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SUV=4輪駆動ではないって知ってました?

SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ヴィークルの略で、それぞれの頭文字をとってSUVといいます。直訳すると、スポーツ用多目的車です。簡単に言うと、アウトドアなどに使いやすい設計となっている車のことです。ですので、SUV=ランドクルーザーや、ジープなどのような、本格的な4WDモデルのみ、というわけではないということです

更新日2019/01/16

SUVの登場当初は、4WDモデルが主流となっていましたが、ブームでモデルの種類が増えてくると、ユーザーニーズに合わせて、多種多様なSUVが出てきました。

オフロードを得意とする、本格的な4WDモデルから、街中走行をメインとしたシティ派SUVまで、様々です。
最近は本格的な4WDシステムを搭載したモデルよりも、そうでないシティ派SUVモデルの方が市場にあふれてきたりもしています。

街中で使用するには、本格的なモデルよりも、そうでないモデルの方が、燃費や使い勝手含めて、色々な用途に向いているからです。

ブームになってくると、SUVの性能が欲しいわけではないけど、背が高いSUVみたいな外観の車が欲しい、という人が増えてくるのも事実です。

そういったニーズに対しては、雪道など走らなければ、4WDは特に必要ありませんし、2WDでも十分に使用に耐えられます。
そのため、街中走行を想定しているユーザーの方々には2WD、悪路走行も想定しているユーザーには4WDモデルといった具合に、駆動のバリエーションが増えてきているのです。

え?SUVって4WDだけじゃないの?と思うかもしれませんが、最近のSUVの定義は若干あいまいで、普通乗用車よりも背が高くて、地上高が高ければ、それだけで、SUVといわれる傾向にあります。

SUVといわず、クロスオーバーと呼ばれることもありますが、広義の範囲では、SUVで構わないでしょう。

流行のSUVに乗りたいけど、4WDはそこまで必要でもないし、燃費がいい方がいい。それにSUVは乗り降りもしやすいし、アイポイントが高いから運転もしやすい、といった理由で購入される方も増えてきたので、メーカー側も、それなら形はSUVですけど2WDモデルも用意しましょう。という感じで、ユーザーのニーズに答えた形となったのが、2WDモデルの登場です。

2WDモデルとはいえ、地上高が高いので、スタッドレスタイヤさえ履いていれば、本格的な積雪でもない限りは、十分に走行可能です。

 

滅多にない4WD性能が必要なシチュエーションにわざわざ備えて4WDモデルを購入するのではなく、価格も若干安くて、燃費がいい2WDモデルが好まれることは、ごく自然なことだと思います。

 

それらを考えてみると、今のSUVのブームは、4WD性能を欲しがっている人が多くて、ブームになっているのではなく、SUVというジャンルの車が格好いいから、ブームになっていると考えてみてもいいと思います。
SUVとひとくくりにしても、その中には、ピックアップトラック、クロスカントリーモデル、シティ派SUV、クロスオーバーモデルと、多くあります。

 

その中に4WDモデルと、2WDモデルが存在していても、なんらおかしくないと思います。

 

もともとのSUVの意味と現在のSUVの意味は若干違いますが、確かなことでいえば、背が高くて、地上高の高い、ワゴン。これに合致していれば、SUVと名乗ってもいいのではないでしょうか。購入検討する際には、ご自身の使用環境や、性能など含めて、よく考えてからの購入をお薦めします。