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オートモビル カウンシル2019に登場したランドローバーを紹介
世界的な景気も手伝って、クラシックカーの価格は高止まり状態にあります。そんななか、近年ではネオクラシックやヤングタイマーと呼ばれる、80~90年代あたりに登場したクルマが注目を集めるようになってきました。そんなクラシックやネオクラシック車が多数展示されるイベント、オートモビルカウンシルで見つけたクラシック ランドローバーを紹介します。
更新日2019/04/10オートモビル カウンシルとは?
2019年の4月5日~7日に、幕張メッセで開催されたオートモビル カウンシル。2016年に初めて開催され、今年で4回目となったこのイベントは、CLASSIC MEETS MODERNをテーマに掲げた自動車の祭典です。
メーカーやインポーターを始め、ディーラー、サプライヤー、趣味性の高い車を扱う販売店などが車両を出店、往年の名車から最新モデルまでが一堂に会するイベントとして、年々来場者を増やしている注目の自動車イベントです。
メーカーとアフターマーケットが融合したイベントといえば、年初に開催されるオートサロンが思い出されますが、オートモビルカウンシルにはコンパニオンもいなければ音楽もなし。クルマそのものよりもそこに至るまでの歴史などにフォーカスした、文化的側面が強いイベントです。
第4回は、“クルマを中心とした大人の趣味人が集う3日間の夢の街「PRECIOUS SPRING TOWN」”をテーマに掲げ、数多くの希少な車両にくわえ、インテリアやグルメなどのマルシェも展開。会場中心に据えられた満開の桜やそれを囲むように配置された休憩スペースが印象的でした。
レンジローバーのヴォーグとイヴォークって同じクルマ?それとも違うクルマ?
ブリティッシュレーベル/モーターロジックカンパニーの出展車両
杜の都仙台で、ランドローバー&レンジローバーを中心に英国車を扱うブリティッシュレーベルのブースでは、クラシックレンジとディフェンダーが展示されていました。
そのなかで注目したのは、2015年をもって生産が終了したランドローバー ディフェンダーです。67年という長い歴史を持ち、熱狂的なファンが多いクルマだけに、今後の中古車も枯渇してくることが予測されています。
ランドローバー ディフェンダー 90XS
2014年式で31,000kmの走行距離31,000kmのディフェンダー 90XS。サントリーニブラックにブラックの内装を組み合わせた定番カラーの1台です。この個体には、サブコンピュータを追加することで、燃費や出力特性を向上させるTDIチューニングが施されていました。価格は598万円とのことです。
レンジローバー イヴォーク コンバーチブルは、SUVとオープンカーの魅力を高次元で融合させたクルマだった。
ランドローバー ディフェンダー 110 ヘリテージ
レアカラーのグラスミアグリーンが角ばったボディをいくぶんかマイルドに見せてくれる110は、最後期の2016年式。走行距離は、わずか26,000kmとのことでした。オプションの3列目シートが装着されており、サンルーフまでついている快適仕様です。価格は878万円。
程度のいい110をお探しの方は、いまのうちに確保しておくことをおすすめします。
レンジャースの出展車両
近年のSUVブームも手伝って、年々価値が見直され続けている印象のクラシックレンジ。
ランドローバー専用診断テスターと自社認証工場を持ち、車両購入はもちろん購入後のメンテナンスまで任せることができるレンジャースでは、専門店だからこその技術力とこだわりが発揮されたファーストレンジが展示されていました。
この2台は、見極めが難しい車両個々に必要となる整備や修理、また内外装などのリフレッシュや好みの仕様にカスタマイズするための工程をあらかじめパッケージングした独自の中古車安心購入プラン「ビスポークプラン」によって、仕上げられたもの。中古車でしか手に入らないクラシックレンジを、新車のようにバリッと乗りたいという方におすすめです。
レンジローバー クラシック ヘリテージ
古き良き時代のレンジローバーの歴史を活かしてオリジナルにこだわった仕上がりで、多くの来場者が注目していました。
レンジローバー クラシック ヌーヴォー
外装色からもその個性が溢れ出ていますが、本来の良さを残しつつ安全装備などが現代版に置き換えられ、より扱い安いクルマに仕上げられています。
ひと言でクラシックカーと言ってもその楽しみ方は人それぞれ。オリジナリティを大切にする考え方もあれば、現代風の解釈やアレンジを取り入れるのも悪くありません。今回のイベントを通して、自動車文化の多様性を再発見した気がします。