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5人乗り国産SUVの室内の広さランキングTOP15

昨今、人気が高まっているSUV。コンパクトSUVからラージサイズSUVまで多種多様のSUVがラインアップされていますが、最も室内が広いのはどのモデルなのでしょうか?ここでは5人乗り国産SUVの室内の広さを調査。ランキングを作成しました。

更新日2023/02/07

5人乗り国産SUVの室内の広さランキングTOP15

クロスオーバーモデルに限らず、自動車の購入を考えるときには室内の広さの気になる要素のひとつですよね。そこでここでは、2020年以降に販売されれた国内メーカーのSUVを調査しました。

室内の広さは、室内長×室内幅×室内高が一般的ですが、室内高の数値で惑わされないよう、室内長×室内幅の平面で算出しています。

室内高も居住性には大きな要素ではありますが、よほどのことがない限り頭上空間の大きさで室内を広く感じることは少ないはず。それよりも前後の距離や左右の距離(カップルディスタンス)のほうが大きな要素です。

そうやって数値をだしてみると、意外なクルマが上位にランクインしてきましたよ。

※数値は小数点第3位を四捨五入。すべて5人乗り仕様のスペックで数値で算出しています。

第15位:トヨタ ランドクルーザープラド(室内長1,825mm×室内幅1,565mm=室内の広さ約2.86㎡)

トヨタ ランドクルーザープラド 2017
ラダーフレームのランクルプラドは、室内長1,825mm、室内幅1,565mm、室内の広さは約2.86㎡という数値で、見た目の迫力に対して室内は若干狭い印象です。

これには、基本の設計年次が古いことと、クロカン系SUVなので十分なボディ剛性を確保するために内部の骨格がゴツくなっていることが関係してそうです。

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第14位:ホンダ 2代目ヴェゼル(室内長2,010mm×室内幅1,445mm=室内の広さ約2.9㎡)

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z FF アーバン スタイル 2021

2021年4月25日に発売されたホンダ 新型ヴェゼルは、室内長2,010mm、室内幅1,445mmで、室内の広さは約2.9㎡となっています。

新型ヴェゼルは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを初代から継承。普通は荷室や後部座席の下に配置されるガソリンタンクを前席下にレイアウトすることで、居住空間を確保しています。

また、後部座席の足元空間は先代モデルより35mm拡大し、着座姿勢を2°傾けることによって快適性もアップしており、コンパクトSUVながらゆとりがある室内となっています。

それに加え、PLaYにはパノラマループを装備。フロント左右に配置されているそよ風アウトレット(全車標準装備)と組み合わさることで、オープンカーのような視界と、心地よい風も感じられるのが魅力です。
【ホンダ 新型ヴェゼルのライバル!?】同じ価格で狙える輸入コンパクトSUV5選

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第13位:マツダ 2代目CX-5(室内長1,890mm×室内幅1,540mm=室内の広さ約2.91㎡)

2代目 マツダ CX-5 2016
マツダCXシリーズの中核を担う2代目CX-5は、室内長1,890mm、室内幅1,540mmで、室内の広さは約2.91㎡となっています。

初代から、人間中心の発想で設計されたパッケージングが高く評価されている車種で、2代目ではさらに居住性が高められています。

運転席は運転者が自然に座った位置にペダルとステアリングホールが来るようにレイアウト。フロントシートのシートバックにはサスペンションが採用されていることでしっかりと上体を受け止め、優れたフィット性も備えています。

後部座席も楽な姿勢を取りやすいよう角度が調整され、2段階のリクライニング機構も備えています。また、小柄な方やご年配の方でも乗りやすいよう後席ヒップポイントが低めに設定されているのも魅力です。

加えて、後部座席専用のエアコン吹き出し口や、Lパッケージに標準装備されるリアシートヒーターなどで快適性を高めています。

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第12位:スズキ クロスビー(室内長2,175mm×室内幅1,355mm=室内の広さ約2.95㎡)

スズキ クロスビー 2018
スズキ クロスビーは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmという5ナンバー以下のコンパクトなボディサイズでありながら、室内長2,175mm、室内幅1,355mmで、室内の広さは約2.95㎡。

後部座席は足元空間にゆとりがあり、Aピラーを立てたことで頭上空間のゆとりも確保。大人5人がしっかり乗れる広さがあります。

また、MZ、MVではシート座面に撥水加工が施されていたり、防泥タイプラゲッジフロアが採用されていたりと、アウトドアの汚れも拭き取りやすいのが魅力です。

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第11位:マツダ CX-60(室内長1,910mm×室内幅1,550mm=室内の広さ約2.96㎡)

マツダが満を持して市場に送り出したCX-60は、時代の要求に応える環境と安全性能を備えながら、日々の生活から休日のロングドライブまで、快適な運転を楽しめるミドルクラスのSUVです。

