雪道に強いSUV10選

冬が近づくと、運転中に雪でスリップして事故を起こさないか心配ですよね。また、スキー/スノボーを楽しむ道中にSUVを使おうと考えている方は、豪雪地帯を走ることも多いので特に気になるでしょう。そこで今回は、走行モードを切り替え可能、かつ雪道で活躍するスノーモードを用意しているSUVを紹介します。

更新日2022/01/19

スノーモード搭載モデルなら雪道でも安心

SUV 雪

SUVの中には、雪道での走行性能を強めるためにスノーモードが搭載されているモデルもあります。

スノーモードとは一般的に、雪や雨などで滑りやすくなった路面での発進、コーナリング、ブレーキングなどをアシストしてくれる機能です。

具体的には、電子制御によってタイヤのトルクを制御することでタイヤの空転や、ブレーキ時のタイヤロックを防いだり、横滑り装置(ESP)と連動することでスリップを防止してくれます。

雪道でのドライブでは積雪にはまって動けなくなる、走行中にスリップしてしまうといった危険性がありますが、こうしたリスクを低減してくれる機能なのです。

 

雪に強いSUVを一挙紹介

コンパクトSUVだけど4WDも優秀:トヨタ ヤリスクロス(4WD全車)

トヨタ ヤリスクロス 2020

2020年8月の発売から一躍人気車種に躍り出たトヨタ ヤリスクロス。都市での利用を主眼に置いたコンパクトSUVですが、その4WDシステムも優れています。

ハイブリッドE-Four(電気式4WDシステム)の走行モードには、トレイルモードとスノーモードの2種類を用意。スノーモードはアクセル操作に対するトルクを制御することで、雪道でもスムーズな発進が可能です。さらに、急な坂道を下るときに安心なダウンヒルアシストコントロールも装備されています。

トヨタ ヤリスクロス 2019

なお、ガソリン4WDではスノーモードとマルチテレインセレクト(マッド&サンド/ノーマル/ロック&ダート)を用意。さまざまなシーンで活躍できる走行性能も備えています。

また最上級グレードであるハイブリッドZ、Zにはシートヒーターも標準装備されているのが嬉しいですね。

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ランクルに走れない道はない:トヨタ ランドクルーザー300系(全車)

トヨタ 新型ランドクルーザー ZX

2021年8月に発売され、話題沸騰中のトヨタ ランドクルーザー300系。「どこでも走れる」と定評のあるランクルですから、もちろんスノーモードを搭載しています。

搭載されているシステムはヤリスクロスと同じく、マルチテレインセレクトです。走行モードの内訳は少し違っていて、オート/ダート/サンド/マッド/ディープ スノー/ロックの6種類。選択したモードごとに駆動力、サスペンション、ブレーキ油圧を自動で統合制御し、走破性を高めています。

基本的にはオートを選択していても、各種センサーにより路面状況を把握し、駆動力を最適化してくれるので問題ないのですが、スノーモードであればタイヤが埋まってしまうような深雪にも対応してくれます。

もちろん、ダウンヒルアシストコントロールも搭載。さすが、ランクル。抜かりはないですね。

 

シンメトリカルAWDにより高い走破性を発揮:スバル 5代目フォレスター(全車)

スバル フォレスター Xブレイク 21年8月

2018年6月に発表された5代目フォレスターも雪に強いSUVの一つです。

最低地上高220mmと高めに設定されており、雪道に限らずさまざまな悪路に対応。水平対向エンジンと4WDを組み合わせた独自の左右対称パワートレインを搭載しており、高い安定性を発揮します。

また、ダイヤル操作でスノー・ダートモード、ディープ スノー・マッドモードの切り替えが可能なX-MODEを搭載。滑りやすい凍結路や圧雪路ではスノー・ダートモード、タイヤが埋まってしまうような深い雪道から脱出する時はディープ スノー・マッドモードとシーンによって使い分けることができます。加えて、下り坂で速度を一定に保つヒルディセントも搭載されており、さまざまな路面で高い機能を発揮します。

