プロモーション

【価格差2倍以上】ポルシェ カイエンのエントリーモデルと最上級モデル、何が違うのか?

ポルシェ初のSUVとしてデビューした2002年9月の発売以来、SUVルックでありながら、スポーツカーの真髄を表現するカイエンは多くのファンを魅了してきました。 今回はカイエンのエントリーモデル、カイエン(車両本体価格1096万円)と最上級モデルのカイエン ターボSE ハイブリッド クーペ(車両本体価格2465万円)価格差2倍以上のグレードについて解説してきます。

更新日2021/05/11

エントリーモデルでもハイパワー、それぞれの特徴は?

ポルシェ カイエン 2018

カイエンのラインナップの中で、もっともお買い求めやすい価格設定なのがエントリーモデルです。

5人乗りSUV車のカイエンは、もちろん上級グレードと同様のボディ設計をしており、エンジン性能に大きなこだわりを持っていなければ、十分ハイパワーなコストパフォーマンスに優れた一台です。

追加オプションにより段々と金額が増していく傾向がありますので、ご検討の際は前もって必要オプションの確認が必須と言えるかもしれません。

ボディサイズは全長4,920mm×全幅1,985mm×全高1,695mm、ホイールベース2,895mmで設定されています。

カイエン S E ハイブリッド プラチナムエディション

対するカイエン ターボSE ハイブリッド クーペは、2019年3月に発表されたクーペルックSUVでありながら、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンと100kWのエレクトリックシステムの2つの駆動システムを搭載し、強大なパワーを発揮するカイエン最上級グレードです。

流麗な曲線を描くクーペスタイルは、ヘッドライトからテールライトストリップまで、911にインスパイアされた象徴的なフライラインを描き、美しく力強いプロポーションを表現しています。標準仕様は4シーターでオプションで5人乗りを選ぶことも可能です。

ボディサイズは全長4,939mm×全幅1,989mm×全高1,653mm、ホイールベース2,895mmとカイエンエントリーモデルと比較しても、大きな差はないサイズ設定です。

 

パワートレインの違いは?最高速度、加速で差を見せる最上級モデル

ポルシェ カイエン ターボ SE ハイブリッド クーペ

カイエンエントリーモデルに搭載のエンジンは、3.0L V型6気筒ターボエンジンです。

シリンダーバンク間にツインスクロールターボチャージャーを装備し、効率性に優れたこのエンジンは、最高出力250kW(340PS)/5,300~6,400rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/1,340~5,300rpmのパワーを発揮します。最高速度は245km/h、0-100km/h加速は6.2秒です。

ダウンサイジング化が加速する自動車市場において、エントリーモデルでこのパワートレインを持つのは、やはりスポーツカーの真髄を表現するポルシェというメーカーの特筆した点だと言えます。

対するカイエン ターボSE ハイブリッド クーペは、2つの駆動システムの完璧な相互作用により、セグメントの枠を超えるパフォーマンスを引き出します。

エンジンの最高出力は404kW(550PS)/5,750~6,000rpm、最大トルク770Nm(78.5kgm)/2,100~4,500rpm。このパワフルなエンジンに、100kW(136PS)のエレクトリックシステムを連動させることで、最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは900Nmまで増大し、まさにモンスター級と言えるエンジンとなっています。最高速度は295km/h、0-100km/h加速(スポーツクロノパッケージ装着時)3.8秒の数字を叩き出します。

両車特徴のあるエンジンを搭載したクルマを走らせるトランスミッションは、8速ティプトロニックSを採用しています。ワイドギアレシオを採用したことでスポーツ性能と快適性を向上させると同時に、燃料消費量を低減させます。

そしてハイパワーな車両のドライビングダイナミクスと走行安定性を強化するのが、ポルシェ トルクベクトリングプラスです。

電子制御リアディファレンシャルと連携し、リアホイールに左右個別でブレーキをかけてエンジントルクを可変配分します。結果として、強固な安全性や卓越したトラクション、あらゆる速度での優れた俊敏性を実現しています。

 

両者充実の安全装備もオプションや車内空間に違いが!

カイエンクーペ 2019

まず大前提として、SUVとSUVクーペの違いとして、後席のスペースや荷室容量の違いがあります。

荷室容量はカイエンエントリーモデルが通常時772L、リアシート折りたたみ時1,710Lに対して、カイエン ターボSE ハイブリッド クーペは通常時500L、リアシート折りたたみ時1,440Lと、大人数でキャンプや旅行に出掛けるシーンでは、SUVに軍配が上がります。

カイエンエントリーモデルであっても装備には抜かりがありません。車両安全装置には走行安定システムポルシェスタビリティマネジメントを採用し、安定感のある走りを実現しています。

標準装備のタイヤサイズは、フロントが255/55R19、リアが275/50R19です。

対するカイエン ターボSE ハイブリッド クーペは、標準仕様では4シーターですが、無償オプションでリアセンターシートを選択することも可能です。スポーツクロノパッケージや、ポルシェダイナミックシャシーコントロールシステムなどほとんどの装備が標準装備で備わっています。

タイヤサイズもフロントに285/40R21、リアに315/35R21と、標準モデルよりもタイヤサイズが大きくなっています。

カイエンの中古車情報を見てみる

 

今回は価格差が2倍以上違うクルマを比較してみていきました。

価格差の要因として一番大きいのは、シンプルにパワートレインによるものです。2つのシステムにより最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは900Nmとなるエンジンは乗った方にしか分からない魅力があるのではないでしょうか。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!