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元ディーラーマンがレクサスSUVを徹底比較(UX、NX、RX、LX)

昨年、レクサスUXが発売され、BMWやベンツ、アウディと同様に、日本が誇る高級ブランドである「レクサス」も、コンパクトサイズからラージサイズまでSUVがフルラインナップとなりました。今回は、レクサスSUVの特長や選び方などを元レクサスディーラーマンが紹介していきます。

更新日2020/04/28

レクサスSUVは4車種

各車のサイズやエンジンラインナップは以下の通りです。

UX

ux250h“version L” 2018ボディサイズ:全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm
エンジン:2.0L HV or 2.0L NAガソリン

 

NX

レクサス NX バージョンL 2017ボディサイズ:全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mm
エンジン:2.5L HV or 2.0L ターボ ガソリン

 

RX

ボディサイズ:全長4,890mm×全幅1,895mm×全高1,710mm
エンジン:3.5L HV or 2.0L ターボ ガソリン

 

LX

レクサス LX570ボディサイズ:全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mm
エンジン:5.7L ガソリン

ボディはもっとも小さいUXでも国産のコンパクトSUVより大きく、1,800mmを越える全幅によって、ミドルサイズに近い迫力を持っています。乗車定員はすべて5名で、全長を110mm伸ばしたRX450hLとLXのみ7人乗りの設定があります。

いずれもプレミアムブランドのレクサスらしい高級感のあるクロスオーバーSUVですが、フラッグシップのLXだけは日常のオンロードユースにくわえて、本格的なクロスカントリー走行もできる、別格の存在です。

 

UXとNXはドライビングポジションで選べ

ux200 Fスポーツ UX

レクサスSUVのなかでUXとNXは、ボディサイズがほとんど変わりなく、選択に困ることがあるそうです。

この2車種の違いは、まずシートポジションです。UXはセダンライクな低めのもの、NXはSUV特有の高さのある見晴らしのいいものになっています。

NX

またエンジンは、ハイブリッド、ガソリンモデルともに、排気量が異っており、スペック上の差は歴然としています。しかし、UXはハイブリッド、ガソリンモデルとも2.0L以下の排気量なので、自動車税も抑えることができるというメリットがあります。

乗り心地はともに上質な印象ですが、しっかりとした乗り味ならUX、柔らかく優雅に走るならNXとなります。

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RXとLXは5人乗りで

レクサス RX 450L Lパッケージ 2015 RX

日本におけるレクサスSUVのなかで、最初に発売されたモデルがRXです。

ブランドのなかでも大切に育てられてきたモデルで、クロスオーバーSUVとしては、ほぼ完成形に近いでしょう。

室内装備はクラストップレベルの豪華さで、ライバルを寄せ付けないレクサスSUVの王道です。

 LX

LXはSUVというよりも、高い悪路走破性能を持つラグジュアリーカーといった表現がしっくりくるクルマです。

日本国内の道路では、ボディサイズが大きすぎて運転しにくいという欠点はありますが、大きなボディを操っているという充足感はこのサイズのSUVならでは。また、悪路の走破性は言わずもがな、どんな道でも進んでいける余裕があります。UX、NX、RXとは、まったく違うキャラクターをもつクルマという認識のほうが良いでしょう。

RXとLXには7名乗車が可能なモデルも用意されますが、3列目に乗せられたパッセンジャーは、「これがレクサスなのか?」と思うでしょう。それほど居住性が悪く、長時間のドライブは苦痛でしかありません。よって3列目は、いざというときのエマージェンシー的なものと考えて購入したほうが懸命です。

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一見、同じように思えるレクサスのSUVですが、詳細に見てゆくとそれぞれが異なるキャラクターを持っていることがわかります。とはいえブランドの持つ独特の上質感は共通なので、駐車場や資金に制約がないという幸運な方は、気になるモデルをすべて試乗して、じっくり検討することをおすすめします。

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