プロモーション

【SUVに自転車を積んで行きたい】沖縄県のおすすめサイクリングコース5選

観光地としても有名な沖縄県にはサイクリストを魅了するロードや景色があちこちに存在しています。そんな沖縄各地に散らばるスポットをぐるりと巡ることができるサイクリングコースを今回は5つ紹介していきましょう。

更新日2022/09/30

サイクリング

初心者向け

やんばるエリアを巡る羽地周遊コース(やんばるえりあをめぐるはねじしゅうゆうこーす)


沖縄県の北部にあるやんばるエリアのサイクリングコース。沖縄の松島とも称される羽地内海を中心に、屋我地島や奥武島、今帰仁村などをめぐる延長約23.4キロの周回コースとなっています。

出発は名護市役所(羽地支所)から。市役所には無料駐車場も完備されています。ここを出発したら国道58号に出て、中尾次(北)の交差点を左折し国道505号に入ります。この道は右手に羽地内海が見える湾岸道路で沖縄らしい目の前に景色が広がりますが、交通量も多いので注意が必要です。

ここからなだらかな上り坂を進んで目指すのは、今帰仁の里あいあいファーム。もともとは学校だった場所を活用したレストランや売店などを兼ね備える宿泊施設で、食事や軽食を取ることも可能です。

さらにコースを進み、天底入口交差点を右に曲がると今度は屋我地島へ。島にかかるワルミ大橋は日本国内でコンクリートアーチ橋としては5番目に長い橋で、やんばるの大自然が一望できます。また橋のたもとには橋の駅リカリカワルミがあり、今帰仁村の特産品やお土産品などの購入も可能。展望台も設置されています。

ここから先はゆるやかな下り坂と平たんな道が続き、初心者でも気持ちよくペダルを漕ぐことができます。島内に入るとまず見えてくるのが美らテラスがあり、ここから眺める景色は沖縄随一の絶景。また食事やバーベキューを楽しむこともできます。

さらにその先にもナンマムイレストランカフームンといったレストランもあり、あちこち立ち寄れそうな場所が多くて困るほど。そのまま屋我地島から奥武島へ渡り、その先にある羽地奥武橋を渡ればゴールの名護市役所(羽地支所)も目前です。

激しい起伏やワインディングもなく、終始初心者でも走りやすい羽地周遊コースは、休憩を含めても3時間弱で巡ることができるので、お子さんのいるファミリーにもおすすめです。

住所:名護市字仲尾次829(名護市役所(羽地支所))

 

沖縄の離島を満喫したい久米島サイクリングコース(おきなわのりとうをまんきつしたいくめじまさいくりんぐこーす)


沖縄には多くの離島が存在していますが、サイクリングを楽しむなら久米島がおすすめです。独特の自然と文化が息づくこの島は、沖縄本島とはまた違った表情を見せてくれることでしょう沖縄本島からはフェリーで約2時間50分〜4時間ほどで到着することができるので、愛車に自転車を載せたまま上陸することができます。

久米島の東海岸には多くの観光スポットや施設などあり、こちらを重点的に回るサイクリングコースは、延長約21.1キロと初心者向け。ほとんど起伏のない平坦な道で、交通量も本島よりも少ないためお子さんのいる家族連れでも安心して回ることができます。

出発点は温浴施設として有名なバーデハウス久米島から。ここは久米島からさらに離れた奥武島にあるので、まずは新奥武島を渡って久米島へ向かいます。そこから南下してしばらくするとイーフビーチホテルが見え、ここから先は小さいながらも島随一の目抜き通りがあります。食事処やカフェなどもあるのでちょっと休憩したり、イーフビーチを散策するのもいいでしょう。

さらに、南下して島尻海岸を下るとたどり着くのが島の最南端。近くには島の口という奇岩の並んだ景勝地もあります。ここで再び折り返して今度は北上し、途中の二股に分かれる道を左に入って県道89号に向かいます。

この先には登武那覇城跡や宇根のソテツ、真謝のチュラフクギなどといった観光スポットがあり、その境にある久米島紬の里ユイマール館で再び折り返します。その後は海沿いの道を走って終点のバーデハウス久米島へと到着。到着後はバーデハウス久米島でのんびり過ごしてみるのも良さそうです。

住所:島尻郡久米島町奥武170-1(バーデハウス久米島)

 

沖縄県南部を巡る周遊コース(おきなわなんぶをめぐるしゅうゆうこーす)


沖縄県の南部にはパワースポットと呼ばれる神聖なエリアが数多くあります。そんな場所を巡りながら1周するのがこちらのコース。延長約35.3キロ、起伏も激しくないので初心者にもおすすめのコースとなっています。

出発点とするのはユインチホテル南城。400台収容の大きな駐車場が完備されており、ホテル利用者なら無料で使うことができます。また近くには南城市の公共駐車場もあるのでこちらを利用されるのもいいでしょう。

出発したらまずは県道86号で東へ向かいます。しばらく走ると海沿いの道へと向かうニライカナイ橋が見えてきて、ここから眺める沖縄の海はまさに絶景。タイミングが合えば日の出を拝むこともできるのでぜひ朝早く訪れてみてください。

また橋のたもとには絶景を見ながら食事や喫茶のできるカフェくるくまもあります。そんな大迫力満点の橋を一気に下りさらに東へ向かうと、沖縄随一のパワースポットである斎場御嶽があり、近くにはがんじゅう駅・南城や知念岬公園などがあります。

さらにその先にあるあざまさんサンビーチを目指したらここで折り返し、今度は西へ向かいましょう。橋を過ぎてしばらく走るとカフェやぶさちがあり、ここでは海を眺めながらフレンチやイタリアンなどがいただけます。中でも沖縄の食材をワンプレートで楽しめるやぶさち県産プレートはおすすめ。

その後は具志頭東交差点を右折して県道17号を北上しゴールに到着。ユインチホテル南城には天然温泉さしきの猿人の湯という温泉施設もあり日帰り入浴もできるので、ここで汗を流すのもおすすめです。

コース後半に勾配の緩やかな上り坂こそあるものの、全コースが初心者向けの南部周遊コース。余裕のある方は、具志頭東交差点をそのまままっすぐ進むと、平和記念公園があるのでそちらにも足を伸ばしてみては?

