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男なら1度は憧れるメルセデス・ベンツ Gクラスの歴史

メルセデス・ベンツ Gクラスとは、ドイツの自動車メーカーダイムラーのメルセデスブランドから発売されているSUVです。Gはゲレンデヴァーゲンの頭文字です。ゲレンデヴァーゲンとはドイツ語でオフロード車という意味で名前にその性格が表れている感じですね。

更新日2019/03/05

Gクラスはどう生まれた?

GクラスはもともとNATO軍の軍用車としてオーストリアのシュタイア・プフと共同開発されたモデルで、1981年からドイツで発売開始されました。それから現在まで幾度のマイナーチェンジを実施してきたものの、基本骨格は35年以上変えずに生産され続けている息の長いモデルとしても有名です。

もちろん4WDシステムは標準装備されており、かなり本格的な作りとなっているため、車が通れる幅があれば、かなりの悪路でも難なく走行することが出来ます。ちなみに日本には1983年に導入されました。

当初はショートボディ(3ドア)と、ショートボディキャンバストップ、ロングボディ(5ドア)が輸入発売されていましたが、2017年現在ではロングボディのみの発売となります。ショートボディに関しては2011年に生産が終了しています。1989年に大幅なマイナーチェンジが行われ、型式番号もそれまでのW460からW463に変更になりました。見た目に関しては、若干モダンになった形になりましたが基本骨格は変わらないため、こちらも一目でGクラスと分かるデザインとなっています。

内装に関しては、発売当初は「武骨な漢の仕事場」といった感じでしたが、マイナーチェンジをするごとに、当時のメルセデスインテリアを取り入れ、外装と内装のギャップが大きい車となっています。外装は男らしい見た目ですが内装は現代的な感じというように。

 

エンジンもやはり豪快?

エンジンに関しては発売当初からしばらくの間は、直列4気筒もしくは直列6気筒が主流でしたが、1993年ごろからV型8気筒エンジン搭載モデルも現れます。

今では人気グレードとなっているAMGモデルに関しては、1995年に登場したG36 AMGが初めてのAMGモデルとなります。ただしこのG36 AMGはたった3年間しか作られなかったモデルで、しかも日本国内には約90台しか輸入されなかったので、今現在、街で遭遇すると何かいいことがおこりそうな感じくらいのレアモデルです。AMGモデルはその後、1998年にAMG G55が登場し、 2017年現在ではG63、G65がラインアップされています。

現在、日本国内で販売されているGクラスですが複数グレードが存在します。

まず、エントリーグレードとなる、G350dです。こちらは3.0リッターV6ディーゼルターボエンジンを搭載したモデルで、日本国内で唯一の右ハンドルモデルとなります。その次にG550ですが、こちらは4.0リッターV8ガソリンターボエンジンを搭載し、左ハンドルとなります。

 

AMGモデルは2つ存在

AMG G63は5.5リッターV8ガソリンターボエンジンを搭載。G63は一時期6.2リッターのV8NAエンジンを搭載していた時期もあります。AMG G65は、Gクラスのトップに君臨するモデルで、なんと6.0リッターV12ガソリンターボエンジンを搭載します。

Gクラスは標準モデル以外にも、面白い限定モデルが何度か発売されています。AMG G63 6×6です。

このモデルは高い地上高を更に上げ、幅もワイドになり、6輪駆動というとんでもないモンスターモデル。2014年に発売され、日本には5台が導入されたようです。それ以外にもAMG G63 4×4という、6×6の4輪駆動モデルも登場します。高級SUVであるのに、遊び心と本気度がうまくミックスされたモデルですね。

 

Gクラスは、インテリアやエンジン、トランスミッションこそ、現代的になっていますが、ドアを閉める音やドアの重さなど、古き良きメルセデス・ベンツを味わえる貴重なモデル。

SUVが好きであるのなら、一度は購入を考えてみたいクルマですね。