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PHEVモデルが追加。三菱エクリプスクロスってどんなクルマ?

更新日2021/01/21

スタイリッシュなデザインと俊敏な走行性能を持ち、新しい三菱の顔として知られるエクリプスクロス。2020年冬にはビッグマイナーともいえる大幅な改良を行なうとともに、そのラインナップを大きく刷新しました。その中でもとりわけ注目されているのが、待望となるPHEVモデルの仲間入り。三菱自動車といえばアウトランダーPHEVに代表されるようにPHEVが得意な国産メーカーのひとつ、今回はそんなPHEVを搭載したエクリプスクロスの最新モデルをフューチャーしてお届けします。

三菱エクリプスクロス ディーゼル

エクリプスクロスの歴史

「パジェロ」のような本格クロスカントリーから「RVR」のような新感覚のクロスオーバーまで、幅広いSUVモデルのラインナップを展開してきた三菱自動車が、2017年から新たに手がけているのがエクリプスクロスというモデル。三菱自動車の次世代世界戦略車として開発が行なわれ、ひと足先に海外市場で販売をスタート。日本ではデビューから1年後の2018年春からとなっています。
「VIBRANT&DEFIANT(躍動、そして挑戦)」をデザインテーマに掲げ、フロントマスクには三菱自動車のアイコンでもある「ダイナミックデザインシールド」を採用しつつも、他モデルよりもスタイリッシュな顔つきに仕上げられたエクリプスクロス。ボディサイドには深めに彫られたキャラクターラインをあしらい、リアウインドウやテールライトには造形のデザインを採用し、前後オーバーハングをボディのぎりぎりまで切り詰めたことで走行安定性と居住空間の快適性を確保することにも成功しています。
このモデル名につく「エクリプス」とは、かつて三菱自動車から販売されていたクーペで、その名を記したようにリアエンドに向けてクーペのような流線形となっているのも特徴です。
パワートレインは発売当初は1.5Lの直噴ダウンサイジングターボエンジンのみでしたが、2019年に2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルターボエンジンも投入。駆動方式はFFおよび4WDが設定されており、ディーゼルモデルは4WDのみの設定。トランスミッションは全モデルともCVTが組み合わされています。
日本におけるグレード展開は「M」「G」「Gプラス・パッケージ」の3種類ですが、「ブラックエディション」や「ブラックエディションオーディオ非装着車」という特別仕様車も展開。このラインナップはガソリン車もディーゼル車も同様となっています。このエクリプスクロスは発売開始から注目を集め、2018年にはグッドデザイン賞、2019年には「RJCカーオブザイヤー」をそれぞれ受賞するなど人気も上々。これまで幾度かの一部改良を経て、2020年冬に車両の大幅な改良を敢行しましたが、それにともないラインナップの見直しも図られ、クリーンディーゼル車の代わりとしてPHEVモデルが投入されました。

2020年の大幅改良について

2020年12月にデザインを一新し、ラインナップにも大きな変化のあったエクリプスクロス。デザインコンセプトに「Daring Grace(大胆にして、優雅)」を掲げ、全長の延長と前後デザインの一新により、より流麗で上質なフォルムを実現しています。進化させたダイナミックシールドデザインでは、各種ランプレイアウトを変更し、さらにスポーティさを増しています。対するリアデザインでは従来のダブルガラスから流れるようなシルエットを生み出すシングルガラスへと変更し、すっきりとした後方視界を確保。さらにバンパー下部にはスキッドプレートを採用することでSUVらしさも演出しています。インテリアではスエード調素材と合成皮革によるコンビネーションシートを上級グレードに設定し、オプション扱いである本革シートはブラックに加えてライトグレーを新設定。ドアトリムも同色でコーディネートができるなど、室内空間の高級感がこれまでに以上に増しています。

エクリプスクロスPHEVについて

内外装ともに大幅な改良を行ない、よりモダンで高級感あふれるSUVへと進化したエクリプスクロス。しかしその変化は見た目だけではありませんでした。
新しくなったエクリプロスのラインナップでは、これまでのクリーンディーゼルモデルをなくし、新しくPHEVモデルを新設定。2.4LのMIVEC DOHC16バルブ4気筒エンジンに前後1基ずつの高出力モーターを備え、大容量の駆動用バッテリーも合わせて搭載。これらのPHEVシステムは「アウトランダーPHEV」のものを継承していますが、エクリプスクロスに合わせて制御を最適化しています。
駆動用バッテリーは13.8kWhと大容量で、WLTCモードによるEV航続距離は57.3kmと公表。これにより日常生活の大半をEV走行のみで行なえるようになっています。また車内に設置した100V AC電源(最大1500W)は電化製品へのパワーチャージも可能となっているので、アウトドアレジャーや非常時などでは頼もしい電力源にもなってくれます。駆動方式はツインモーターによる4WDをベースとした「S-AWC」をPHEVモデル全車において採用。伝達ロスがなく自由自在に前後の駆動力配分が行なえ、大容量の駆動用バッテリーを床下中央に配置したことで前後重量バランスも最適化されています。
グレードは「M」「G」「P」の3グレード展開で、車両本体価格は¥3,848,900〜¥4,477,000となっています。

三菱 エクリプスクロス

三菱自動車では2030年の電動車比率を50%にする計画をすでに掲げており、今後もエクリプスクロスのような人気モデルや主力モデルに続々とPHEVモデルが投入される可能性が高くなっています。PHEVカテゴリーでの累計販売台数世界ナンバー1(2013年1月〜2019年9月まで・三菱自動車調べ)を誇るアウトランダーPHEVを筆頭に、今後も三菱のPHEVモデルからは目が離せません。
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