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日産の自動運転化技術「プロパイロット」が搭載されたSUVモデルまとめ

2016年セレナに初搭載された「プロパイロット」は、高速道路巡航時に、先行車両との車間距離を保ち、ハンドル操作も支援してくれるオートクルーズ機能です。今回はプロパイロット登場から最新の2.0までどのように装備が進化したかを詳しく解説していきます。また、プロパイロット技術を搭載したSUVモデルもあわせて紹介します。

更新日2021/03/16

プロパイロットってどんな装備?

日産 エクストレイル プロパイロット

日産は2016年に発売された新型セレナのAT車に初めてプロパイロットを採用しました。

プロパイロットは高速道路を走行中に、アクセル、ブレーキ、ステアリングを制御し、運転者の疲労を軽減する装備です。

プロパイロットの機能には、運転者が設定した速度(約30〜100km)を上限に、自動で先行車と一定のを保つようにサポートし、先行車が停止した場合に自車も停止する「インテリジェントクルーズコントロール」、クルマが車線の真ん中を走るようにステアリングを制御してハンドル操作をサポートしてくれる「ハンドル支援機能」があります。

そして2019年に発売されたスカイラインには、最新のプロパイロット2.0が搭載され、常に前方を注意してすぐにハンドル操作ができる状態にしている必要がありますが、ハンズオフ(手を離しての運転)で運転することが可能になりました。また、従来のプロパイロットではシステムの発動は100km/hまででしたが、プロパイロット2.0では120km/hまで引き上げられています。

日産 エクストレイル プロパイロット

さらにプロパイロット2.0はナビゲーションと連動しており、3D高精度地図データを利用することで、クルマについているカメラやレーダーでの情報収集できる範囲を越えて、道路状況などの情報をより先取りすることが可能で、自分の現在地もGPSとの併用することにより5cm単位で計測できます。それにより、目的地を設定することで、車線変更をともなう追い越しや分岐を自動で行い、高速道路出口までの走行をサポートしてくれます。

ただ、トンネル内や急カーブ、料金所など一定の状況によっては自動で運転をすることはできないのと、システムが作動している間は、制限速度以上での車線変更や追い越しなどはできない設定になっています。

ちなみに、運転を自動で任すのは少し不安という方がいるかもしれませんが、車内に装備されているモニターで常に顔の向きや、目がしっかり開いているかなどでしっかり前を向いているかを判断され、もしできていないと判断されれば警報で危険を知らせ、反応がないとクルマを減速・停止させ停止時にSOSコールを作動させてくれます。

プロパイロットってどんな技術ですか?

 

日産 エクストレイル

日産 エクストレイル プロパイロット

日産 エクストレイルは2017年6月のマイナーチェンジで20Xと20X ハイブリッドにオプション装備としてプロパイロットを搭載しました。

ちなみに、リモコンオートドアも改良され、スマートキーを携帯した状態でリアバンパーの下に足先を入れて引くことでドアが開くようになり、今までは20X ハイブリッドにのみ標準装備でしたが、今回のマイナーチェンジで20Xにも標準装備されました。

その後2017年12月には特別仕様車の20Xiと20Xi ハイブリッドが販売され、プロパイロットがインテリジェントアラウンドモニターや電動パーキングシステムなどと一緒に標準装備されました。

さらに2020年1月にはミリ波レーダーが採用され、衝突回避をサポートするインテリジェントエマージェンシーブレーキの夜間時の性能と、プロパイロットの性能が向上するなど、安全性能が高められています。

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日産 キックス

日産 キックス 2020

日産 初代キックスは2008年にパジェロミニのOEM車として発売され、2012年に生産終了しました。2代目の現行キックスは、初代とは全くコンセプトが異なるコンパクトSUVで、日本よりも先に2016年にブラジルで発表され、日本仕様の発表は2020年6月にされました。

プロパイロットは2代目キックスの2020年モデルから搭載され、全グレードに装備されています。他にも、キックスにはドライバーに必要な情報をグラフィカルに表示したアドバンスドドライブアシストディスプレイや、日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWERを搭載するなど、先進装備を多数備えたモデルです。

また、e-POWERでのドライブをより快適にするためにシフトノブ周辺にe-POWERモードスイッチ・クルマを起動させるためのプッシュパワースターター・EVモードスイッチなど使用頻度の高いスイッチを集約するなど操作性も高められています。

そしてシートには、長時間のドライブでも疲れにくいように、背骨から胸郭・骨盤から腰を支持し、座り心地性能を向上させるゼログラビティシートを採用しています。

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日産の技術と歴史を詰め込んだ「プロパイロット」は長い月日を経て、現代的なシステムに進化してきました。

プロパイロットが搭載された車種に乗ることで、ハンズオフ運転も可能になるほか、渋滞の回避などにも貢献してくれるので、運転が更に楽になるのではないでしょうか。

これからの技術の進化にも目を向けつつ、機会があればその乗り心地を試すことで、新たな快適さや、ドライビングの楽しさに気付くことができるでしょう。

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