プロモーション

【人気のミドルサイズSUVを比較】トヨタ カローラクロス vs マツダ 2代目CX-5

2021年9月に発売されたトヨタのミドルサイズSUV、カローラクロス。2022年5月にはSUV新車販売台数2位に輝くなど、一躍人気モデルとなりました。では、人気のミドルサイズSUVと比べるとどうなのでしょうか?

更新日2022/06/30

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD) vs 2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドS 2021

名古屋の某ディーラーによると、トヨタ カローラクロスは最上級グレードのハイブリッドZが最も人気が高く、なかでもキャンプ等のアウトドアにあまり行かない「街乗りメイン」の方は2WDを選択することが多いそうです。

そこで、今回はカローラクロス ハイブリッドZ(2WD)299万円をチョイス。同じく街乗り向けの2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)290万9500円と比較してみました。

 

エクステリア比較

【カローラクロス】都会的なプロポーション

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2021

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)のボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm。「アーバン・アクティブ」がコンセプトで、都会的かつ堂々としたプロポーションが特徴です。

主なターゲットは30〜40代のファミリー層。都市部でも使いやすく、レジャーにも対応できるサイズです。

■ボディカラー
ボディカラーは洗練された雰囲気を持つ以下の全8色を用意。
・セメントグレーメタリック
・シルバーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・アバンギャルドブロンズメタリック
・ダークブルーマイカメタリック
・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(メーカーオプション+3万3000円)
・センシュアルレッドマイカ(メーカーオプション+3万3000円)
・プラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション+3万3000円)

■灯火類&ホイール
・Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDクリアランスランプ& LEDデイタイムランニングランプ
・LEDフロントフォグランプ
・リアコンビネーションランプ(LEDライン発光テール&ストップランプ+ターンランプ)
・225/50R18タイヤ&7Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付)

最上級グレードのため、装備が充実しています。

ヘッドランプに採用されているBi-Beam LEDヘッドランプは、ハイビーム、ロービームを1灯の光源で切り替えることができる優れもので、一般的な2灯式のLEDライトに比べると消費電力がおさえられ、視認性も優れています。

ルーフレールも標準装備されているため、アウトドアユーザーにも嬉しいですね。

 

【2代目CX-5】魂動デザインによるスタイリッシュなデザイン

2代目CX-5 2021

2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)のボディサイズは全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mm。カローラクロスよりもボディサイズが大きいのが特徴です。

■ボディカラー
ボディカラーは以下の8色を用意。マツダが近年採用する「魂動(こどう)デザイン」と組み合わされることで、上品さが感じられる配色が魅力です。

ボディカラーの数はカローラクロスと同じです。

・ジェットブラックマイカ
・ソニックシルバーメタリック
・ソウルレッドクリスタルメタリック(メーカーオプション+7万7000円)
・スノーフレークホワイトパールマイカ(メーカーオプション+3万3000円)
・ポリメタルグレーメタリック
・ディープクリスタルブルーマイカ
・ジルコンサンドメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック(メーカーオプション+5万5000円)

■灯火類&ホイール
・LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム:オートレベリング[光軸調整]機構付)&ユニット内シグネチャーLEDランプ
・LEDリアコンビランプ&ユニット内シグネチャーLEDランプ
・225/65R17 17インチアルミホイール(シルバーメタリック塗装)

灯火類は、カローラクロスと同じくLEDを採用。カローラクロスにはないオートレベリング機能が標準装備されるのが特徴です。

しかし、LEDフォグランプが採用されず、アルミホイールも17インチになるなど、やや装備は見劣りします。やはり最上級グレードであるカローラクロス ハイブリッドZ(2WD)の方が、装備が豪華です。

カローラクロスの中古車情報を見てみる

 

インテリア比較

【カローラクロス】質感が高く機能も充実

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2WD 2021

カローラクロスのインテリア(内装)は全グレード共通でブラックで、落ち着いたカラーです。また、室内照明には全てLEDが採用されており、上質感も高められています。

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)ではシート表皮に本革+ファブリックを採用。シートの形状はスポーツシートとなっているので、高いホールド性を発揮します。

さらに、シート周りには以下のような機能も標準装備されています。

・運転席8ウェイパワーシート
・シートヒーター(運転席・助手席)
・電動ランバーサポート(運転席/2ウェイ)
・左右独立温度コントロールフルオートエアコン(前席集中モード付)
・クリーンエアフィルター(花粉除去・脱臭機能付)
・後席エアコン吹き出し口

ちなみに前席集中モードとは、後席に乗員がいない場合に運転席にのみ空調を効かせてくれるシステムです。

トヨタ カローラクロス 2021

リアシートは6:4分割可倒式(リクライニング機能[2段階]付)。荷室容量は5人乗車時で487Lで、ラゲージ開口部は地面から720mmと低めに設定されており、荷物の出し入れがしやすいのが魅力です。

