中古なら約300万円安くなる、プレミアム輸入SUV5選

新車なら1,000万円オーバーだって当たり前の高級輸入車SUV。ラグジュアリーな見た目と圧倒的な存在感には憧れるものの、なかなか手が出しにくいプライスタグとなっています。しかし、そんな高嶺の花も中古車であればおよそ3分の1安く入手することが可能。300万円も安い車両価格ならぐっと手を出しやすくなるはずです。そこで今回は新車よりも300万円安くなる輸入SUVを過去のモデルから探してピックアップしてみることにしました。

更新日2021/05/28

4年落ちなら700万円以下:マセラティ レヴァンテ

マセラティ レヴァンテ 2019

創業から100年以上の歴史をもつマセラティが初めて手掛けた本格SUVのレヴァンテ。2016年3月のジュネーブショーでお披露目された後、同年5月より日本での販売をスタート。フェラーリと共同で開発した3.0L V6ツインターボエンジンをはじめ、ディーゼルターボやV8ツインターボなどもラインアップし、4WDの駆動システムにはギブリでも採用されているQ4インテリジェントAWDシステムが用いられています。

現在のラインアップは最も安価なベースグレードが1,100万円、最も高価なトロフェオに至っては2,035万円という価格設定に。そのほかラグジュアリーな装備内容のグランルッソやスポーツ向けのグランスポーツなど、さまざまなニーズに合わせた多彩なグレードが用意されています。

1,000万円オーバーは当たり前のレヴァンテですが、中古車であれば1000万円以下で狙うことが可能。特に2016年や2017年に販売されたモデルは、700万円以下でも探せます。700万円の予算で探す場合ほとんどがベースグレードになりますが、ベースグレードでもレザーシートや本革巻ステアリング、フロントパワーシート、18インチアルミホイールなどの豪華装備はすべて標準装備で、電制デバイスもEBD(電子制動力配分装置)やMSP(マセラティ・スタビリティ・プログラム)も標準装備になっているので、まったく見劣りはしません。

他グレードと比べると最高出力はやや控えめですが、それでも最高出力257kW(350PS)&最大トルク500Nm(51.0kgm)というのは十分すぎるパワーですので、総合的にはお買い得な1台といえるでしょう。

【マセラティ レヴァンテ グレード比較】それぞれどんな特徴がある?

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2014年デビュー直後を狙え:ポルシェ マカン

ポルシェの大ヒットSUVであるカイエンの弟分として2014年にデビューしたマカン。もともとは「ケイジャン」というコードネームで2010年秋から開発が進められ、2013年の東京モーターショーでワールドプレミアを果たしました。

プラットフォームは兄弟ブランドであるアウディ Q5と共有し、SUVとしては珍しい前後で異なるタイヤサイズを採用するなどポルシェらしさも持ち合わせたコンパクトSUV。グレード展開もポルシェらしく、ベースグレード、スポーツ向けのS、ハイエンドのターボという3種類を設定し、2015年にはGTSが追加でラインアップされています。

現在のラインアップは2.0L直4ターボのベースグレード(737万円)、3.0L V6ツインターボのS(910万円)とGTS(1,062万円)、2.9L V6ツインターボのターボ(1,252万円)が販売されており、2021年後半には大幅なマイナーチェンジまたはフルモデルチェンジの噂も囁かれています。

そんなマカンを300万円安く購入するためには、2014年もしくは2015年頃の初期型モデルを探すのがおすすめ。ただしマカンは過走行車が多い傾向があるので、車両の状態などの確認は必須。エンジンは直4とV6があり、V6に関してはツインターボという高スペックが魅力ですが、走りにこだわらない方なら直4のベースグレードでも十分。装備面では運転席パワーシートがつき、足もとは18インチアルミホイールが標準装備となっています。

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中古でも古さを感じない:メルセデス・ベンツ Gクラス

メルセデス・ベンツ Gクラス 2010

ゲレンデヴァーゲンの名前で知られるメルセデス・ベンツ Gクラス。軍用車両をルーツにもつメルセデス・ベンツの中でも異色のSUVで、無骨なスタイリングからファッション感度の高い方たちにも人気を博しています。

1979年の登場以来ほとんど姿を変えずに生産が行なわれ、2018年にはフルモデルチェンジと呼べるほどの改良を行なったものの、コードネームは1990年より続くW463を受け継いでいます。ただし現在のゲレンデヴァーゲンは高張力スチールやアルミ部材の採用による大胆な軽量化が図られ、その他にも9速ATの多段化、電動機械式ラック&ピニオンのステアリング化、電制デバイスによる安全運転システムの採用など、現代流にアップデイトが図られており、それにともなってヘッドライトやリアランプのLED化も行なわれています。またボディサイズは全長および全幅が拡充され、その結果として車内の居住空間も拡大しています。

