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SUVにもEVやPHEVはある!今更ですがEVやPHEVって何ですか?
今、巷で流行っていて、街でもかなりの確率で遭遇するSUV。普段セダンタイプやミニバンを乗っていた方にも認知され人気に拍車をかけています。SUVは様々なメーカーから多くの車種がラインアップされています。4WDモデルもあれば、2WDモデルもあります。
更新日2019/02/14エンジンに関しても、ガソリンエンジンモデルもあればディーゼルエンジンモデルもあります。悪路を走るイメージが強いSUVにもハイブリッドやEV、PHEVのモデルがあるのをご存知ですか?
ここでは、ハイブリッド、EV、PHEVとはなんなのか?そして、どんなモデルがあるのかについて説明いたします。
ハイブリッド車の仕組み
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの車は、その名の通り燃料だけを使用してエンジンを回しタイヤに動力を伝えます。
ハイブリッドは、エンジンとバッテリー、モーターを使用してそれを動力とします。エンジンを動力&発電に使用し状況によって電気モーターとエンジンが協力をしながら、タイヤに動力を伝えます。
ではEVとはなんなのかについてですが、EVとはElectric Vehicleの略で、日本語訳にすると、電気自動車のことです。
電気を使用しモーターを動力源としてタイヤに伝えます。では、その電気はどこから車に取り入れるのか?についてですが、街の充電施設やディーラーに設置してある充電器で車に積んであるバッテリーに充電します。
ガソリンなどの燃料を使用していないので、排気ガスは一切出さず、クリーンな車としても注目されています。モーターでの走行のため非常に静かな車でもあります。ただし、バッテリーの性能は存分とはいかず、2017年12月現在では、ガソリンモデルほどの航続距離は望めません。エンジンを積んだ車が数分間の給油で済むところ、急速充電器を使用しても充電に30分ほどかかってしまい使い勝手に関してもまだまだ改良の余地があります。
PHEVの仕組み
次にPHEVに関してですが、これは、Plug-in Hybrid Electric Vehicleの略で、充電が出来るハイブリッド車のことです。充電器でバッテリーに充電してしまえば電気自動車のように走り、バッテリーの容量がなくなるとハイブリッド車として走ることが出来ます。
また、エンジンを発電機としてバッテリーを充電するモデルもあります。電気自動車とハイブリッド車のいいとこ取りといったところでしょうか。
エンジンを積んでいるため、EV(電気自動車)のように、バッテリー切れで車が止まってしまうようなことがありません。充電施設が混んでいる場合でも給油をしてガソリン車のように走ることもできます。
電気自動車の航続距離や充電時間のことを考えると、エンジンでも走行可能なPHEVは今現在では、EV(電気自動車)よりも優位な立場にいます。PHEVは特にヨーロッパメーカーのモデルで増えています。
現在日本で購入できるSUVのEVにはテスラのモデルXがあります。グレードによりますが、1回の充電で最大565㎞も走ることが可能。ただし価格が1,000万円以上するので、なかなか簡単に手が出るモデルではないかもしれないですね。
PHEVに関しては、国内モデルですと三菱アウトランダーPHEVがあります。充電してしまえば、JC08モードで60.8㎞走ることが可能で、バッテリーが切れた後はJC08モードでリッター19.2km/lの燃費で走ることが出来ます。
輸入車のSUVではBMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、ボルボなどからPHEVがラインアップされています。輸入車のPHEVに関しては、今後もっと増えていきそうな勢いです。
EV、PHEVともに、充電が出来る環境でなければ本領を発揮できませんが、自宅に充電施設がなくてもディーラーや街中の施設に充電施設は増えつつあります。
今後もっと充電施設が増え、充電時間が短く済むようになり、さらに電気での航続距離が飛躍的に伸びることがあれば今よりももっと普及しそうな感じですね。