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SUVのデメリット5選

今流行のSUVですが、果たしてデメリットはあるのでしょうか?死角が多い、燃費が悪いなどSUVに乗っていて感じる5つのデメリットを調べてみました。

更新日2020/01/21

1.死角が多い

SUVの死角
SUVは、背が高い分、アイポイントが高く、前方視界の広さが特徴ですが、全ての視界が良好なのかといわれるとそうでもない点もあります。特に助手席側の下方向や斜め前方、ここは死角となりやすいので注意が必要です。

 

2.燃費が悪い

SUVの燃費
SUVは通常乗用車と比べると、車両重量が重いため、燃費が悪い傾向にあります。

同じサイズのセダンやハッチバックモデルと比べると、SUVの方が重量が重いため燃費もあまりよくないといったことがあります。特に4WDモデルであると、さらに重量が増えるため、より燃費が悪くなる傾向になります。

ただでさえ大きいフルサイズのSUVなどは、ボディの大きさに伴って排気量も大きい場合もありますので、そのようなクルマの燃費は決して褒められたものではありません。

 

3.タイヤ交換費用が高い

SUVのタイヤ
SUVはかなり大きなタイヤを履くモデルが多いです。それゆえにタイヤ交換などの際に、SUVではないモデルよりもタイヤ交換費用が多めにかかることがあります。タイヤ銘柄に関しても一昔前だと、限られた銘柄しかありませんでしたが、今はSUVブームのおかげか、選択できるタイヤ銘柄も増えてきました。

どちらにしても、スポーツタイプのクルマと同様か、もしくはそれ以上に価格が高い場合もあります。

 

4.車高が高くて不便になることも

SUVは背が高いため、小さいお子さんやかなりの年配の方などには、背が高い分、若干乗り降りがしづらいこともあります。ドアを開けても、足が地面に届かないこともあります。サイドステップなどが装着されたモデルもありますが、地面が滑りやすい状況だと、更なる注意が必要です。

それ以外にも、SUVモデルは、背が高い分、1,550mm以下の高さ制限のタワーパーキングなど、入庫を断られる場合があります。

また最近は車幅に関しても大きなSUVが増えつつありますので、高さ以外でも横幅で入庫を断られることがありますので、駐車場探しには注意が必要です。

 

5.ラゲッジルームと乗員との空間を完全分離できない

荷室
SUVはセダンのような独立したトランクスペースを持たないため、荷物に対するプライバシー保護が劣るのと、荷物と乗員との空間を完全分離できないというデメリットはあります。

特に臭いのあるものを積み込んでいる場合、キャビンにまで、臭いが広がってしまうということもあります。なお、プライバシー保護に関しては、トランクスペースを隠すトノカバーというものが設定しているSUVモデルも数多く存在します。

以上、5つのデメリットをお伝えしましたが、それ以外にも、ビッグサイズのSUVなど、取り回しが悪くなるSUVもあるのも事実です。しかし保有してみると、それらのデメリットを超えるような、メリットもたくさんありますので、よくよく使用用途を検討し、購入することをお薦めいたします。

 

デメリットはメリットにも転じる

ここまでSUVのデメリットを上げてきましたが、これらのデメリットはメリットに感じられる場面も多くあります。

まず、大きなタイヤを履いているのでタイヤ交換費用が高いという点ですが、タイヤが大きくなることにより、様々な路面状況に対応することができます。アウトドアで使用するSUVは必ずしも舗装路面だけを走るわけではありません。砂地や泥地、凹凸の大きな路面状況でも、大きなタイヤを履いていることにより、安心して走ることができます。

また、シティユースでは不便に感じる車高の高さですが、高い車高であるからこその高い居住性能もメリットの一つです。天井が高く圧迫感の少ない車内は広々と快適で、長距離の移動や、多人数乗車の際にもゆったりくつろぐことができます。特にリアシートに座るとその快適さが感じられるでしょう。

独立したトランクスペースが持てないSUVですが、裏を返すとキャビンとラゲッジルーム(荷室)が繋がっているがゆえに、大きな荷物も簡単に積み込むことができます。セダンでは積めない高さのある荷物も積めますし、リアシートを倒すことによって長尺物なども積載可能。利便性はかなり高まります。シティユースでもアウトドアユースでも、広いラゲッジルームは便利。クルマでの行動の幅を広げてくれます。

最後に、重たい車両重量からネックとなる燃費の部分ですが、最近ではSUVにも燃費の良いハイブリッド車が設定されるようになりました。さらにガソリンモデルも燃費が改善。それに加えクリーンディーゼル技術の発達により、高トルクで低燃費のディーゼルエンジンを搭載したモデルもあります。

ちなみに、それぞれのエンジンで低燃費のモデルを挙げると、トヨタC-HRハイブリッドは30.4km/L(JC08モード燃費)。ホンダ ヴェゼルのガソリンモデルは21.2km/L(JC08モード燃費)、マツダ CX-3のディーゼルモデルは23.2km/L(WLTCモード総合)などがあります。これらの燃費のいいモデルも増えてきたので、「SUV=燃費が悪い」というイメージは、最近では払拭されつつあります。

このように、デメリットを感じることもあるSUVですが、特にアウトドアやレジャーでの使用においては、そのデメリットがメリットに変わります。また燃費も改善されてきているので、シティユースの利用でも問題ないと思います。様々な使用シーンで活躍してくれるSUVは、今後も様々なメリットをユーザーに与えながら、進化を遂げていくカテゴリーとなっていくでしょう。

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