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【SUV映えを探しに行こう!】 イタリア製のフィアット 500Xで、日本を代表するパスタの街、高崎へGo!

かつてのイタリアの国民車FIAT500(チンクエチェント)をモチーフにした現代版フィアット500のSUV版となる500Xは、イタリア車らしい魅力が詰まった頼もしい相棒です。レースクィーンの太田麻美ちゃんもお気に入りのSUVで高崎市周辺ドライブにGo!

更新日2023/03/31

TEXT:嶋田 智之(Shimada Tomoyuki)、 PHOTO:宮越 孝政(Miyakoshi Takamasa)
MODEL:太田 麻美(Ota Asami)

クルマというのは、つきつめて考えれば人や荷物をのせて移動するための、いわば暮らしの道具。SUVというカテゴリーには、ミニバンほど生活臭のしない利便性の高い乗り物として発展してきたという側面があったりします。

さて、その道具選びに関して、あなたはどんなことを重視するでしょうか?

もちろん色々な考え方がありますし、そうあってしかるべき。そしてなかには“使って楽しいこと”や“一緒に時間を過ごして気分が上がること”といった、陽気な面に関心の強い人達もたくさんいます。

便利な道具であることは大前提だけど、せっかくなら自然と笑顔にしてくれるようなヤツがいい、ということですね。

そうした気持ちをたっぷり満たしてくれるクルマたちのなかで、もっともリーズナブルといえる存在は、このフィアット500Xでしょう。

ルックスからして、なんだか楽しそうな雰囲気が伝わってきませんか?

SUVのなかにあっては珍しい丸みのある柔らかなフォルム、それに見ているこっちまでニンマリとさせられる愛嬌のある表情。いかつかったりクールだったりする他のモデル達とは別世界の、目の前にいてくれるだけで気持ちがやわらぐような、見事なまでのナゴミ系です。

じつは、このクルマには元ネタ(?)というべき御先祖様のような存在があるのでした。1957年から1977年にかけて作られたイタリアの歴史的な名車、2代目フィアット500です。


ルパン三世が愛車にしてる小さくてコロンとした姿のクルマ、といえばお判りになるかも知れませんね。

2代目フィアット500は、イタリア人たちに自由に行きたいところへ行ける喜びや家族で移動できる楽しさ、パーソナルな空間を持てる快さ、クルマを走らせる心のときめき、といった自動車が可能にする数々の幸せをもたらした国民車的な存在でした。

およそ400万台が作られたのには、もちろん他と較べて安価だったという要素も大きかったけれど、思わずつられて笑顔にさせられちゃうようなファニーな姿や、その姿からすれば意外に感じられるスポーティなフットワークが愛されたから。

その世界観をしっかり受け継いで2007年に復活したのが、現行モデルのフィアット500です。こちらもデビューから10年以上が経過してるのに、人気が衰える気配がありません。

けれど現代の自動車としてはかなりコンパクトな部類なので、ライフスタイルや家族構成によっては諦めなければならないケースも生じます。そこで、もう少し大きくて使い勝手に優れるクルマが必要な人たちにもフィアット500の楽しさに触れてもらおうと、その世界観をSUVに落とし込んだモデルが2014年に誕生しました。それが500Xなのです。

今回はこのカジュアルなイタリアンSUVで太田麻美さんを誘って、パスタの街、高崎市を目指しました。

群馬県は、古くから知られる小麦の産地であり、小麦粉を使った麺類などの粉モノ料理が盛んな土地。桐生のひもかわうどんや、水沢うどんが代表格ですが、高崎ではパスタ料理が独自の発展を遂げてきました。

イタリア料理店の数も人口あたりで見るとかなり多く、さまざまな工夫をこらしたオリジナリティのある美味なパスタをリーズナブルな値段で提供してくれるお店をあちこちで見ることができるのです。

“美味いモノを食べにいこう!”というのは、クルマを走らせる大きな推進力なのです。

とはいえ、ただ食べて帰ってくるだけじゃ芸がありません。まさに無芸大食。なので少し足を伸ばし、伊香保温泉周辺や榛名湖辺りを散策ドライブすることにしました。

出発はいつもどおりの早朝。都内の一般道での500Xは、人によっては硬めに感じる乗り味といえるでしょう。

ホイールが大径で壁の薄いタイヤを履いてることもあって、ときどきコツコツと路面の凹凸を伝えてきます。気になるというほどではありませんが、とろけるほどに快適というよりはダイナミックで活発なフィール。子供のころに新しい靴を買ってもらって、走り出したくて堪らなくなった気分。クルマがそんな意志を持ってるかのように感じます。

トランスミッションがデュアルクラッチ式なので、微速域でのアクセルワークにはほんの少し気を使ってあげる必要があるでしょう。同じ2ペダルでもトルクコンバーター式とは違って、デリカシーに欠けるペダル操作をするとちょっとギクシャクさせちゃうこともあるからです。

このシステムを使うクルマに多く見られる特有の癖ですが、それは慣れが解決してくれるものだし、なによりこのシステム最大のメリットである変速スピードの速さには捨てがたい魅力があるのです。

もちろんフルオートの楽チンな状態で走るのもいいですが、むしろステアリングの裏側にある変速パドルを指先で弾き、積極的にシフトのアップ&ダウンそのものまで楽しむような走り方のほうがクルマのキャラクターにマッチしてると思います。