さらに、2018年7月発売モデルはステアリングヒーター、シートヒーターを全グレード標準装備。Xブレイクにはルーフレール、オールシーズンタイヤ、撥水ファブリックと合成皮革のコンビシート、撥水カーゴフロアボードなど、アウトドアに役立つ装備が満載です。

2021年8月の一部改良では、X-MODEに新機能を追加。それまでの機能は、20km以下で停車時にX-MODEが作動し、40kmになると自動で解除される仕組みでしたが、一部改良後のモデルは解除後に35km以下になるとX-MODEが復帰するようになっています。

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コンパクトでも走破性を確保:スバル 3代目XV GT系(1.6i アイサイトを除く)

スバル XV 2017

スバルSUVのエントリーモデルである3代目XV GT系にも、しっかりスノーモードが用意されています。

同車には5代目フォレスターと同じく、X-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)を1.6i アイサイトを除くグレードに標準装備。ちなみに、5代目フォレスターで2021年8月に追加されたX -MODEの新機能は今のところ追加されていません。

3代目XV GT系は2021年12月16日に一部改良を受け、ファブリックシート×フロントシートヒーターを2.0e-S アイサイトとアドバンスに標準装備。冬に嬉しい装備がより充実した一台となっています。

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雪道でのコーナリングも安心:トヨタ 5代目RAV4(ガソリンモデル4WD)

ゴツゴツとしたスタイリングでSUVらしい力強さが感じられるトヨタ 5代目RAV4も、高い悪路走破性を備えています。

最低地上高は195〜200mm。特に、G “Zパッケージ”とアドベンチャーに搭載されているダイナミックトルクベクタリングAWDは、走行状況に応じた前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御するトルクベクタリング機構を搭載。雪道でのコーナリングの際も威力を発揮してくれます。

トヨタ RAV4 2019

さらに、路面状況に応じてロック&ダート/ノーマル/マッド&サンドの3モードを選択できるマルチテレインセレクトや、ダウンヒルアシストコントロールも標準装備。

それに加え、アクセル操作に対するトルクを制御し、雪道でのスムーズな発進に貢献するSNOWモードなど、雪道での走破性を高める機能が満載です。

また、Xを除くグレードにはステアリングヒーターを標準装備。シートヒーターには快適温熱シート+シートベンチレーションが搭載されています。

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前後モーターで駆動力を最適化:三菱 2代目/3代目アウトランダー PHEV(2代目オプション/3代目 全車)

三菱 アウトランダーPHEV 2021

三菱 アウトランダーには、初代から複数の走行モードを搭載するS-AWCという4WDシステムが用意されていました。そんなアウトランダーの2代目より設定されたアウトランダーPHEVにも、もちろんS-AWCが搭載されています。

アウトランダーPHEVに搭載されているS-AWCは、ツインモーター4WDをベースとしており、前後モーターによって4輪の駆動力を最適制御。走行モードにはノーマルモードのほか、運転スタイルで選べるパワーモード、エコモード、路面状況に応じたターマックモード、グラベルモード、スノーモード、マッドモードが用意されています。

スノーモードではタイヤの空転やカーブの膨らみの予兆を素早く検知し、安定した挙動を維持します。

2021年10月にPHEVのフルモデルチェンジが発表された3代目アウトランダー PHEVでは、S-AWCの後輪側にもブレーキAYC機能を追加。これにより、前後輪の駆動力を最適配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪で行うことが可能になり、さらに走行性能が高められています。

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弟分にももちろん搭載:三菱 エクリプスクロス/エクリプスクロスPHEV(4WD全車)

