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スズキ ハスラーってどんなクルマ?
2014年の発売以来、高い人気を維持しているスズキ ハスラー。トールワゴンをベースにSUV化した軽クロスオーバーは、2015年次のカーオブザイヤーをRJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)と日本自動車殿堂の2団体で受賞しました。 この記事では、2018年9月現在、販売されているモデルについて解説します。
更新日2018/09/13ハスラーってどんなクルマ?
軽ワゴンとSUVのクロスオーバーという新ジャンルであることと、親しみやすく個性的な外観、広く使い勝手に優れる室内空間、優れた走りと低燃費を実現し、近年では数少ない大ヒットモデルとなりました。全国軽自動車協会の軽四輪車新車販売台数によると、発売初年で10万4,233台を記録しています。
発売から約4年半の間に、6つの特別仕様車がリリースされており、現在はJスタイルIII、FリミテッドⅡ、タフワイルドの3車種が発売中です。
エクステリアの特長
ハスラーと言えば、2トーンルーフとボディカラーの豊富なバリエーションも特長です。特別仕様車も合わせると非常に多くのカラーの組み合わせを楽しむことができます。
また、SUV然とした前後の樹脂バンパーとフェンダーアーチは、力強い踏ん張り感を演出しています。
廉価モデルに標準装備となるスチールホイールも、ルーフ色に合わせてガンメタとホワイトの2色が設定されていることからも、従来にないボディカラーへのこだわりを持っているクルマだということが分かります。
ちなみに購入層の3分の2以上を女性が占めるといわれる軽自動車マーケットにおいて、女性人気は販売台数増に必要不可欠なもの。そういった理由から、女性に訴求する非常にビビッドなカラーが多く採用されているのです。
インテリアの特長
エクステリアと同じく、ポップなイメージで仕上げられたインテリアは、発売から4年以上が経過した今でも古さを感じさせません。
スタンダードのホワイトカラーパネルのほかに、パッションオレンジ/ホワイト2トーンルーフのボディカラーを選べばオレンジのカラーパネルに、アクティブイエロー/ブラック2トーンルーフのボディカラーを選べばイエローのカラーパネルがセットされます。
フロアに防汚処理が施されたラゲッジには、アクセサリーソケットも装備(Aを除く)。また、ヘッドレストを外して助手席を前に倒せばシートバックがテーブルになったり、頭上のスペースを有効活用するためのユーティリティナットが天井部分に準備されているなど、アウトドアユースを意識した作りとなっています。
走行性能
軽自動車の中では、スズキの独壇場となっているマイルドハイブリッドシステムの「S-エネチャージ」によって、790kgの軽量な車体には必要十分なパワーをモーターアシストで発生させ、ノンターボ車でも信号発進でパワー不足を感じることはありません。
また、ワゴンRよりも柔らかめに設定されている印象の足回りは、レジャーに遠出することも想定されており、高速道路などでも快適な乗り心地を実現しています。
安全性能
売れ筋となるGグレードには、自動ブレーキシステムである「レーダーブレーキサポート」を標準装備(5MT車を除く)、対車両や対障害物に対して自動ブレーキ機能や誤発進抑制機能を発揮します。
さらに高度なサポートを求めるのであれば、「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備する上級グレードのX、Xターボがお勧めです。安全性能に関心の高い現在では、たとえ下位グレードだとしても最新の自動ブレーキシステムを選べるようになれば良いと思われます。
スペック
ハスラー Gのスペック(FF/CVT)
全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,665mm
ホイールベース:2,425mm
車両重量:790kg
乗車店員:4名
サスペンション:(前)マクファーソンストラット式コイルスプリング
(後)アイソレーテッド・トレーリング・リンク式コイルスプリング
タイヤ(前後):165/60R15
エンジン:0.66L 直列3気筒
最高出力:38kW(52ps)/6,500rpm
最大トルク:63Nm(6.4kgm)/4,000rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:2WD(FF)
JC08モード燃費:32.0km/L
個性的なデザインとラフロードの走破性、さらに十分な室内空間のパッケージングで「遊べる軽」というキャッチコピーで大ヒットを記録し、軽クロスオーバーという新ジャンルを開拓したハスラーは、思わずレジャーに出かけたくなる1台です。