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【SUVに自転車を積んでいきたい】秋田県のおすすめサイクリングコース10選
秋田県は白神、大館、八幡平、男鹿･八郎潟、田沢湖、角館、横手湯沢など多くのエリアがあり、それぞれに特徴ある自然や文化が楽しめます。そしてそれらを満喫できるサイクリングコースも多く設定されており、サイクリストが注目するエリアです。今回はそんな魅力ある秋田県から厳選したサイクリングコースを紹介します。
更新日2020/06/02初心者向け
南由利原青少年旅行村／サイクリングターミナルやまゆり(みなみゆりせいしょうねんりょこうむら／さいくりんぐたーみなるやまゆり)
南由利原青少年旅行村(サイクリングターミナルやまゆり)は、標高400メートルの由利高原に位置するスポーツ施設です。
園内には、鳥海山が池に映り込むさかさ鳥海で有名な大谷地池を周遊する約10キロのサイクリングロードがあり、鳥海山を間近で見られる展望台や菖蒲群生などを楽しみながら水辺のサイクリングが楽しめます。
園内にはサイクリングコース以外にも、レストランやプラネタリウム、そしてスノーモビルランドなど施設が充実しており、家族連れで楽しめるコースです。レンタサイクルも用意されています。
南由利原青少年旅行村までのアクセスは、日本海東北自動車道・仁賀保ICから約35分。また、大人(高校生以上)220円、中学生以下60円の入場料が必要となります。
住所：由利本荘市西沢南由利原373(南由利原青少年旅行村)
田沢湖周回道路(たじりこしゅうかいどうろ)
秋田八幡運動公園を起点に田沢湖畔を一周するコースです。一周約20キロメートルのコースは所要時間2～3時間。湖岸沿いのサイクリングロードはしっかり整備されており、アップダウンも少なく初心者でも走りやすいコースとなっています。
御座石神社やたつこ観音を見学しながら、北欧を思わせる美しい風景を堪能できます。日本で最も深い湖であり、日本で19番目に広い田沢湖は、全域が県立自然公園に指定されており、日本百景にも選ばれている景勝地でもあります。
徒歩では回ることが困難でも、サイクリングならその神秘的な景観を思う存分楽しめます。起点となる秋田八幡運動公園までのアクセスは、日本海東北自動車道・秋田中央ICから約15分です。
住所：秋田市八橋運動公園1-1(秋田八幡運動公園)
中級者向け
仁別雄物川自転車道(にべつゆうわじてんしゃどう)
仁別雄物川自転車道は、国土交通省が整備を行っている大規模自転車道のひとつで、秋田市北東部にあった仁別森林鉄道の全線をサイクリングロードとして活用された約35キロのコースとなっています。
コースは仁別方面と雄和方面があり、 雄和方面は川沿いを走るルート、仁別方面は廃線跡を辿るルートとなっています。メインとなる雄和方面は太平山リゾート公園を起点／終点となり、妙見山の険しい山裾から旭川見ながら走る自転車道を走ると長橋と洞門の橋という洞門や、藤倉ダムを通り、雄物川の川沿いを走ってゴールとなります
周辺の桜並木など四季折々に変化する美しい景色を眺めながら、川も山も楽しめるコースです。
秋田市太平山リゾート公園までのアクセスは、秋田自動車道・秋田中央ICから約10分です。
住所：秋田市仁別小水沢134(太平山リゾート公園)
雄物川サイクリングロード(おものがわさいくりんぐろーど)
雄物川サイクリングロード(一般県道秋田河辺雄和自転車道線)は、秋田県秋田市四ツ小屋と秋田市雄和椿川とを結ぶ27.4キロの自転車道です。四ツ小屋から岩見川沿いに七曲下まで走り、県立中央公園を一周し、雄物川から川沿いを下流していきます。
周辺の立ち寄りスポットとしては、旧石器時代・縄文時代・弥生時代の遺跡が残る地蔵田遺跡、東北地方で初めて2,500メートルの滑走路が整備された秋田空港、色とりどりのダリアが楽しめる秋田国際ダリア園などがあります。
秋田市街からのアクセスが容易で、雄和町椿川には休憩所も用意されており、初心者も安心して楽しめるコースです。
四ツ小屋周辺には特に駐車場が設けられていないので、コース中央の秋田県立中央公園を起点／終点とすることをおすすめ。秋田県立中央公園までのアクセスは、日本海東北自動車道・秋田空港ICから約10分です。
住所：秋田市雄和椿川駒坂台4-1(秋田県立中央公園)
秋田男鹿サイクリングロード(あきたおがさいくりんぐろーど)
秋田男鹿サイクリングロードは、秋田市の秋田市庁舎から男鹿市の男鹿駅とを結ぶ約40キロの大規模自転車道のひとつで、コースのほとんどが海沿いのため、景色はすべてが絶景ポイントとなっています。
40キロのうち国道や県道と共用された道もありますが、海岸線沿いの約15キロは自転車専用道路となっており、信号がなく平たんで走りやすいコースとなっています。
また、コース途中には秋田市ポートタワーセリオン、天王グリーンランドという道の駅が2ヶ所あります。秋田市ポートタワーセリオンでは、地上100メートルの展望台から日本海を一望でき、秋田の名物であるババヘラ・アイスや、自分の選んだ具材を自由に乗せられるお好みのっけ丼が味わえます。
天王グリーンランドでも高さ59メートルの展望台から男鹿半島や日本海、八郎湖の景色が望め、秋田名産の味噌がっこのおにぎり、地元の味噌を使ったまろみそソフトなど種類豊富な食事が味わえるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
起点は駐車場がある八橋運動公園がおすすめ。八橋運動公園までのアクセスは日本海東北自動車道・秋田中央ICから約25分です。