三菱 エクリプスクロス 2018

三菱アウトランダーの弟分に当たる三菱 エクリプスクロス/エクリプスクロスPHEVにも、2020年12月4日の大幅改良を期に、S-AWCが搭載されました。

走行モードの内訳は、ノーマルモード、スノーモード、ガーベルモード、ターマックモード(PHEVモデルのみ)。走行モードは最新モデルである3代目アウトランダーPHEVの方が豊富ですが、こちらも雪道での走行をアシストしてくれる機能が揃っています。

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ALL GRIPで走破性を備えた:スズキ 4代目エスクード(4WD全車)

スズキ エスクード 2018

2021年9月に日本発売を終了したスズキ 4代目エスクード。初代から3代目はラダーフレームを採用した本格クロカンでしたが、4代目はモノコックボディを採用した都市向けのコンパクトSUVでした。

そんな4代目エスクードの4WDモデルでは、スズキの4WDシステム ALL GRIPを装備しており、悪路走行をアシストしてくれます。

ALL GRIPは、電子制御4WDシステム、4モード走行切替機能、車両運動強調制御システムの3つのテクノロジーを統合したスズキ独自のシステムで、走行モードにはオートモード、スポーツモード、スノーモード、ロックモードの4種類を用意しています。

スノーモードを選択すると、トラクションコントロールにより滑りやすい路面でもグリップ力を最大限に確保。タイヤの空転も抑えてくれます。

また、4WDモデルには2段階温度調節機能付の運転席・助手席シートヒーターも標準装備となっていました。

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ジープらしい走破性を発揮:ジープ レネゲード(トレイルホーク/リミテッド 4xe/トレイルホーク 4xe)

ジープ レネゲード 2020

ジープブランドのコンパクトSUVであるレネゲード。そのトレイルホークと、PHEVモデルであるリミテッド 4xe、トレイルホーク 4xeといったグレードには、4WDシステムのセレクテレインシステムとヒルディセントコントロールを標準装備しています。

走行モードにはスポーツ、スノー、サンド/マッド、ロック、オートの5種類を用意。スノーモードは、ABS付4輪ディスクブレーキ、オールスピードトラクションコントロールによってオーバーステアを最小限に抑え、雪道でも力強い安定した走行性能を発揮します。

また、トレイルホークとトレイルホーク4xeは最低地上高も210mmとしっかり確保。またトレイルホークは215/60R17サイズ、トレイルホーク 4xeは235/55R17サイズのマッド&スノータイヤを標準装備していますから、より安心です。

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2WDだけど雪道もイケる:シトロエン C3 エアクロスSUV(シャインパッケージ)

シトロエン C3 エアクロス 2019

続いて紹介したいのはフランスの自動車メーカー、シトロエンが手がけるC3 エアクロスSUVです。

駆動方式は2WD(FF)のみ。全長4,160mm×全幅1,765mm×全高1,630mmのコンパクトなサイズで、一見するとSUVのデザインを取り入れただけにも見えますが、走行性能もしっかり考えられています。

シトロエンの誇るグリップコントロールは、シャインパッケージに標準装備。路面状況に合わせてトラクションを最適化できます。

走行モードはノーマルモード、スノーモード、マッドモード、サンドモード、オフモードの5種類。スノーモードは雪道や凍結路に対応したモードで、ノーマルモードよりもトルクの伝達を緩やかにすることで、発進加速をスムーズにアシストします。ヒルディセントコントロールも組み合わされており、下り坂でも安心です。

4WDを採用していない理由は、車重増による燃費の悪化を防ぐため。そのため、WLTCモード燃費は14.7km/Lと日常使いでも問題ない値に収まっています。

その他にも、5人乗車時で410Lの荷室容量を備え、リアシートを倒せば1,290Lまで拡大できる荷室の広さも魅力。助手席を折りたためば2.4mの長尺物も搭載できるので、スキー板やスキーストックを載せたい場合も安心です。

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ここまで雪道に強いSUVを10台紹介してきました。近年は路面状況に合わせて駆動力を配分してくれる電子制御4WDも増えています。雪道に強いSUVをお探しの方は参考にしてみてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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