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パリモーターショー2018に出展された注目のSUV6選

2018年10月4日に開催されたパリモーターショー。世界で最も古い歴史を持つモーターショーであり、2018年で120周年を迎えます。この記事では、今回のパリモーターショーに出展された注目のSUVを6車種紹介します。

更新日2019/05/08

BMW X5

BMW X5 2018

ワールドプレミアとなった第4世代のBMW X5。エクステリアに精緻さ、卓越性、強靭性を明瞭に強調する新デザインを採用。インテリアは、モダンで高級感があり、広々としたスペースを実現しています。

エンジンは従来型の改良に留まるも、4輪駆動システムには最新のBMW xDrive搭載。足回りには、Xシリーズに初めて採用されたいくつかのシステムにくわえ、2アクスル・エア・サスペンション、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング、オフロード・パッケージなどが、走行快適性やオフロード性能、オンロードでのスポーティな乗り味に寄与しています。

また運転支援機構には、新たにステアリング&レーン・コントロール・アシスト、リバース・アシストを装備。さらに、フルデジタルコックピットには、BMWライブ・コクピット・プロフェッショナルを採用、情報表示および操作システムにはBMWオペレーティング・システム7.0が用いられています。

 

メルセデス・ベンツ GLE

メルセデス・ベンツ GLE 2018

メルセデス・ベンツ では、新型GLE 450 4MATIC EQ Boostがローンチされました。

GLE 450 4MATICのトピックは、足回りに48V電源システムを利用したE-アクティブ・ボディ・コントロールが世界で初採用したこと。同システムは、新開発のエアサスを電気的に制御し、ロール、ピッチング、スクワットなどの挙動を制御し、安全性と乗り心地を高めています。

4WDシステムの4MATICは、前後可変トルク配分型で、走行モードに応じて0-100%でトルクを分配します。

エンジンには、新開発された直列6気筒ガソリンを搭載。最高出力270kW(367hp)、最大トルク500Nmを発揮。さらに、EQ Boostを搭載します。EQ Boostには、オルタネーターとスターターを兼ねる電動モーター、ISGが装備されており、最高出力16kW(22hp)、最大トルク250Nmを低回転時にアシストします。

他にも大型化されたインフォテイメントシステムのスクリーンや解像度720×240ピクセルのフルカラーヘッドアップディスプレイを採用。また、オプションで3列目シートを用意し、広々とした室内空間を実現しています。

新型GLEは、2019年にアメリカ、ヨーロッパ、中国で販売される予定です。

 

ポルシェ マカン

ポルシェ マカン 2018

マカンは、おもに足回りとコネクティビティに改良が行われました。

まずシャシーが新しくチューニングされ、快適性も向上しています。それに加えて、ホイールは標準が18インチ。オプションで21インチが用意されます。

フルタイム4WDの駆動方式に、ポルシェトラションマネージメントが組み合わせられ、ダイナミックな走りを実現します。

前後ライトは、新しいデザインのLED式。リアに採用された3Dデザインの4灯式ブレーキライトが個性を主張します。

コネクティビティでは、スクリーンを7.1インチから10.9インチに拡大し、パナメーラやカイエン同様に画面をカスタマイズできるポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)を標準装備。ほかにも、LTE通信モジュールとSIMカードリーダーを備えたポルシェコネクトプラスやWLANホットスポットなども標準装備しています。

キャリーオーバーされた2.0L 4気筒ターボエンジンは、最高出力185kW(245ps)、最大トルク370Nmを発揮。0-100km/h加速は6.7秒、最高速度225kmの運動性能を実現しています。NEDOに基づく燃費は8.1L/100km(約12.3km/L)と好燃費です。

 

シトロエン C5 エアクロス

シトロエンは、SUVのフラッグシップモデルとなるC5 エアクロスのワールドプレミアを行いました。

ボディは、全長4.5mのミドルサイズ。2列シートの後席は3名分が、独立してスライド、折畳み、リクライニングが可能。トランクスペースは、クラス最高の580~720Lを確保しています。

エンジンは高出力と環境性能を両立させたガソリンとディーゼルで、130hpから180hpの出力で数種類が用意される予定です。変速機は電子制御8速AT、ETAを採用しています。

インストルメントパネルはフルデジタルで、12.3インチのTFT液晶、タッチスクリーンには8インチパネルを採用しています。先進安全装備では新しく20の機能を採用。高速道路でのドライバー・アシストを含むレベル2の自動運転技術を搭載しています。

エクステリアは7色のボディーカラーとブラックのツートンルーフなどを組み合わせることで30種類のカスタマイズ可能。インテリアも5種類から選択できます。

 

DS 3 クロスバック  E-TENSE

DS 3 クロスバック

DSブランド の最新モデル、DS 3 クロスバックは、都市生活者向けコンパクトクロスオーバーです。

パワートレインは、PureTech(ガソリンエンジン)、BlueHDi(ディーゼルエンジン)、E-Tense(EV)の3種類です。

E-Tense搭載される電気モーターは、最高出力100kW(136hp)、最大トルク260Nmを発生し、0~50km/h加速で3.3秒、0~100km/h加速で8.7秒と俊敏です。後続距離はWLTPサイクルで320km、NEDCサイクルで430kmと実用的です。

搭載バッテリーは50kWhのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は三相型11kW充電ウォールボックスで5時間、公共の100kW急速充電システムなら30分で80%の充電が可能です。

欧州発売時期は2019年後半の予定で、DSブランドの電動化車第1弾となります。

 

DS 7 クロスバック  E-TENSE 4×4

DS 7 クロスバック

DS 7 クロスバックのプラグインハイブリッドが、DS 7 クロスバック E-TENSE 4×4です。プラグインハイブリッドシステムの最高出力は300hp、最大トルクは450Nmを発揮します。エンジン単体では最高出力200hpを発揮し、前後2基のモーターがそれぞれ 80kWを発揮します。

駆動方式は、電動リアアクスルを採用した4WD。EVによるゼロ・エミッション走行モードの航続距離は、WLTPサイクルで50km。床下に搭載される13.2kWのリチウムイオンバッテリーの充電時間は、欧州のコンセントなら一晩(3.3kW充電器で8時間)、32Aコンセントによる急速充電は2時間で完了します。

 

欧州では将来的な内燃機関販売禁止に向け、自動車の電動化が急速に進んでいます。その手法はハイブリッド、PHEVからEVまで様々です。パリモーターショー2018で出展されたクルマにもEVやPHEVモデルが数多く見られました。

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