住所：秋田市八橋運動公園1-1(八橋運動公園)
道の駅ふたつい～八峰白神カフェライド(みちのえきふたつい～はっぽうしらかみかふぇらいど)
起点／終点ともに道の駅を利用する、クルマ利用の方には最適な約67キロのコースです。あきた白神の藤里～八峰フォレストラインや米代川沿いと、海岸線を走るルートは、高低差が少なく女性でも走りやすく楽しめます。
能代市の道の駅 ふたついから米代川沿いの県道を走り、塙川から五能線沢目駅を越え、果樹農家レストラン 白神カフェで折り返しまします。戻りは北能代から竹生、向能代を抜けて元のルートで起点の道の駅 ふたついへと戻ります。
折り返し地点の白神カフェでは地元食材を使ったランチを、起点の道の駅 ふたついのレストランkoikoi食堂では、馬肉チャーシューを使ったきみまち煮干し桜中華が味わえます。koikoi食堂のテラスから見える、米代川と原生林に覆われた七座山の景色も見事なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
道の駅 ふたついまでのアクセスは、秋田自動車道・二ツ井白神ICから約30分です。
住所：能代市二ツ井町小繋泉51番地(道の駅 ふたつい)
大潟村ソーラースポーツライン(おおがたむらそーらーすぽーつらいん)
大潟村ソーラースポーツラインは、大潟村の平坦で広大な地形を活かした、一周約25キロの周回コースで、ソーラーカー大会をはじめとするエコカーレース、そして各種自転車競技やメーカーのテスト走行や電気自動車のギネス記録への挑戦など幅広く利用されているコースです。
事前の予約が必要となりますが、一般の利用も可能となってて、4時間100円からという利用料金になっています。一般公道とは交わらないために交通規制等の影響は受けず気持ちよく走れます。
クルマでのアクセスは秋田自動車道・昭和男鹿半島ICから約30分です。
住所：南秋田郡大潟村中央1-17(大潟村ソーラースポーツライン)
上級者向け
白神サイクリングロングコース(しらかみさいくりんぐろんぐこーす)
秋田県八峰町の石川と藤里町の藤琴とを結ぶ広域林道である林業地域連絡林道米代線(通称：米代フォレストライン)を使ったアップダウンに富んだ約50キロのロングコースです。
起点は藤里町の白神山地世界自然遺産センターで、道中の全区間舗装路の米代フォレストラインは、美しい景色が望める人気のドライブコースでもあり、サイクリングにも走りやすい路面となっています。
そして、米代フォレストラインから白神山地を前にながら温泉施設「八森いさりび温泉ハタハタ館」にゴール。温泉に浸かって疲れをとって、海鮮丼や秋田名物「はたはた」でおなかを満たして戻りましょう。
しかし、クルマ利用の場合は往復100キロ近くになるので、体力と時間を考えながら途中で引き返すことも考えましょう。世界自然遺産センターまでのアクセスは、秋田自動車道・二ツ井白神ICから約20分です。
住所：山本郡藤里町藤琴里栗63(白神山地世界自然遺産センター)
三種町房住山ヒルクライム＆大潟平坦コース(みたねちょうぼうじゅうざんひるくらいむ＆おおがたへいたんこーす)
あきた白神・三種町のヒルクライムと、四季折々の様々な景色がみられる大潟村の平坦な道でのサイクリングが楽しめる約95キロのコースです。
起点の森岳温泉から房住山入口までがヒルクライムで、房住山付近ではコース脇に伐採されたあと、見事自然の力で再生したブナの二次林を見ることができます。後半は、大潟村の東部承水路脇のフラットな側道を景色を楽しみながら、ゆっくり流しましょう。終点の砂丘温泉ゆめろんでは日帰り入浴も可能なので疲れた体をリフレッシュできます。
起点／終点近くに駐車場はないので、クルマ利用の場合は、コース途中の道の駅 五城目を起点／終点にするのがおすすめ。道の駅 五城目までのアクセスは、秋田自動車道・五城目八郎潟ICから約15分です。
住所：南秋田郡五城目町富津内下山内76−1(道の駅 五城目)
秋田男鹿半島の魅力を走りつくせ！ぐるっと一周ロングコース(あきたおがはんとういっしゅうろんぐこーす)
サイクルイベント GREAT EARTH あきた白神男鹿なまはげライドの2019年に使用された延長105キロの周回コースです。
なまはげオートキャンプ場をスタートして、宮沢海水浴場まで海岸沿いを約20キロ走ったのち、折り返して 山場となる標高約344メートルの寒風山を登ります。山頂の回転展望台からは世界遺産の白神山地や鳥海山、日本海、八郎潟残存湖などが見渡せるので、ここで足を休めて景色を楽しみましょう。
休憩したのちに道の駅 おが オガーレ、門前駐車場、男鹿水族館GAO、入道崎 ニュー畠兼を通って、終点なまはげオートキャンプ場に到着します。100キロオーバーはちょっときついなと思われる方には、寒風山の登頂をカットした絶景の西海岸のおいしいとこどり65キロのショートコースを選択しても良いでしょう。
両コースともクルマ利用の場合には、道の駅 おが オガーレを起点とすると利便性が高くおすすめです。道の駅 おが オガーレまでのアクセスは、秋田自動車道・昭和男鹿半島ICから約30分です。
住所：男鹿市船川港船川新浜町1-19(道の駅 おが オガーレ)
秋田県は紹介したように、四季折々の自然を感じられるサイクリングコースが揃っています。初めて訪れた方はその雄大な自然に圧倒されることでしょう。そして、SUVに自転車を積み込んで秋田の自然や人々の生活を肌で感じることができるサイクリングを楽しんでくだい。おいしい郷土料理が味わえるだけでなく、秋田美人にも出会えるかも知れませんよ！