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CX-3の価格はどれくらい変わっている?

マツダ CX-3は、クリーンディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.5専用車として、2015年2月に販売が開始されました。全グレードに6速AT、6速MTの設定があり、4WDモデルには新世代の「i-アクティブ AWD」を採用。ディーゼルエンジン特有のノック音を低減させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー」はオプションでした。

更新日2019/01/15

CX-3の価格はどれくらい変わっている?

マツダ CX-3 2015

先進安全技術「i-アクティブセンス」は、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)&AT誤発進抑制制御、ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)、ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)、車線逸脱警報システム(LDWS)で構成。

また室内には、カーコネクティビーシステム「マツダコネクト」を採用。価格は、237万6000円〜302万4000円で、グレードはXD、XD プロアクティブ、XD L パッケージの3つでした。

同年12月には、価格は据え置きのまま一部改良が行われ、エンジンの「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車標準装備するとともに、フロントガラスの厚みを増すことで静粛性を向上。

さらにエンジントルクの応答を緻密にコントロールするDE精密過給制御により、アクセル操作に対するダイレクト感をアップ。チューニングを見直した足まわりと、制御を改良した電動パワーステアリング制御の改良によって、乗り心地、車両のコントロール性、コーナーでの操作性と直進安定性などを、それぞれ向上させることで、人馬一体感を高めました。

 

2016年10月に一部改良により価格改定

マツダ CX-3 2016

2016年10月に行われた一部改良で、標準車の価格は237万6000円〜303万4000円となりました。

これには、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンのトルクを変化させることで、横方向と縦方向の加速度をコントロールし、操縦安定性向上と乗り心地改善を実現する「Gベクタリングコントロール」や、インジェクターの燃料噴射タイミングを制御してディーゼルのノック音を低減する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」。自動ブレーキを歩行者検知まで拡大した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)などの標準装備にくわえ、リアリフトゲートガラスの板厚アップと、遮音吸音材の追加などによる静粛性の向上。サスペンションおよび、電動パワーステアリングのチューニング。ドアロックに連動して、ドアミラーを自動で格納・展開する機能など、さまざま部分の機能向上がふくまれます。

くわえて、XD プロアクティブ、XD L パッケージには、上部に走行環境情報を、下部に車両情報を集約したアクティブ・ドライビング・ディスプレイ、危険認知支援技術の交通標識認識システム(TSR)とアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、さらに、XD L パッケージ専用装備(プロアクティブはオプション)として、運転席10Wayパワーシート&シートメモリー、ステアリングヒーター、スマート・シティ・ブレーキ・サポート(後退時)も用意されました。

ブラウンの内装を基調たした特別仕様車XD ノーブル ブラウンの価格は、284万400円〜306万6400円でした。

 

ガソリンモデル追加により、エントリーモデルがより安くなる

マツダ CX-3 20S L パッケージ 2017

2017年6月、新世代ガソリンエンジンSKYACTIV-G 2.0をラインナップに追加します。これにより、エントリー価格が210万6000円〜となり、CX-3のユーザー拡大を図ります。

全車標準搭載の「i-アクティブセンス」は、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)を始め、車線逸脱警報システム(LDWS)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]、ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)、リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)、リアパーキングセンサー(センター/コーナー)、AT誤発進抑制制御、アダプティブ・LED・ヘッドライト(20S、XDはハイビーム・コントロール・システム)の構成で、サポカーS・ワイドに該当しました。

 

ディーゼルモデルのエンジン改良により価格引き上げ

マツダ CX-3 2018

2018年5月には、ディーゼルモデルのエンジンを新開発のSKYACTIVE-D 1.8に変更。エクステリアにも手を加え、商品力アップを図り、価格は212万7,600円~306万2,080円に引き上げられました。

SKYACTIVE-D 1.5同様、クリーンディーゼルターボのSKYACTIVE-D 1.8は、実用燃費および環境性能の向上と、高回転域での高トルクを達成し、力強く伸びやかな加速を実現しました。同時に、ガソリンエンジンにも改良が加えられ全域に渡りトルクアップがなされました。

改良された足回りは、Gベクタリングコントロールや電動パワーステアリングのチューニングを見直し。サスペンションの応答性向上に合わせて新開発された18インチタイヤは、路面からの衝撃や振動を大幅に低減させ、乗り心地の向上に寄与しています。

ボディは、前後ドアアウターパネルの板厚向上に加え、リアドアガラスの板厚を4mmにすることで、室内の静粛性を向上。合わせて、フロントシートに高減衰クッションを採用することで乗り心地も改善されています。

エクステリアは、おもにフロントとリアまわりに手を加え、質感の高い印象となったほか、インテリアには電動パーキングブレーキ(EPB)の採用によりセンターコンソールのレイアウトが見直されました。

先進安全技術のアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)には夜間歩行者検知機能が追加されたほか、全車速追従機能付のマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、自動防眩ルームミラーを標準装備とし、360°ビュー・モニターをメーカーオプションとしました。

特別仕様車エクスクルーシブ モッズは365万400円~388万2,600円でした。

 

毎年のように進化&改良が行われているCX-3ですが、標準車にしぼってみれば価格の変化はわずかなもの。その年度で最良なモデルが販売されていると見てよいのではないでしょうか。

中古車を購入する際には、年次の違いによる装備差について注目するとよいでしょう。

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