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【SUVで紅葉を見に行こう】三重県の紅葉スポット8選
三重県は山が多く、森林資源に富んでいます。そのため、県内各地に見事な紅葉スポットが広がっているのが特徴です。高速道路のインターからも近い場所が多く、アクセスしやすいでしょう。あまり知られてはいないものの見事な紅葉が楽しめる「秘境」が多いのも特徴の一つです。
更新日2019/10/305.伊勢神宮
三重県最大の観光スポットとも言える伊勢神宮は、秋には見事な紅葉を見せてくれます。伊勢神宮の内宮に参拝する際、五十鈴川の御手洗場(みたらしば)を通る方も多いでしょうが、秋にはここが紅葉スポットとなります。五十鈴川の水面に紅葉が映りこみ、見事な紅葉を目の当たりにすることができます。
また、多くの方が参拝する皇大神宮とは別宮となる風日祈宮(かざひのみのみや)へ参拝する途中にある風日祈宮橋からも見事な紅葉を眺める事ができます。五十鈴川の御手洗場に比べれば訪れる人が少ないので、ゆっくりと紅葉を眺めることができるでしょう。手が届くほど近くに紅葉を見ることができるので、写真を撮ってみたい方にもおすすめです。
この2か所に限らず、伊勢神宮内は自然環境が整っているため、山もみじや楓の木が数多く植えられています。11月中旬から12月初旬の紅葉の季節に参拝するだけで、紅葉狩りも一緒に楽しめます。
伊勢神宮という場所柄もあり、夜になると入り口が閉鎖されライトアップはされません。昼間に紅葉を楽しみ、鳥羽方面の温泉街で一泊して帰るというプランはいかがでしょうか。
住所：伊勢市宇治館町1
アクセス：伊勢自動車道の伊勢西IC、または伊勢ICから約5分
6.瀞峡(どろきょう)
吉野熊野国立公園内の瀞峡は、険しい崖の合間を縫って進む瀞峡めぐりが有名です。そんな瀞峡も秋には渓谷全体が紅葉を彩り、瀞峡めぐりをさらに見応えのあるものにしてくれます。
瀞峡の紅葉時期は11月下旬〜12月上旬です。この時期はウォータージェット船の人気も高いので、多少混み合う可能性があります。最寄りのICからクルマで1時間弱かかりますので、余裕を持ったプランで訪れた方がいいでしょう。
瀞峡の場所は渓谷の奥の方なので、日帰りではなく近隣の旅館で一泊してみてはいかがでしょうか。ウォータージェット船の乗船券が近隣の旅館などで販売されているため、一泊の予定で訪れるとスムーズに瀞峡の紅葉を堪能できるでしょう。旅館によっては乗船券とのセットプランも準備されているのでお得です。
ちなみに周辺の道路は狭いので、路上駐車をしての紅葉狩りはおすすめしません。待避所はありますが、クルマを停めると他の人の迷惑になるので絶対にやめましょう。
住所：熊野市紀和町木津呂
アクセス：熊野尾鷲道路・熊野大泊ICから約50分
7.水沢のもみじ谷
百人一首の第5歌に「奥山に紅葉(もみぢ)ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋はかなしき」があります。この歌は平安時代に猿丸大夫(さるまるだゆう)が詠んだ歌ですが、この歌が詠まれた場所が水沢のもみじ谷です。ここには歌碑も立てられており、紅葉時期には多くの方が詰めかけるスポットです。11月下旬にはライトアップもあるので、昼夜問わず紅葉を楽しめます。交通アクセスも良い場所のため、三重県下では人気が高い紅葉スポットです。
紅葉の季節は一面に植えられたもみじがいっせいに色づくため、周囲が真っ赤に染まります。谷底まで色づくもみじを見ていると、百人一首に載るほどの歌が詠われるのも納得するでしょう。紅葉の季節には近くに無料駐車場が設置されますが、毎年混み合いますので早めの来場をおすすめします。
住所：四日市市水沢町山の坊
アクセス：東名阪道・四日市ICから西へ約20分
8.北畠氏館跡庭園
ゴルフ場がたくさんある三重県の美杉町にある紅葉スポットです。北畠神社境内にある庭園で、入園料が300円必要です。北畠氏ゆかりの庭園で、国指定の名勝・史跡でもあり、紅葉シーズン以外でも自然を生かしたその景観は、見応えがあります。紅葉のシーズンにはライトアップがされるので、昼も夜も見ごたえのある紅葉を楽しむことができます。
見事な紅葉スポットですが、紅葉シーズンであってもあまり混み合うことはないため余裕をもって紅葉を楽しむことができます。また、入園料は必要ですが、駐車場は無料です。
ライトアップを楽しんだ後は、慌てて家路を急がず、美杉近くの温泉旅館で泊まってみてはいかがでしょうか。また、昼はゴルフ、夜は紅葉のライトアップといった楽しみ方もおすすめです。リゾートホテルが併設されたゴルフ場もあるので、休日などにゆったりと過ごすことができるでしょう。
住所：津市美杉町上多気1148
アクセス：伊勢自動車道・久居ICから国道165号・県道15号経由で約60分