住所:南城市佐敷字新里1688(ユインチホテル南城)

 

中級者向け

北部エリアの観光地を満喫本部・羽地周遊コース(ほくぶえりあのかんこうちをまんきつほんぶ・はねじしゅうゆうこーす)


沖縄県北部のやんばるエリアには数多くの観光エリアが点在しています。そんな人気の観光スポットを回りながらサイクリングも一緒に楽しめるのがこちらのコース。延長約52キロとやや長めのコースですが、観光しながら回っていればあっという間にゴールに到着することでしょう。

起点となるのは名護市役所(羽地支所)から。まずは国道58号を南下して海沿いを走る国道449号に向かいましょう。途中には、沖縄の島野菜を使ったレストランや体験型の植物温室スーパーファームなどがあるなごアグリパークがあるので、立ち寄ってみるにもおすすめ。そして海沿いに出たら国道449号を時計回りに進みます。

この辺りはまさにザ・沖縄といえる道が続く気持ちの良いサイクリングロードですが、交通量も多いので注意が必要です。途中には瀬底島や美ら海水族館といったメジャー観光スポットもあるので、時間に余裕があれば訪れてみましょう。

その先で国道が449号から505号へと変わり、少しの勾配がある上り坂を進むと田空の駅ハーソー公園に到着。昔ながらののどかな農村の風景と近代的な田空の駅を併せ持つ癒しの空間で、休憩室や農家レストランなども完備しています。

さらに進み途中で県道115号に右折すると、沖縄県の史跡である今帰仁城跡があり、こちらはシーズン中に桜と石垣が見られることでも有名です。そのままさらに進んで今帰仁村役場を過ぎ、天底入口を左に曲がって屋我地島や奥武島を経由すると、ゴール地点の名護市役所に到着。なお天底入口をそのまままっすぐ進んでもゴール地点には到着しますので、疲れた時はショートカットしてみてください。

このコースは途中に見どころ満載なので全部立ち寄っているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。ですのでサイクリングを主軸にしつつ観光スポットは数ヶ所に絞り込んで巡るのがおすすめです。

住所:名護市字仲尾次829(名護市役所(羽地支所))

 

上級者向け

沖縄中部を巡るリゾートエリアコース(おきなわちゅうぶをめぐるりぞーとえりあこーす)


漢那ビーチを起点/終点に沖縄中部の東海岸と西海岸をめぐる上級者向けのサイクリングコース。延長約102キロとロングコースとなっていますが、起伏が激しくないので脚力に自信がなくても時間をかければ周ることができます。

起点の漢那ビーチは、宜野座村漢那地区の住宅街のすぐ目の前にあり、国道329号からのアクセスも良好。50台が停められる無料駐車場があり、地元向けの穴場ビーチになっているので混雑することがありません。

ここからスタートしてまずは国道329号を西へ向かいましょう。この道は海沿いを走る気持ちの良いサイクリングロードで、途中にはいくつかのカフェなどもあるので立ち寄ってみるのもおすすめ。赤崎1丁目の交差点近くにはサイクルプラザ池原があり、自転車のトラブルなどがあった時でも安心です。そのまま道を進み今度は県道75号を南下してうるま市へ向かいます。

その先に待っているのは海中道路と呼ばれるところで、トンネルではなく海の上を走る延長4.75キロの県道となっています。この道を沖縄の絶景を楽しみながら走っていくと、途中にマーラン船という木造船を模した建物が目印の海の駅あやはし館という観光施設もあります。
こちらでは、うるま市の特産品を購入でき、施設内部の海の文化資料館では与勝半島の歴史・民俗資料の展示が行われています。

海中道路を進んでいくと、平安座島、宮城島、伊計島まで進むことができますが、このルートでは浜比嘉島を巡って再び海中道路を戻り、今度は米軍基地がある嘉手納町へ向かいます。アメリカンな雰囲気の漂う基地の町を過ぎ、道の駅かでなを通過したら今度は読谷村を北上して、向かうのは人気観光地の万座毛がある真栄田岬です。さらに国道58号を北上して恩納村に入り、安富祖交差点を右折して県道104号に入れば終点の漢那ビーチへ到着します。

ゴール近くにはかりゆしカンナタラソラグーナという温浴施設があるので、ここで旅の疲れをいやしてみるのもおすすめです。

東海岸と西海岸でそれぞれ違った表情を見せる中部エリアを満喫するロングコース。中でも海中道路はぜひ足を運んでみたい場所で、時間が許せば最東端にある伊計島まで足を延ばしてみるもいいかもしれません。

住所:国頭郡宜野座村字漢那(漢那ビーチ)

 

北部、中部、南部に加え離島を含めた全5種類のコースをご紹介した今回の沖縄編。沖縄の道はどこも起伏がそれほど激しくなく、見通しの悪い急カーブの連続といったつづら道も少ないので比較的走りやすいかもしれませんが、日射病や熱射病、脱水症状にならないための対策は万全にしておくことが何よりも大切です。

SUVのアソビ方を見てみる