その特徴はなんといってもエンジンを縦置きにしたFRレイアウトの採用で、これによりクルマ自体の質感を引き上げる反面、室内の広さが犠牲になっています。そのためCX-60では、同じ5人乗りのCX-5にくらべて約200mmも全長を伸ばして室内空間を確保しました。

その室内の広さは、室内長1,910mm、室内幅1,550mmで約2.96㎡となっています。

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第10位:日産 4代目エクストレイル(室内長1,980mm×室内幅1,540mm=室内の広さ約3.05㎡)

新型「エクストレイル
2022年にデビューした日産 エクストレイルの4代目は、室内長1,980mm(Nissan Connectナビ装着車は1,990mm)、室内幅1,540mmで、室内の広さは約3.05㎡。先代にくらべて室内幅が5mm広くなったものの、室内長が短くなったことで平面の広さは若干小さくなりました。

ちなみにe-4ORCEのXグレードにのみ用意される7人乗りモデルは、室内長が2,530mm(Nissan Connectナビ装着車は2,545mm) となります。

先代と同じ575Lというクラストップレベルの広さを誇る荷室は、セカンドシートを4:2:4分割として利便性を高めています。

上級グレードのシート生地には、高い耐久性と心地よい触感を両立した新開発の素材“テーラフィット”を採用。くわえて室内は、運転席・助手席パワーシート、アンビエントライト、オートエアコンは前後席独立温度調整機能付き、オートバックドア、ワイヤレス充電器などを標準装備とし、他社のライバルを追従しています。

第9位:ホンダ 5代目CR-V(室内長1,970mm×室内幅1,550mm=室内の広さ約3.05㎡)

ホンダ CR-V e:HEV EX 2020
ホンダのミドルクラスSUV、 5代目CR-Vは室内長1,970mm、室内幅1,550mmで、室内の広さは約3.05㎡となっています。

7人乗りモデル(室内長2,520m)があるだけあって室内は広々。5人乗車時でも499L(ハイブリッドモデル)の充分な荷室容量も魅力です。また、シートを倒せば荷室長1,830mmのフラットな空間が出現。長尺物の積載や車中泊も可能です。

また、マスターピースには、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付、電動パノラミックサンルーフ、本革シート&専用インテリア、2列目左右席シートヒーター、助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)など、快適装備が充実。快適にドライブを楽しめます。

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第8位:日産 3代目エクストレイル(室内長2,005mm×室内幅1,535mm=室内の広さ約3.08㎡)

日産 エクストレイル プロパイロット

モデルでは3代目にあたる先代の日産 エクストレイルは、室内長2,005mm、室内幅1,535mm、室内の広さは約3.08㎡。エクストレイルも7人乗りモデル(室内長2,555mm)をラインアップしています。

防水シート(セルクロス)、防水加工フロア、防水ラゲッジボード・防水フレキシブルラゲッジ(ガソリンモデルのみ)を搭載しているのが特長。アウトドアでの汚れにも強く、さまざまなシーンで活躍できるのが魅力ですが、じつは広い室内空間もロングセラーの理由だったのかっも知れませんね。

また、2列目シート標準時(ガソリンモデル)でも565Lの荷室容量を確保。荷室は傷が付きにくく、さまざまな荷物を積み込むことができる一台となっています。

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第7位:レクサス RX(室内長1,915mm×室内幅1,615mm=室内の広さ約3.09㎡)

2022年11月に発売されたレクサスの新型RXは、大ヒットした4代目のイメージを残しながら、ボディとスピンドルグリルの境界を融合させたフロントマスクや、低重心で踏ん張り感のあるサイドビュー、Lシェイプ-文字シグネチャーランプのリアコンビネーションランプなどによって、明らかな新しさを表現してます。

室内サイズは先代(4代目)RXに比べると数値的には小さいものの、室内幅が拡大されて左右のカップルディスタンスが広くなり、さらに前席のシートバックを薄型化することで後席乗員のヒザまわりの空間を拡大するなど、実際に乗車すると拡大されたように感じるでしょう。

またリアシートも37度のリクライニングを可能としていることも、後席における居心地を引き上げる要因となっています。

それでいて荷室はゴルフバック4個を積載できる容量とサイズを確保するなど、高級SUVとして十分な資質も備えています。

第5位:レクサス 初代NX(室内長2,080mm×室内幅1,520mm=室内の広さ約3.16㎡)

レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして2014年にデビューしたNX。全長4,630mm×全幅1,845mm×全高1,645mmのボディサイズは、日本国内ではミドルクラスの大きさです。

2.0Lガソリンターボと、2.5Lのハイブリッドと、ボディサイズにたいして十分なパワートレインと、長さ2,080mm、幅1,520mmというミドルサイズのなかでも広い室内を持ち、レクサスの名に恥じない快適性をもっています。

ちなみに2021年に発売された現行モデルの室内の広さは、室内長1,805mm×室内幅1,520mmでTOP15圏外です。

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第5位:スバル 3代目XV(室内長2,085mm×室内幅1,520mm=室内の広さ約3.17㎡)

