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2018年12月に発売された新型スペーシア ギアってどんなクルマ?

今やスズキ軽自動車の看板車種となったスペーシアですが、2018年12月に「スペーシア ギア」が発表され、スペーシアは「標準スペーシア」「スペーシアカスタム」「スペーシア ギア」と3つの顔を持つようになりました。

更新日2019/11/14

新型スペーシア ギアってどんなクルマ?

これら3つのバリエーションは、基本的にはスペーシアと同等のクルマですので、型式も全て同じMK53S。フロントマスクや内装の各種細かい部分が違うだけで、中身はほぼ同じベースモデルを共有しているクルマということになります。この中でも「スペーシア ギア」は、カタログ等で謳われるように「SUV」の意匠を色濃く反映したバリエーションモデルです。

 

エクステリアの変更点は?

スペーシア ギア

・スズキSUVモデルのアイコンとも言うべき丸目ヘッドランプ(LEDヘッドランプとLEDポジションランプ)、丸型ウインカーを採用。同様にLEDフォグランプを追加。
・フロントグリル、フロントバンパーガーニッシュ、サイドアンダーガーニッシュ、リアバンパーガーニッシュにSUV意匠のガンメタパーツを追加。
・専用14インチアルミホイールやドアミラー、アウタードアハンドル、サイドドアガーニッシュ、バックドアガーニッシュにもガンメタを採用。
・同じくガンメタの2トーンルーフを設定し、スペーシアの2トーンルーフに標準装備のルーフレールを標準装着。
・専用のブラックッパール塗装のエンブレムを装着。
・ボディカラーが全8色で、アクティブイエロー、ブリスクブルー、フェニックスレッド、ツールグリーン、オフブルーの5色はすべて2トーンルーフの設定のみ。パールホワイト、ブラックパール、スチールシルバーの3色はモノトーン設定のみ。

以上が標準スペーシアとのエクステリアでの変更点です。

 

インテリアの変更点は?

スペーシア ギア

・スーツケースデザインのインパネアッパーボックスをツールボックスをイメージしたデザインに変更
・メーターデザインをアウトドアウォッチを想起させる専用デザインに変更。
・前席中央エアコンルーバーのアクセントカラーをレッドからオレンジへ変更。

スペーシア ギア
・シート表皮をハニカム柄に変更し、撥水加工を追加。ステッチをオレンジへ変更。
・未塗装だったインサイドドアグリップにシルバー加飾を追加。
・助手席シートバックに2段式のメッシュポケットを採用。

スペーシア ギア
・ラゲッジボードに樹脂製のボードを採用、水気を手早く拭き取れる。
・後席シートバックも防汚タイプに変更。
・2WDも4WDも運転席&助手席にシートヒーターを標準装備。
・フロント2スピーカー&2ツイーターを追加。
・ステアリングが本革巻に、ステアリングオーディオスイッチも追加。

以上がインテリアの変更点です。

 

変更点を見ていきますと、SUVとは謳いながらも、悪路走破性能を高めるような変更点は無い事がわかります。最低地上高もスペーシアと同様の数値で150mmのままです。4WDシステムも簡易的な、いわゆるスタンバイ4WDとなり、これもまたスペーシア標準の4WDシステムと同様です。

つまり、あくまでスペーシア ギアは、SUVとしてではなく、SUVのスタイルとイメージを融合させた軽スーパーハイトワゴンということが分かります。

軽スーパーハイトワゴンは日常での使い勝手を強く意識し、また重視したクルマですが、レジャーシーンに似合うような軽スーパーハイトワゴンは存在していませんでした。

そこに、あくまで「SUVルック」を身にまとうことで、レジャーシーンにも映える軽スーパーハイトワゴンとして市場に投入したのが、この新型スペーシア ギアということになります。

軽スーパーハイトワゴンの市場は、今や軽自動車の中で最も販売台数の多い市場となり、購入年齢層もかなり拡大しています。上は70代から、下は20代からと幅広い年齢層から支持を受けるカテゴリとして、軽スーパーハイトワゴンの使用用途も様々に変化してきています。

そういった多様化するニーズにいち早く対応させるため、スペーシアシリーズとして3つのバリエーションを作り、その中のスペーシア ギアはSUVテイストを持つことで他社ライバルとの差を付け、新しい価値を作り出したクルマと言えるでしょう。

新型スペーシア ギアの一番の売りは、なんと言っても個性的なその外観です。

ガンメタリック2トーン塗装から始まり、サイドドアガーニッシュや各プロテクター風のガーニッシュ、ドアミラーまでもがガンメタリック塗装になっており、タフな雰囲気を演出しています。
フロントマスクはジムニーに代表されるスズキ軽SUVの意匠を色濃く受け継ぐ丸目ランプで、ここもガンメタリック塗装のプロテクター風のパーツで囲み、力強いフロントになっています。

アクティブなイメージを強調するエクステリアに特化することで、アウトドアテイストが好きなユーザーや、アクティブな趣味を持つユーザーにアピールすることで、軽スーパーハイトワゴンの使い勝手はそのままキープしつつ、新たなユーザー層を開拓するという、新たなジャンルに挑戦したクルマだと言えるでしょう。

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