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BMW X1、200万円台で狙うなら2018年式?

X1は、BMWのSUVラインアップ中、最もコンパクトなモデルです。コンパクトと言っても非常に優れたパッケージング性能で、狭くて使いにくいとか実用性で劣るということは決してありません。むしろ日本の道路環境に合った、扱いやすいモデルと言えるでしょう。 新車で買うと400万円以上という高級モデルではありますが、中古であれば200万円台でも程度の良い個体が狙えます。そこで今回は、X1の特徴や仕様について解説します。

更新日2021/02/22

現行型(2代目)のBMW X1とは?

bmw x1 2019

現行型(2代目)BMW X1は2015年に発売されました。初代がFRベースのシャシーであったのに対し、2代目はFFベースとなります。

ボディサイズは全長4,455mm×全幅1,820mm×全高1,610mm。先代モデルから全長が30mm短くなり、全高が35mm高められることで、取り回しが良く、かつ広々とした室内空間を実現しています。

エクステリア(外装)は、塊感のあるバランスの取れたフォルムに安定感を感じさせるディテール、存在感のあるキドニーグリルに精悍な表情を作り出すLEDヘッドライトで、スポーティでパワフルなスタイリングとなっています。

室内空間もFFベースになったことで、初代よりゆとりのある広さを実現しています。後席は前後スライド機構があり、乗車人数や荷物の大きさに合わせて荷室容量を変化させることが可能です(オプション設定)。また40:20:40の分割可倒式で、4名乗車+長尺物の積載時にもゆったりと座ることができます。

荷室容量は505L、後席を倒すと1,550Lまで拡大し、ラゲッジフロア下にも100Lのスペースが用意されています。普段使いからアウトドアレジャーなど、多彩な使い方が可能です。

 

現行型(2代目)X1のパワートレイン/グレード構成

bmw x1 2019

エントリーグレードsDrive 18iに搭載されるエンジンは1.5L 直3ガソリンターボで、最高出力は100kW(136PS)/4,400rpm、最大トルクは220Nm(22.4kgm)/1,250〜4,300rpmとなります。トランスミッションは6速AT、駆動方式はFF(2WD)となります。

中間グレードのxDrive20iには、2.0L 直4ガソリンターボが搭載されます。こちらは最高出力141kW(192PS)/5,000rpm、最大トルク280Nm(28.6kgm)/1,250〜4,600rpmというスペックです。トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDとなります。

また上位グレードのxDrive25iには、同じ2.0Lの排気量ながら最高出力170kW(231PS)/5,000rpm、最大トルク350Nm(35.6kgm)/1,250〜4,500rpmというスペックのエンジンが搭載されます。トランスミッション、駆動方式はxDrive20iと同じです。

2016年10月には、2.0L 直4クリーンディーゼルエンジンを搭載したxDrive 18dが追加されました。こちらの最高出力は110kW(150PS)/4,000rpm、最大トルク330Nm(33.7kgm)/1,750〜4,000rpmで、トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDです。

それぞれのグレードに、マットシルバーのアンダーガードやサイドスカートなど、Xモデルの逞しさをさらに強調した装備のxラインと、スポーティなエアロパーツやサスペンションなど専用装備が搭載されたMスポーツを設定し、幅広い選択肢を提供しています。

 

現行型(2代目)X1のマイナーチェンジ情報

bmw x1 2019

前述のとおり2016年にディーゼルモデルが追加されたものの、大掛かりなマイナーチェンジは2019年まで実施されていません。ただし、2017年8月の一部改良において、1.5Lガソリンターボモデルのトランスミッションが、6速ATから7速DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)に変更されています。

この変更に伴い、エンジンスペックにも若干の変更がありました。新しいスペックは最高出力103kW(140PS)/4,600rpm、最大トルクは220Nm(22.4kgm)/1,480〜4,200rpmとなり、最高出力の微増と最大トルクの発生回転数が変更されています。

2019年10月のマイナーチェンジではデザインを一新。一体化した大型のキドニー・グリルの採用や、LEDヘッドライト、L字型テール・ライトのデザイン変更、エア・インテークの大型化、乗降時にX1の文字が足元に浮かび上がるロゴ・プロジェクターの搭載など、さらに個性を際立たせたモデルへと進化しています。

 

現行型(2代目)X1の中古車情報

初代モデル(2010年発売)は約100万円から狙えますが、FRベースのパッケージングで使い勝手や室内の広さが異なります。FRのハンドリングが好きというのであれば探してみるのも手ですが、室内の広さや実用面など実車をよく確認してみると良いでしょう。

設計の新しさやパッケージング、安全性能ということで選ぶならやはり2代目がおすすめです。価格と程度のバランスを考慮すると、2017年式以降がおすすめです。200万円台〜300万円程度の予算があれば、低走行で程度の良い個体を探すことができます。

X1の中古車情報を見てみる

 

前述の通り、2017年8月に1.5Lガソリンターボのトランスミッションが変更されています。トルコンATとDCTの乗り味は好みが分かれるところではありますが、X1のDCTは滑らかで違和感も少なく、小気味良い走りが楽しめると思います。

新車では500万円前後する人気のクリーンディーゼルも、中古であれば200万円台前半から狙えます。ぜひ探してみてください!

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