プロモーション

2018年夏にホンダCR-Vが復活!先代モデルを振り返る

2016年に国内での販売が終了したホンダのSUV、CR-Vが2018年夏に復活します。そこで、新型がどのような進化を遂げたのかを知るために、先代モデルがどんな車だったのかを振り返ってみましょう。

更新日2018/06/18

CR-Vってどんなクルマ?

 

ホンダ CR-V 2011

※画像は2011年モデルの画像です。

CR-Vは1995年に発売。4代目は、2016年に国内向けの販売が終了しましたが、北米では販売が継続され2016年まで累計販売台数は約400万台を記録しました

日本国内ではカタログ落ちした4代目ですが、ゆとりのある居住スペースに、ストラップを引くだけで、シートバックとヘッドレストが格納され、荷室を拡大することができるワンモーションフォールダウンリアシートを採用するなど、居住性、荷室のユーティリティーともに充実。

新開発された4WDシステムであるREAL TIME AWDは、FFでの走行を基本とし、道路状況に合わせて、電子制御により4WDシステムに切り替えることで、悪路走破性や直進安定性を高めたほか、低燃費にも貢献していました。

また4代目で追加された2.0Lエンジンに関しては、FF専用とするなど、現在のクロスオーバーSUVの流れを先取りしたようなパッケージでした。

ところが、北米を中心とした海外においてより大きな居住スペースと余裕あるパワーユニットが求められた結果、ボディとエンジン排気量を拡大し、北米のミドルクラスとなった3代目のコンセプトを引き継いた設計の4代目は、3代目より全長を短縮し、エンジンには2.0Lを追加したものの日本国内では販売に苦戦を強いられることになりました。

 

4代目CR-Vのスペック

主要スペック

全長/全幅/全高(mm):4,535/1,820/1,685
ホイールベース(mm):2,620
地上最低高(mm):170
車両重量(kg):1,460~1,540
乗車定員(名):5

 

エンジンのスペック

2.0L エンジン

種類:2.0L 直列4気筒エンジン
最高出力:110kW(150ps)/6,200rpm
最大トルク:191N・m(19.5kgf・m)/4,300rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:14.4km/L
駆動方式:FF
トランスミッション:無段変速オートマチック

 

2.4L エンジン

種類:2.4L 直列4気筒エンジン
最高出力:140kW(190ps)/7,000rpm
最大トルク:222N・m(22.6kgf・m)/4,400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:11.6km/L
駆動方式:4WD
トランスミッション:電子制御5速オートマチック+パドルシフト

 

モデルチェンジの変更点

CR-V 2017 中国

※画像は2017年に発売された中国仕様のCR-Vです。

 

新型CR-Vについては、まだ正式発表前ですが、すでに発売されている北米仕様や専用サイトからおおよその内容が判明しています。

ボディスタイルはウィング形状のLEDライトでフロント周りをシャープにさせ、張り出したフェンダーの力強いデザインとなっています。

パワーユニットに関しては1.5L 直噴ターボのガソリンモデルと、2.0L i-MMDのハイブリッドモデルが用意されておりどちらもCR-V としては初採用となります。また、ガソリン車に7人乗り3列シート仕様がラインナップされたのも、大きな進化といえるでしょう。ちなみに、北米市場向けに販売されている2.4Lエンジンは、日本では販売されません。

主要装備に関しては、以下のようになります。

 

全タイプ標準装備

・Honda SENSING

(衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉、歩行者事故低減ステアリング、渋滞追従機能付ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉、LKAS〈車線維持支援システム〉、路外逸脱抑制機能、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、オートハイビーム)
・ブラインドスポットインフォメーション
・1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC2.0対応車載器
・8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)
・LEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)
・運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後、メモリー機能付)
・運転席4ウェイ電動ランバーサポート
・運転席&助手席シートヒーター
・電子制御パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド機能

タイプ別装備

・電動パノラミックサンルーフ
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・本革シート
・助手席4ウェイパワーシート
・ルーフレール

安全性能に関しては、ホンダセンシング全車標準装備しています。そのほかの主要装備について、運転席8ウェイパワーシート/4ウェイ電動ランバーサポート 、運転席&助手席シートヒーター などが標準装備され、快適性が向上しています。

 

 

この夏にフルモデルチェンジされて日本市場にカムバックするCR-V。現在、SUVブームの最中にあり、3ナンバーのミドルクラスに属する、マツダ CX-5やCX-8が好調な日本なら、リベンジも十分に可能なように思えます。新しいボディと最新のパワーユニット、そして安全性能を装備した新型CR-Vの登場まで、もうしばらく待ちましょう。