグラディエーターは、ジープラインアップ中もっとも大きな全長5,600mm×全幅1,930mm×全高1850mmというもので、ホイールベースも3,490mmと超ロングサイズです。

アンリミテッドに比べて、全長で730mm、ホイールベースで480mmほど大きくなっています。

キャビンスペースはアンリミテッドと同じフリーダムトップ3ピースモジュラーハードトップになっていて、軽量な3枚のパネルは簡単に取り外すことが可能。なお最小回転半径は、ロングホイールベースの影響もあって6.9mもあり、狭い道での転回はかなり難しそうです。

グラディエーターらしい装備も、らしからぬ快適装備も満載

2022 Jeep® Gladiator – interior

グラディエーターのインテリアは、ヘリテージモデルをオマージュしながら、上質なデザインや便利な機能、多彩な先進テクノロジーでモダンに仕上げられています。

基本的なデザインやレイアウトはラングラーと同じです。メーターパネルのセンター部にはフルカラー7インチマルチビューディスプレイが備わり、ブルートゥース接続のUconnectボイスコマンドを使えば走行中でもステアリングから手を離さず通話が可能。オーバヘッドサウンドバーや耐候型サブウーハー、9基のスピーカーによるアルパイン製プレミアムサウンドシステムも搭載されています。

リアシートは6:4分割可倒式で、2分割できるシートバックを個別に倒したり、座面を跳ね上げることもできます。さらにリアシート下のカバー付コンパートメントには取り外したソフトトップやドア、ウインドシールドのボルトを収納できるスペースまで用意され、グローブボックス&センターコンソールはルーフを外しても安全なロック機構が付いています。

2022 Jeep® Gladiator – interior

見た目はタフで無骨なグラディエーターですが、快適装備も満載。フロントシートは3段階の温度調整ができるシートヒーターが付き、室内の温度を一定に保つオートエアコンディショナーはデュアルゾーンで調整可能。また極寒の地でも快適なドライブができるようヒーテッドステアリングホイールが備わっています。

優れた踏破性能を持ちどんな困難でも突き進む

2022 Jeep® Gladiator Mojave

グラディエーターが搭載するのは、3.6LペンタスターV6エンジン。軽量化や摩擦低減対策などの改良が行われ、START&STOPシステムの搭載によって高い燃費効率を実現しています。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、最新のソフトウェアを搭載することで走行中のパフォーマンスを最適化しながら燃費の低減やトルク増強による牽引能力の向上などを行ないます。

搭載された4WDシステムは、 セレクトラックフルタイム4×4システムをベースに「4L」 のギア比を4:1低レンジにすることでよりオフロードの 走破性を向上。またスイッチを押すだけでリア/フロント、またはリアをロックすることが可能な「トゥルロック」を装備。さらに電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを搭載し、最高のオフロード走破性を実現しています。

センターデフは電子制御で、手動で切り替え可能。「2H」「4H」「4L」に加え、フルタイム4WDの「4H AUTO」モードを搭載して、誰でも使いやすくなっています。

さらにグラディエーターにはジープのなかでも特に優れた4×4機能を持つモデルのみに許されるバッジ「Trail Rated」が与えられています。

どんなに険しい場所でも力強く前進するトラクション、水深762mmまでなら渡ることができる渡河性能、狭い山道を走る機動性、1輪が浮いた状態でも残りのホイールで進み続けるアーティキュレーション、丸太など障害物を乗り越える地上高がグラディエーターには備わっています。

安全性能にも抜かりなし

全長5,600mmという大きさをもつグラディエーターでは駐車時の取り回しが難しそうと思われる方も多いのではないでしょうか。しかしグラディエーターには「ParkSenseフロント・リアパークアシスト」という機能が搭載されており、Parkviewリアバックアップカメラと連携しスクリーン表示や警告音で障害物の存在を知らせ、後退時はスクリーン上でダイナミックディスタンスグリッドを表示し操縦をサポートしてくれます。

ほかにもアダプティブクルーズコントロールで先方車両との車間距離を安全にキープし、先行車が停止すると車両を停止させるよう制御するSTOP機能も付いています。また他の車両に急接近するとセンサーが検知し、必要な場合はブレーキも作動する前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)も装備しています。

2022 Jeep® Gladiator Rubicon

ジープのラインナップでもっとも大きなボディサイズとなるグラディエーター。大人5名が乗れるダブルキャビンにベッドスペースを組み合わせたピックアップトラックは、まさにアメリカ車ならではの仕上がりでした。アウトドア好きの方やベッドにいろんなギアを積み込んで出かけるアクティブ派の方にとっては頼もしい相棒になってくれること間違いありません。

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文・SUV FREAKS編集部

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