というのも、この500Xが搭載する1.3リッター直列4気筒ターボ、本来は実用エンジンとして設計・開発されたはずなんですが、じつは望外にスポーティなのです。

スペックは最高出力111kW(151ps)に最大トルクは270Nmと、さほど非凡なものでもないのですが、回すほどに面白味を増していくようなフィーリング。現代のパワーユニットらしく、発進直後から力強さを得られて扱いやすいという反面、途中からググッとパワーを膨らませながら伸びてゆく、いまどき珍しいターボエンジンらしいターボエンジンなのです。

そのジキル&ハイドっぽい性格を上手に使い分けるには、パドル操作で自分の意志をクルマに伝える変速がとても好都合。

だから渋川伊香保インターを目指す関越自動車道の道のりでは、速度が上がるにしたがってフラットに近づいていく乗り味とともに、走りの楽しさもしっかり味わえました。エンジンのフィールに勢いがあって、それを素早くトランスミッションが繋いでくれるから、スペックを大きく越えたような速さと気持ちよさを感じることができるのです。

その面白さは、高速道路を降りて伊香保へ、そして伊香保から榛名湖へと抜けるワインディングロードでは、さらに膨れ上がります。500Xは、前輪駆動のSUVとしては抜群といえるくらいハンドリングがいいクルマだからです。

ステアリング操作に対するクルマの動きは、素早いし素直。望んだとおりにスイッ!スパッ!とターンを決めてくれます。

その流れも、とっても自然。曲がることが特技といえるレベルで、まるでハッチバックのスポーツモデルでも走らせてるかのように軽快なフットワークは、このクラスのSUVではピカイチといってもいいくらいです。

そのファニーなルックスから誤解されがちですが、このクルマは単なる個性派の実用系SUVではなく、コンパクトながら立派なスポーツ系SUV。ステアリングを握るドライバーが望んでちゃんと操縦していけば、500Xはスポーティな走りを存分に楽しませてくれるのです。

反応が眠たいクルマを好まないイタリア人らしい、ドライビング・エンターテインメントに満ちたクルマなのですね。

伊香保で立ち寄った酒屋さんでおばちゃんの温かさに触れ、温泉街と通過して次回の入浴を決意し、冬支度をはじめた榛名湖の美しい景観を眺め、榛名神社にお参りもして、いよいよ高崎の目的地、名店の誉れ高い『シャンゴ』に到着。

ここは揚げたての上州麦豚のカツがドーン!と乗り、そのうえに特製ミートソースがたっぷりとかかった“シャンゴ風スパゲッティ”が名物ですが、そのいっぽうでめちゃめちゃボリューミーなことでも知られています。

スパゲッティはSサイズですら150g。それも乾麺の状態で。つまりフツーのお店の倍近い量なのですよ。けれどそんなことを知らない僕は、シャンゴを勧めてくれた知人の“男なら大盛りだろ”の言葉を真に受けて、LLサイズを注文。

運ばれてきたシャンゴ風スパゲッティは、スパゲッティにミートソースやカツが加わり、総量1kg越え!それでもオナカは苦しいのにフォークが止まらず、綺麗さっぱり完食。それくらいの美味しさだったのです。

さすがにここまでオナカいっぱいだと帰り道は眠くなるかも…と軽く不安になったのですが、まったくそんなことはありませんでした。なにしろ、500Xを走らせることそのものが楽しかったから。

それに限ったことじゃないのですが、いかなるときでも退屈しないスポーティな乗り味というのは本当に大きな武器なんだな、と強く強く思います。クルマのドライビングを楽しむことに関して、ドライバーはほとんどなにも諦める必要がないのです。


今回のクルマは“500Xインディゴ”という150台のみの特別仕様。デニムを思わせるマット塗装の絶妙なブルーが極めて素晴らしい味を見せていました。

なんとも洒落たカラーリング。そうでなくてもSUVならではの使い勝手と、ファッショナブルなテイストを持つルックスが見事に融合したクルマです。

気持ちを浮き立たせるのが抜群に上手いSUVだと思いませんか?
 
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■RVパーク伊香保温泉+伊草酒店

群馬県渋川市伊香保町544-74  TEL:0279-72-2178
受付時間:9:00~19:30  定休日:火曜日

伊香保温泉の中心地にほど近い場所にあるRVパーク伊香保温泉は、電源、水道、トイレが完備されたクルマで泊まれる施設です。温泉はお向かいの旅館を日帰りで利用するも良し、街の巡回バスを利用して中心地に向かうも良しの好立地。母体の伊草酒店では、地酒や群馬の物産品も販売されています。


■シャンゴ 問屋町本店

群馬県高崎市問屋町1丁目10-24  TEL:0120-615269
営業時間:11:00~21:30(ラストオーダー 21:00)  定休日:月曜日、第2火曜日

50年以上の歴史があり、高崎をパスタの街にした功労者でもある「シャンゴ」は、群馬では超有名な老舗イタリアンレストラン。数あるメニューのなかでも、ぜひ試してほしいのが、先代の社長が考案したというミートソース+カツという不思議な組み合わせの名物シャンゴ風スパゲッティ。オリジナルのソースとカツが絶妙にマッチして、そこそこの量でもペロリといけちゃいます。

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