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【三菱 新型アウトランダーPHEV発売】トヨタ ハリアー最上級グレードとどっちがおすすめ?
2021年12月16日、三菱 新型アウトランダーPHEVが発売されました。その価格帯は462万1100円〜532万700円と、4代目ハリアーの最上級グレード、 Z ”レザーパッケージ” ハイブリッド・E-Four 504万円と競合します。 この記事では、三菱 新型アウトランダーPHEV G 7人乗り・4WD (499万6200円)とトヨタ 4代目ハリアー Z ”レザーパッケージ” ハイブリッド・E-Four(504万円)を比較していきます。
更新日2022/01/29エクステリア比較
【新型アウトランダーPHEV】SUVらしい堂々としたデザイン
まずは、両者のサイズとエクステリアを比べてみます。
三菱 新型アウトランダーPHEV G 7人乗り・4WD(以下、新型アウトランダーPHEV)のボディサイズは、全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mm(Mのみ1,740mm)で、ホイールベースは2,705mm。新しく7人乗りが設定されたことにより、先代よりも全長が+15mm、全幅+60mm、全高+35mmとなり、ホイールベースも35mm拡大されています。
エクステリア(外装)は新コンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を採用。先代のフロントデザインコンセプトであるダイナミックシールドを改良しており、SUVらしい堂々とした存在感を強調したデザインが特徴です。
また、Mを除くグレードには20インチアルミホイールを採用。足元の力強さも高めています。さらにボディカラーには、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、このモデルで新設定されたブラックダイヤモンドの3種類を含む、全10色を設定しています。
【4代目ハリアーハイブリッド】美しいクーペフォルムが特徴
4代目ハリアー Z ”レザーパッケージ” ハイブリッド・E-Four(以下、4代目ハリアーハイブリッド)のボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm、ホイールベースは2,690mm。意外にも4代目ハリアーハイブリッドの方が全長は長いですが、その他は新型アウトランダーPHEVの方がゆとりのあるサイズとなっています。
また、精悍な印象を与えるシグネチャーランプや流麗なスタイリングも特徴です。ボディカラーにはプレシャスブラックパールをはじめ、彩度を抑えたカラーを中心に全7色を設定。陰影の美しい変化をアピールすることで、高級感を高めています。
三菱 新型アウトランダーPHEVはSUVらしい力強さが感じられるワイルドなデザイン、4代目ハリアーハイブリッドは流麗さが感じられる美しいクーペフォルムが特徴となっています。
インテリア比較
【新型アウトランダーPHEV】広い室内と荷室
続いて、三菱 新型アウトランダーPHEVのインテリア(内装)を見ていきましょう。
インテリアカラーにはブラックとライトグレーの2色を用意。車体の傾きが感じ取りやすい水平基調のデザインが特徴で、シート表皮はコンビネーション(人工皮革×合成皮革)です。
さらに、モニターやメーターは視認性の高さに、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作性の節度感にこだわられており、視覚と触覚との両方で上質感を高める「三菱タッチ」という考えを取り入れたデザインとなっています。
室内長は、7人乗り仕様が2,450mm(5人乗り仕様車は1,920mm)、室内幅は1,520mm、室内高は1,240mm。また、7人乗り仕様車の荷室容量は469L(5人乗り仕様車の荷室容量は498L)となっています。
【4代目ハリアーハイブリッド】高級感がある装備
4代目ハリアーハイブリッドも黒を基調としたデザインで、馬の鞍をイメージしたセンターコンソールが特徴的。シート表皮には本革が使用され、ナビゲーションにはT-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステムと、12.3インチのタッチ式ナビゲーションが標準装備されています。
三菱 新型アウトランダーPHEVにもフル液晶ドライバーディスプレイ(12.3インチ)が用意されていますが、同等のサウンドシステムは標準装備されません。
室内長は1,880mm、室内幅は1,520mm、室内高は1,215mm。荷室容量は409Lとなっています。
室内や荷室の広さという面では三菱 新型アウトランダーPHEVに軍配が上がりますが、高級感では4代目ハリアーハイブリッドの方が優れています。
走行性能比較
【新型アウトランダーPHEV】ワンペダル走行が可能
アウトランダーPHEVの駆動用バッテリーは、先代の300V/13.8kWhから350V/20kWhに大容量化。これにより、EV走行換算距離(等価EVレンジ)もWLTCモードで57.6km(先代)から87km(Mグレード)まで延長しました。
さらに、フロントとリアのモーター、駆動用バッテリーの出力は約40%も向上。これにより、極力エンジンを使わないモーター走行が楽しめます。
それに加えて、アクセルペダルの操作のみで加減速が可能なイノベーティブペダル オペレーションモードを新設定。アクセルとブレーキの踏み替えが減るので、ハンドル操作に集中できます。
充電時間はAC200V/15Aで約7.5時間(満充電)。急速充電は約38分(80%)です。スペックは以下の通りです。
・エンジン
最高出力:98kW(133PS)/5,000rpm
最大トルク:195Nm(19.9kgm)/4,300rpm
・モーター
最高出力:85kW(116PS)〔前〕/100kW(136PS)〔後〕
最大トルク:255Nm(26.0kgm)〔前〕/195Nm(19.9kgm)〔後〕
・燃費
WLTCモード燃費:16.2km/L
【4代目ハリアーハイブリッド】低燃費が魅力
4代目ハリアーハイブリッドは、2.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステムを搭載。スペックは以下のようになっています。
・エンジン
最高出力:131kW(178PS)/5,700rpm
最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3,600〜5,200rpm
・モーター
最高出力:88kW(120PS)〔前〕/40kW(54PS)〔後〕
最大トルク:202Nm(20.6kgm)〔前〕/121Nm(12.3kgm)〔後〕
・燃費
WLTCモード燃費:21.6km/L
意外にも、4代目ハリアーハイブリッドの方が低燃費です。
4WDシステムは新型アウトランダーPHEVに軍配
次に4WDシステムを比べてみましょう。
新型アウトランダーPHEVでは、前後にモーターを搭載するツインモーター4WD・S-AWCを改良。前後輪の駆動力を最適配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪で行うことが可能になりました。
また走行モードが豊富で、ノーマルモード、エコモード、パワーモード、ターマック(舗装路)モード、グラベル(砂利道)モード、スノーモード、マッドモードを用意しています。
4代目ハリアーハイブリッドにはこうした4WDシステムはないので、新型アウトランダーPHEVの方が4WDシステムは優れています。
安全性能比較
安全性能も新型アウトランダーPHEVがやや優れる
安全機能は、三菱 新型アウトランダーPHEVがe-Assist(イーアシスト)とMI-PILOT(マイパイロット)、RAV4 PHVはToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備しています。
どちらも緊急ブレーキや踏み間違い防止装備、高速道路同一車線運転支援システムなどを備えており、内容には大きな違いがありません。
強いて違いをあげるとするならば、アウトランダーPHEVには標識認識システム[TSR]が標準装備されています。
ここまで2車の性能を比較してきました。新型アウトランダーPHEVには7人乗りが用意されており、ワンペダル走行が可能で走行モードも豊富。荷室も広いなど、さまざまなレジャーにも対応できる一台となっています。
一方4代目ハリアーハイブリッドも、日常使いでの燃費の良さや高級感あるデザインなどの魅力があります。それぞれの長所を理解して選んでみてください。
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文・SUV FREAKS編集部
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