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2018年6月6日受注開始!メルセデス・ベンツ 新型Gクラスの特長をご紹介!

メルセデス・ベンツの最高級クロスカントリービーグルとして1979年に初代モデルが発売されて以来、基本的な設計をそのままに大きなモデルチェンジすることなく伝統と品質を守り続けたGクラス。販売開始から40年目となる2018年に待望のフルモデルチェンジを果たしました。時代と共に変化することを求められ、抜根的なモデルチェンジは避けられない昨今の自動車業界においてGクラスはどのような進化を遂げたのでしょうか?

更新日2018/08/02

エクステリアの特長

一見するとこれまでのGクラスとどこが変わったかわからない程、スクエアフォルムの旧モデルデザインを踏襲している外観。しかし、その細部に目を向けると、なるほどフルモデルチェンジとあってメルセデスのこだわりが見えてきます。

旧モデルではすべてのガラスが平面だったのに対し、新モデルはリアウィンドウを除いてすべて微細な曲面を描いており、エアロダイナミクスを向上させています。さらに、ボディサイズも旧モデルと比べて、全長は53mm、全幅は64mm拡大され、ますます強い存在感を感じさせます。

他にも新デザインのフロントラジエターグリル、フロントバンパー、丸形のLEDヘッドライト/LEDリアコンビネーションランプを採用するなど細部に最新のメルセデスらしさが表れています。

 

フレーム&サスペンションの特長

新型Gクラスでは、誕生以来使い続けてきた信頼性の高いラダーフレームを設計しなおすことにより、旧モデルよりもさらに剛性と安全性を高めることに成功しました。

そのフレームには新開発の専用サスペンションが直結しており、フロントには独立懸架式のダブルウィッシュボーン、リアには左右各4本のトレーリングアームとパナールロッド1本を備えた新型リジッドアクスルが採用されています。これにより、旧モデルより最低地上高が上がり、オンロード時の快適性とオフロード時の走破性を両立。

 

インテリアの特長

インテリアでは助手席前方にあるグラブハンドルや、3つのディファレンシャルロックを操作するスイッチなどオフローダーらしいGクラスの伝統を守りつつ、12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2枚が1枚のガラスカバーの下で視覚的に融合したワイドスクリーンを採用するなど最新のメルセデスと同水準となっています。さらに、全長・全幅の大型化に伴い運転席と助手席だけでなく、後席の居住性を大幅に向上させました。

 

パワートレイン

4リットルV型8気筒ツインターボエンジンに9速ATを組み合わせた新型Gクラスにはダイナミクスセレクトによって5つのドライブモードが設定されています。「コンフォート」、「スポーツ」、「エコ」、「インディビジュアル」の4モードに加え、新たに「Gモード」が選択可能となりました。この「Gモード」は通常の2倍以上の駆動力を発揮するオフロード用低速ギアの「LOW RANGE」を選択した場合に有効になり、シャーシの調整式ダンパーとステアリング、アクセル特性を変更し、最適なコントロールと最大限の悪路走破性を確保します。

 

安全装備

安全装備にはメルセデスが誇る最新のセーフティ技術が惜しげもなく投入されています。

車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターし危険を警告する「ブラインドスポットアシスト」、衝突回避をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」、衝突時の乗員へのダメージを最低限に抑える「PRE-SAFE」、一般道や高速道路の制限速度を表示する「トラフィックサインアシスト」などを含めたレーダーセーフティパッケージを標準装備しています。

また、街乗りでの駐車に役立つ「360度カメラシステム」や「アクティブパーキングアシスト」も標準装備しています。

 

グレード&新車価格

G550:1,562万円(メーカー希望小売価格)

メルセデスAMG G63:2,035万円(メーカー希望小売価格)

 

スペック

・G 550

全長×全幅×全高:4818mm×1931mm×1969mm

ホイールベース:2890mm

車両重量:-

乗車定員:5名

サスペンション:【前】ダブルウィッシュボーン 【後】リジッドアクスル

トランスミッション:電子制御9速AT

駆動方式:4WD

タイヤ:(前)275/55R19 (後)275/55R19

エンジン:3982cc V型8気筒DOHCツインターボチャージャー付

最高出力:310kW(422ps)/5250~5500rpm

最大トルク:610Nm(62.2kgm)/2000~4750rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

JC08モード燃費:-

 

・AMG G 63

全長×全幅×全高:4873mm×1984mm×1966mm

ホイールベース:2890mm

車両重量:-

乗車定員:5名

サスペンション:【前】ダブルウィッシュボーン 【後】リジッドアクスル(AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション 標準装備)

トランスミッション:電子制御9速AT

駆動方式:4WD

タイヤ:(前)275/55R20 (後)275/55R20

エンジン:3982cc V型8気筒DOHCツインターボチャージャー付

最高出力:430kW(585ps)/6000rpm

最大トルク:850Nm(86.7kgm)/2500~3500rpm

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

JC08モード燃費:-

 

なぜメルセデスのGクラスが40年間愛され続けてきたのかという問いの答えは、長い歴史の中で確立された「強い個性」にあると考えます。今のクルマには無い直線的で力強いデザインはオーナーの所有感を満たしてくれます。

今回のフルモデルチェンジではGクラスの持つ「強い個性」を残しつつ、最新技術を多数投入して大幅に改良されました。そこには、Gクラスにはこれからもメルセデスのアイコンとして多くの人に愛され続けるクルマであって欲しいと願う技術者の思いが込められているように感じます。

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