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【SUVで紅葉を見に行こう】広島県の紅葉スポット8選
広島県は瀬戸内海に面し、中国山地に連なる山々と、瀬戸内海に流れ込む河川によって、美しい渓谷が形作られるなど自然が豊かな土地です。そして、その自然を生かした複数の公園が存在し、世界遺産の一つである厳島神社をはじめとした神社仏閣など、美しい紅葉が見られる名所が数多く点在しています。そこで、今回は例年10月中旬~11月中旬頃が見頃になる広島県の紅葉スポットを厳選して紹介しますので、今年の紅葉狩りは広島県に行くことをおすすめしたいと思います。
更新日2019/10/285.尾関山公園(おぜきやまこうえん)と鳳源寺(ほうげんじ)
市街地の北西、清流江の川畔に位置する尾関山公園は、江戸時代初めに領主・福島正則の重臣だった尾関正勝が城を構えたことから、そう呼ばれるようになった尾関山にあります。
現在はその跡が都市公園となり、三次町・十日市の町並みを一望できる展望台も設置されています。園内には三次市の市花であるサクラを始めとしてツツジ・モミジなどが多数植えられており、10月下旬~11月中旬は、公園内を真っ赤に染める紅葉がすばらしく、県北指折りの紅葉どころとして多くの観光客が紅葉狩りに訪れます。
紅葉の見ごろに合わせて10月下旬~11月上旬にかけて夜間ライトアップも実施され、清心池周辺の樹木がLEDの光にライトアップされて水面に映りこみ、昼間の景観とはまた違う、幻想的な世界を楽しめます。
また、近くにある忠臣蔵で知られる鳳源寺(ほうげんじ)では、大石内蔵助手植えの枝垂れ桜や、赤穂浪士47人の出立の姿を模した木像を安置する義士堂などがあり、秋には境内で紅葉を楽しめます。尾関山公園と鳳源寺は非常に近いので、せっかく三次町に来たなら2カ所合わせて紅葉見物をしましょう。
住所:三次市三次町
アクセス:中国自動車道・三次ICから約15分
6.極楽寺山(ごくらくじやま)
廿日市市北部にそびえる極楽寺山は、日本で最初の国立公園、瀬戸内海国立公園内にあり、標高693mの山頂付近には聖武天皇が建立したとされる由緒ある古寺の極樂寺があります。ふもとから境内までの参道は中国自然遊歩道として整備され、10月下旬〜11月上旬のシーズンにはアカガシ、ヤマモミジが紅葉する素晴らしい雰囲気のなかを歩くことが出来ます。
道中は樹齢500年以上のモミの原生林に包まれ,極樂寺にはかつて植えられたヤマモミジのうち、今も30本が残っており、紅葉の名所として親しまれています。また、境内にある展望台からは、宮島をはじめ紅葉に色ずく瀬戸内海の島々を一望できます。
また、ここから歩いて10分のところには、やまたの大蛇が棲んでいたという伝説が残る蛇の池もあり、周囲約500mをめぐる遊歩道では、睡蓮や鯉と、そこに映り込む紅葉が美しくコラボレーションしています。日本古来の伝説と、その当時と変わらぬ紅葉を味わうのも良いでしょう。
住所:廿日市市原
アクセス:山陽自動車道・廿日市ICから約30分
7.三段峡(さんだんきょう)
広島県の西部に位置する三段峡は、全長13kmにもわたる渓谷で、豪快な滝や静かな淵など変化に富み、紅葉の見頃となる例年10月下旬から11月には、渓谷全体が紅葉に彩られ、赤や黄色の葉がエメラルドグリーンの川の水面に映える後継も素晴らしく、広島県内でも1、2を争う紅葉の名所になっています。三段峡には黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝といった五大景観と呼ばれる場所があり、それぞれに紅葉の見どころがあります。
黒淵は紅葉の時期には赤や黄色の紅葉に深緑の水面が彩られ、絵画のような絶景となります。猿飛は高さ20mを超える岩壁がそそり立ち、その途中には渡し船に乗らないと観れない二段滝があります。また、三段滝は三段峡のポスターやパンフレットには必ず登場する豪快かつ美しい滝で覆いかぶさるような紅葉は見事です。そして、三ツ滝は三段峡内の数ある滝の中でも最大のもので、周囲は紅葉しない針葉樹と紅葉する広葉樹が混じり合っていて、秋の紅葉の時期には美しい景観が楽しめます。
三段峡には散策ルートが整備されており、自分の体力や予定にあったコースで様々な紅葉スポットが観られます。
住所:山県郡安芸太田町戸河内、北広島町芸北
アクセス:中国自動車道・戸河内ICから約15分
8.三景園(さんけいえん)
三景園は、広島空港のすぐ隣の三原市本郷町にある広島空港開港を記念して造られた日本庭園で、6haに及ぶ園内には、高低差約14mの三段の滝がある山のゾーン、竹林、梅林、ため池(里の池)、もみじ谷を配した里のゾーン、そして瀬戸内海を表した海のゾーンの、三つのゾーンから出来ており、広島県の美しい自然をモチーフにしています。
日本庭園の大海周辺や三段の滝の周辺のモミジが紅葉のピークとなり、園内に入ってすぐに目に入るもみじ谷の紅葉はまさに燃えるようで、特に色とりどりの紅葉の中に包まれるように存在する東屋を、遠くから眺める景色が最高です。
また、宮島に連想した施設の数奇屋風水上建築の庭園事務所「潮見亭」も配置されています。11月のもみじまつりでは潮見亭の和室では秋の味覚会、お茶会、いろんな物を販売するコーナー、ライトアップなどのイベントが開催されます。
住所:三原市本郷町善入寺64-24
アクセス:山陽自動車道河内IC・本郷ICから約15分