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300万円台の国産SUV対決!トヨタ RAV4 vs 日産 エクストレイル
近年では運転のしやすさや機能性などさまざまな面からSUVが注目を集めており、各自動車メーカーも次々とSUV車を発売し、今後もその勢いはとどまることはなさそうです。今回は、同じ300万円台の国産SUVであるトヨタ RAV4と日産 エクストレイルをエクステリア(外装)やインテリア(内装)、走行機能など、さまざまな視点から比較していきます。
更新日2021/03/15それぞれのボディサイズ・エクステリアを比較!
まずはボディサイズから比較していきましょう。
トヨタ RAV4のボディサイズは全長4,600〜4,610mm×全幅1,855〜1,865mm×全高1,685〜1,690mm、ホイールベース2,690mm、最小回転半径5.5m、最低地上高190mとなっており、対する日産 エクストレイルのボディサイズは全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,730mm、ホイールベース2,705mm、最小回転半径5.6m、最低地上高200〜205mmで、全幅以外はエクストレイルの方が大きいので、サイズ感は大きいのはエクストレイル、取り回しのしやすさでいうとコンパクトなRAV4、ロードクリアランスはエクストレイルということになります。
そしてRAV4はSUVらしく、フロントデザインはオフロードを発起させつつも、どこか都会にもなじむようなデザインになっており、ボディカラーバリエーションも11種類ととても豊富です。
一方のエクストレイルはフロントからボディサイド、リヤ続く先進的なラインがデザインの一体感を実現しており、ボディカラーは9種類から選ぶことが可能です。
インテリア比較:室内はエクストレイルの方が広い!
次にインテリアをインパネ周りのデザイン・装備の観点から比較していきます。
まずRAV4のインパネは、ブラックを基調としたシックなデザインで、シンプルで実用性を優先しており、インパネ中央には4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが搭載されており、ナビやオーディオなどの実用的な機能が瞬時に使用できます。
エクストレイルのインパネは、SUV特有の無骨さより、スタイリッシュさを意識したデザインで、ハンドル・ステアリングホイールの右側にはエクストレイル注目の機能である同一車線自動運転技術「プロパイロット機能」の操作スイッチが搭載されています。
また室内の広さはRAV4が室内長1,890mm、室内幅1,515mm、室内高1,230mm、エクストレイルが室内長2,005mm、室内幅1,535mm、室内高1,270mm。エクストレイルには7人乗りが用意されているだけあって広めの室内になっています。
荷室の広さはRAV4に軍配!汚れものを積むならエクストレイル
まず RAV4の荷室ですがコンパクトSUVの中でも最高レベルの容量になっており、580L(全グレード、セカンドシート標準時、デッキボード下段時)もの荷物を積載することが可能で、これは9.5インチのゴルフバックが4個も入る広さです。また、荷室の床面の高さを2段階に設定できるデッキボードが搭載されており、より荷室を有効活用できます。また、ラゲッジボードは裏返しにすると樹脂製になっており、汚れものも気兼ねなく積めるのが魅力です。
エクストレイルの荷室は565L(2列シート・ガソリン車、セカンドシート標準時)の荷物を積載することができ、RAV4には少し劣るものの、旅行やアウトドアでも不便のない積載量を誇ります。また、ガソリン車には防水加工フロア、防水シート、防水ラゲッジボードが標準装備(レザーエディションを除く)など、荷室だけでなく、シートにも濡れものや汚れものを積みやすいのが魅力です。
また、リモコンオートバックドアという機能が標準装備(20S Vセレクション、20S ハイブリッドを除く)されており、インテリジェントキーをポケットに入れた状態でバンパーの中央下に足をいれて引くことで自動でドアを開けることができます。RAV4にもハンズフリーバックドアがありますが、こちらはG Z”パッケージ”、ハイブリッドGのみに標準装備、アドベンチャーにオプションとなっています。
走行性能を比較! RAV4は低燃費!
RAV4のパワートレインは、2.0L 直列4気筒のガソリン車、2.5L 直列4気筒+モーターのハイブリッド車の2種類です。また、3種類の4WDシステムが用意されているのが特徴で、ガソリン車には従来のダイナミックトルクベクタリング4WD、アドベンチャーには走行時の車両安定性、走破性、燃費を向上させた新4WDシステムのダイナミックトルクベクタリングAWDが、ハイブリッド車には従来のE-Fourが搭載されます。
エンジンスペックでは、ガソリン車は最大出力126kW(171PS)/6,600rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,800rpm、WLTCモード燃費15.2~15.8km/L。
ハイブリッド車は最大出力131kW(178PS)/5,700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3,600~5,200rpm、フロントモーター最大出力88kW(120PS)、最大トルク202Nm(20.6kgm)、リアモーター最大出力40kW(54PS)、最大トルク121Nm(12.3kgm)、WLTCモード燃費20.6~21.4km/Lとなっています。
一方、エクストレイルは2.0L 直列4気筒のガソリン車、2.0L 直列4気筒+モーターのガソリン車の2種類です。4WDシステムには、運転手のハンドル操作の角度やクルマの動きを捉えて、理想のコーナリングラインを予測し、前後トルクを配分するインテリジェント4×4が搭載されています。
そして、スペックですが、ガソリン車が最大出力108kW(147PS)/6,000rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,400rpm、WLTCモード燃費12.2〜13.2km/L。ハイブリッド車が、エンジンはガソリン車と同じで、最高出力30kW(41PS)、最大トルク160Nm(16.3kgm)のモーターが搭載されます。ハイブリッド車の燃費は13.8km/L〜15.0km/Lとなっています。
安全性能を比較!エクストレイルには最新の安全装備が!?
RAV4には「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」という安全機能があり、歩行者や自転車を感知し、知らせる・自動ブレーキをかけるプリクラッシュセーフティ―や、システムが車線を認識して、クルマが車線をはみ出しそうになったときに警報とディスプレイで危険を知らせ、クルマを車線の中に戻すようにハンドリングをサポートしてくれるレーントレーシングアシストなどさまざまな安全機能が搭載されています。
一方、エクストレイルですが、2017年に搭載されたステアリングやアクセル・ブレーキ機能をアシストする「プロパイロット」はもちろん、2020年1月には「ミリ波レーダー」という検知システムを採用し、夜間時の衝突被害軽減ブレーキやプロパイロットの性能をさらに向上させています。
今回は同じ300万円台の国産SUV車であるRAV4とエクストレイルをさまざまな観点から比較しました。
比較した結果、RAV4には広い荷室と小回りの効くコンパクトなボディが両立されており、燃費面から見ても、普段使いとして利便性の高さが伺えます。
一方エクストレイルは、ゆったりとした室内空間、汚れに強いインテリアが用意されており、アウトドアや多人数レジャーでの利用におすすめです。
以上の結果から、どちらもそれぞれの良さがあり大きな不満のないスペックと言えるので、クルマ選びの際は、自分の生活スタイルや用途に合わせてチェックしてみると良いでしょう。