現在のラインアップは3.0L直6ディーゼルターボの350d(1,251万円)と4.0L V8ツインターボのG550(1,705万円)の2種類で、いずれも1000万円オーバーのプレミアム価格。ちなみに新車価格で1000万円を切るモデルは、2014年から販売されていたG350ブルーテック(998万円)までさかのぼらなくてはなりません。

新車はもちろん中古車でも人気あるGクラスも、年式を古めに設定すれば300万円安く買うことは十分可能。またほとんどエクステリア(外装)の変化がないので、古いモデルを購入しても見た目の古さを感じさせることもありません。

とはいえ性能面では数年ごとに改良を行なっており、それに合わせて装備も充実しています。そこでおすすめしたいのが、インテリア(内装)デザインが大きく代わった2012年8月のマイナーチェンジ以降のモデル。このタイミングでCOMMANDシステムが導入され、LEDデイライトや新デザインのドアミラーウインカーなども採用されています。

2013〜2015年のG350ブルーテックなら600万円台でも十分見つけることが可能。またこの350ブルーテックは、全車右ハンドル仕様になっているのもポイントです。

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初代なら400万円台から狙える:メルセデス・ベンツ GLE

メルセデス・ベンツ GLEクラス

メルセデス・ベンツ初のアメリカ生産モデルであるMクラスの後継車としてデビューしたGLE。メルセデス・ベンツの車名統一変更によって、2015年のマイナーチェンジのタイミングでMクラスからGLEと呼称が変更されました。

初代GLEはジープ チェロキーとプラットフォームを共有し、2016年には派生型のGLEクーペも登場。2019年にはフルモデルチェンジを行ない2代目へと移行しました。その際にはホイールベースが80mmも拡大され室内空間も広くなり、3列シート7名乗車仕様となりました。

現在のラインアップは2.0L 直4ディーゼルターボを搭載した300d(964万円)をボトムグレードに、3.0L直6ディーゼルターボの400d(1,138万円)、3.0L 直6ターボにISG(電気モーター)を組み合わせた450スポーツ(1,183万円)の3種類で(クーペ除く)、全車4WDとなっています。

そんなGLEを新車より300万円安く買おうと思うなら、2代目モデルではなく初代GLEを探すのが賢明。フルモデルチェンジ直前の2018年モデルでも600万円台で探すことができ、個体によっては400万円台後半という中古車も見つかります。

なおこの年式のボトムグレードは350dという名称で、エンジンも2.0L 直4ではなく3.0L V6ディーゼルターボを搭載しています。そのため力強さもあるので、トルクフルな走りを楽しみたい方はむしろ初代GLEのベースグレードを探すことをおすすめします。

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現行モデルでも400万円台:アウディ Q5

アウディQ5 2017

アウディSUVシリーズではミドルグレードに位置するQ5。フォルクスワーゲンのMLBプラットフォームを採用していますが、同プラットフォームはポルシェ マカンでも採用されています。

初代Q5は2008年から2017年まで生産され、現在販売されているのは2017年から販売されている2代目モデル。この2代目ではMLB evoプラットフォームが採用され、デザインおよびメカニズムを一新し、徹底した軽量化も図られています。

現在のラインアップは2.0直4ディーゼルターボの40TDIクワトロアドバンスド(681万円)をボトムグレードに、40TDIクワトロSライン(739万円)、45TFSIクワトロアドバンスド(730万円)、45TFSIクワトロSライン(788万円)があり、さらに各グレードにエアサスペンション装着車も用意されています。駆動方式はクワトロシステムと呼ばれるAWDクラッチ付きの4WDシステムを採用し、トランスミッションは7速Sトロニックを採用。パワートレインはいずれもBAS(駆動式オルタネータースターター)と12Vリチウムイオンバッテリーを備えたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)が採用されています。

もともと新車価格が控えめなこともあり、比較的手の届きやすいQ5の中古車モデル。新車より300万円安く買いたいと思うなら400万円台のモデルを狙う必要がありますが、400万円台でも十分現行型を探すことは可能です。

初期型のQ5なら200万円台でも見つかりますが、現行型の方が見た目も現代的な上に室内も広くて使いやすいのでおすすめ。インパネにはバーチャルコックピットが付き、ヘッドライトにはマトリックスLEDを採用するなど、最新の機能を数多く備えているので、予算の許される範囲で現行型のQ5を探してみるのが賢明です。

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いかがでしたでしょうか。中古車でもお買い得な年式のモデルやグレードを知ることで賢い買い物ができることがおわかりになったと思います。新車も魅力ですがプレミアムな見た目は中古車になっても健在する、輸入車SUVに工夫を凝らして乗ってみてはいかがでしょうか。

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