スバル XV 2020
並み居るミドルサイズを押しのけて第5位にランクインしたのはスバル XV(3代目)です。

3代目XVは、一般的に悪路走破性が高いとされる最低地上高200mmを達成しつつ、全高は1,550mmと機械式立体駐車場に収まるサイズになっている、まさに都市でもアウトドアでも大活躍できるSUVです。

そんな3代目XVは室内長2,085mm、室内幅1,520mm、室内の広さは約3.17㎡。前述した長所に加え、室内の広さも兼ね備えたまさに死角なしといったモデルです。

3代目から採用されたスバルグローバルプラットフォームにより、前席は運転者に最適なドライビングポジションとなっており、後部座席の足回りもしっかり空間が確保されています。また、ドア上方が大きく開くようになっていたり、開口部も広く取られているので乗り降りしやすいのも特徴。

荷室も通常時でゴルフバックが横向きに積めたり、2列目シートを倒せばサーフボード(157.5cm×50.8cm×5.9cm)や、ロードバイク(フレームサイズ470mm)も積載可能など、充分な積載力を備えています。

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第4位:レクサス LX(室内長1,950mm×室内幅1,630mm=室内の広さ約3.18㎡)

レクサス LX 2022
ランクル300をベースとするレクサス LX(2代目)なので、その広さも期待するところですが、その数値は室内長1,950mm、室内幅1,630mmで、広さは約3.18㎡とベースのランクル300よりも狭くなっています。

ただし、LXだけにラインアップされる4人乗りのエクスクルーシブでは、セカンドシートが豪華なキャプテンシートになる関係で、室内長2,005mm、広さは約3.27mmとなるので、4人乗りも考慮に入れるならランクルとの順位は逆転します。

また7人乗りは室内長2,775mmとランクル300と同じなので、こちらもLXのほうが若干大きくなっています。

豪華な室内には、シートヒーター&ベンチレーション付き本革シート、おくだけ充電、プレミアムサウンドシステムなどを標準装備するほか、4人乗りエクスクルーシブにはオットマン付き専用リヤパワーシートに、読書灯、シャワー空調&エアカーテン、エンターテインメントシステム、さらにコンソール部にはおくだけ充電、コントロールパネル、USB Type-C、HDMI端子、ヘッドホンジャックなどが備わります。

第3位:トヨタ ランドクルーザー300(室内長1,955mm×室内幅1,640mm=室内の広さ約3.21㎡)

トヨタ ランドクルーザー 2021

2021年8月に新型が発売されたばかりのトヨタ ランドクルーザー300は7人乗りが、室内長2,775mm、室内幅1,640mmで、室内の広さは約4.55㎡。5人乗りは、室内長1.955mm、室内幅1,640mmで、3.21㎡という広さで第3位です。

全長5mに近い大きなボディサイズから考えると室内が狭いように感じますが、装備品の使いやすい配置や薄型フロントシートバックの採用で居住性が改善されたセカンドシート、さらに兄弟車であるレクサス LX以外はまったく寄せ付けない広い室内幅など、5名乗車でも十分な居住性を確保しています。

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第2位:スバル 5代目フォレスター(室内長2,140mm×室内幅1,545mm=室内の広さ約3.31㎡)

スバル フォレスター アドバンス 2021

第2位はスバル 5代目フォレスターです。5代目フォレスターはスバルSUVの中核を担うモデルで、最低地上高220mmとXVよりも悪路走破性も高められています。

そんな5代目フォレスターは、室内長2,140mm(ツーリング、Xブレイクの値。アドバンス、スポーツは2,130mm)、室内幅1,545mm、室内の広さは約3.31㎡です。

5代目フォレスターもスバルグローバルプラットフォームの採用により、4代目モデルよりホイールベースが30mm拡大。長時間ドライブでも足を伸ばして、ゆったりくつろげる空間を確保しています。それに加え、狭い場所でも乗り降りしやすいようドアガラスの傾きや、ドアトリムの形状が工夫され、乗降性も向上しています。

また、センターコンソールの後ろにUSB電源が2ヶ所全車標準装備。前席の背面に3つ仕切りのポケットが設置されており、利便性も高められています。

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第1位:レクサス 4代目RX(室内長2,095mm×室内幅1,590mm=室内の広さ約3.33㎡)

レクサスRX 2015

見事、1位となったのは、レクサス RX(4代目)です。

4代目RXは、室内長2,095mm、室内幅1,590mm、室内の広さは約3.33㎡。前後カップルディスタンスはNXよりも18mm長い980mmと、さらに居住性が高められているのが特徴です。

また、静粛性も高いほか、アナログクロック (GPS時刻補正機能付)、レクサスRXプレミアムサウンドシステム、ハンズフリーパワーバックドア (挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)などの装備を全車標準装備。レクサスの名に恥じない豪華な一台となっています。

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大方の予想を裏切りレクサス RXが1位でした。SUVを室内の広さで選ぶという方は、ぜひ購入前に参考にしてください。

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文・SUV FREAKS編集部

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