また、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付)も標準装備されているので、両手がふさがっている際の荷室の開閉も便利です。

 

【2代目CX-5】シックなデザイン、広い荷室を用意

マツダ 2代目CX-5 2021

2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)のインテリアはブラック。インパネやドアトリムにはガンメタリックの加飾がされています。全体的にシックでスタイリッシュなデザインです。

また、シート表皮にはクロスシートを使用。さらに、シート周りには以下のような機能も標準装備されています。

・運転席10ウェイパワーシート
・シートヒーター(運転席・助手席)
・フルオートエアコン(運転席/助手席独立コントロール機能+花粉除去フィルター付)
・リアベンチレーター(風向調整式)

10ウェイにはランバーサポートも含まれており、後席エアコン吹き出し口とリアベンチレーター(風向調整式)もほぼ同じ機能ですので、機能に違いはありません。しかし、クロスシートを使用する分、質感は劣ります。

マツダ 2代目CX-5 2021年11月改良モデル フィールドジャーニー

荷室容量は5人乗車時で505L(サブトランク含む)。リアシートは4:2:4分割です。荷室の開閉はパワーリフトゲートを標準装備。スマートキーによってバックドアを自動で開閉できますが、ハンズフリー機能はオプションです。

荷物の積みやすさはカローラクロスに軍配が上がりますが、荷室の広さやシートアレンジは2代目CX-5の方が優れています。

 

走行性能比較

燃費はカローラクロス、最高出力は2代目CX-5

トヨタ カローラクロス ハイブリッドZ 2WD 2021

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)は1.8L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーターを搭載しています。スペックは以下の通り。

■エンジン
最高出力:72kW(98PS)/5,200rpm
最大トルク:142Nm(14.5kgm)/3,600rpm

■フロントモーター
最高出力:53kW(72PS)
最大トルク:163Nm(16.6kgm)

■リアモーター
最高出力:5.3kW(7.2PS)
最大トルク:55Nm(5.6kgm)

■システム値(エンジンとモータを合わせた値)
90kW(122PS)

■燃費
WLTCモード燃費:26.2km/L

CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)は2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。スペックは以下の通り。
■エンジン
最高出力:115kW(156PS)/6,000rpm
最大トルク:199Nm(20.3kgm)/4,000rpm
■燃費
WLTCモード燃費:14.6km/L

ハイブリッドである分、カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)の方が燃費が優れています。

一方、CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)の方が排気量が大きい分、パワフルです。

 

安全性能比較

安全装備は2代目CX-5に軍配

トヨタ カローラクロス 2021

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)はToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備。以下の機能を搭載しています。
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・ロードサインアシスト[RSA]

一方、2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)は以下のような機能を標準装備しています。

・スマートブレーキサポート(SBS)[前方検知機能/後方検知機能/後進時左右接近検知機能]
・AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]
・マツダレーダークルーズコントロール[全車速追従機能付]
・レーンキープアシストシステム(LAS)
・車線逸脱警報システム(LDWS)
・ブラインドスポットモニタリング(BSM)
・後側方接近車両検知(RCTA)
・ドライバーアテンションアラート(DAA)
・交通標識認識システム
・アダプティブLEDヘッドライト
・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)

どちらも緊急ブレーキやクルーズコントロールなどの先進の安全装備を搭載しており、安全性能はほぼ同じと言っていいでしょう。

強いていうなら2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)の方が、ドライバーの疲れを検知して警告を発するドライバーアテンションアラート(DAA)を搭載しており、やや安全装備が優れています。

CX-5の中古車情報を見てみる

 

ここまで2車を比較してきました。

カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)は最上級グレード、2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)のエントリーグレード(特別仕様車を除く)といった違いがありましたが、機能の違いはほぼありません。

しかし、カローラクロス ハイブリッドZ(2WD)は装備が全体的に豪華になります。また、2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)よりも、低燃費です。

一方で、2代目CX-5 20S プロアクティブ(ガソリンモデル、AT、2WD)の方が、荷室が広く、走りもパワフルです。レジャーの荷物もガンガン積み込めるでしょう。

装備内容や、荷室の広さを比べてご使用状況に合った一台を選んでみてください。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!

—————————–
文・SUV FREAKS編集部

SUV専門のWEBマガジンです。
キャンプや釣りなどの用途や予算別のおすすめSUVの紹介、新型モデルの解説、ライバル比較など、SUVのご購入時にお役立ちの情報から最新ニュースまで幅広い情報を発信しています。

公式facebook:SUV Freaks SUVを楽しむ人のための情報メディア