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各メーカーのPHEVのSUVをご紹介!

SUVの大型モデルは動力性能と引き換えに燃費が悪くなりがちです。通勤や、お買い物、休日のドライブなど愛車の利用シーンが多くなるほど重要視されるのが、燃費ではないでしょうか?そういった理由で近年はトルクと燃費性能に優れるディーゼルモデルが注目を集めていますが、プラグインハイブリッドという選択肢もあるのはご存知ですか?

更新日2018/09/28

プラグインハイブリッド(PHEV)とは?

プラグインハイブリッド(PHEV)とは家庭用のコンセントから充電できる機能を搭載し、EV走行も可能なハイブリッド車をいいます。環境性能にも優れ、EV走行も可能なモデルです。EVへのシフトが徐々に進んでいますが、その段階で今後さらに注目される可能性が高いカテゴリーです。そこで今回は、PHEVを搭載するSUVを取り上げてみたいと思います。

※2018年9月時点で販売されているモデルについて解説しています。

 

三菱 アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEVは三菱が販売するSUVの中では最も大型のSUV。ガソリンモデルもラインナップされていますが、PHEVモデルが各メディアでも大きく取り上げられていたのでそちらのイメージが強い人も多いかもしれません。

その燃費の良さとモーターが生み出すトルクによる加速力はミドルクラスのSUVとは思えないもの。ガソリン仕様のモデルは3列シート7人乗りの設定ですが、PHEVは2列シート5人乗りのみとなります。理由はモーター駆動に必要なハイブリッドシステムを搭載しているためですが、ラゲッジスペースは463Lと十分な容量を確保しています。これなら日常の買い物はからアウトドアまで広く活躍してくれそうですね。

■アウトランダーPHEV  G
全長×全幅×全高:4,695mm×1,800mm×1,710mm
ホイールベース: 2,670mm
車両重量: 1,890kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)マクファーソンストラット式/(後)マルチリンク式
トランスミッション:-
駆動方式:4WD
タイヤ(前後):225/55R18
エンジン:2.4L DOHC 16バルブ・4気筒+電気モーター
最高出力:94kW(128PS)/4,500rpm
最大トルク:199Nm(20.3kgm)/4,500rpm
モーター最高出力:(前)60kW(82ps)/(後)70kW(95ps)
モーター最大トルク:(前)137Nm(14.0kgm)/(後)195Nm(19.9kgm)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
ハイブリッド燃料消費率: 18.6km/L(JC08モード)/16.4km/L(WLTCモード)
価格:418万2,840円

 

BMW X5 xDrive40e

The BMW X5 xDrive40e.

大型SUVとなるX5にもプラグインハイブリッドが設定されています。大きなボディは重厚感があり堂々とした佇まい、所有感を満たす車としては申し分ないでしょう。

これだけの大きさでありながら、0〜100km/h加速は6.8秒とスポーツカー並み。燃費は13.8km/Lとサイズを考慮すれば比較的良好です。EV走行でも30.8km走行することができます。

荷室容量は500Lと広くとっており、後部座席を倒せば、1,720Lの広大な空間が生まれます。日常使いはもちろん、車中泊をしながらのロングドライブにももってこいの一台です。

■X5 xDrive40e iPerformance
全長×全幅×全高:4,910mm×1,940mm×1,760mm
ホイールベース:2,935mm
車両重量:2,370kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)ダブル・ウィッシュボーン式、コイル・スプリング/(後)インテグラル・アーム式、電子制御エア・スプリング
トランスミッション:電子油圧制御式8速AT
駆動方式:4WD
タイヤ(前後):255/55R18
エンジン:2.0L 直列4気筒DOHCガソリン+電気モーター
システム・トータル最高出力 :230kW(313ps)
システム・トータル最大トルク:450Nm(45.9kgm)
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
ハイブリッド燃料消費率: 13.8km/L(JC08モード)
価格:992万円

 

ミニ クーパーSE クロスオーバー ALL4

MINI Cooper S E Crossover ALL4

MINIと言えば後部座席の快適性はある程度捨てなければならないイメージがありますが、MINIクロスオーバーは5ドアモデルで大人5人がしっかりと乗れることをコンセプトにしている車です。現行モデルは、ディーゼルエンジンのラインアップを充実させていますが、PHEVもあります。

モーターのみの走行で最高120km/hまで走行することができます。また航続距離は約42.4kmm。通勤や買い物くらいであればEV走行だけで事足りそうですね。

大きくなっても内外装のMINIの世界観は変わりません。特徴的なエクステリアと円を多用したインテリアは紛れもなく、MINIを感じさせてくれます。

さらに、オートマチック・テールゲート・オペレーション(オープン/クローズ、イージー・オープナー機能付)が標準装備され、メーカーオプションで電動フロント・シート(運転席メモリー機能付)が装備できます。オリジナルに比べワンランク上の高級感が付加されているのも特徴です。

プラグインハイブリッドでもその大きさを感じさせることなくMINI本来のきびきびとした走りを堪能することができます。

■ミニ クーパーSE クロスオーバー ALL4
全長×全幅×全高:4,315mm×1,820mm×1,595mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,770kg
乗車定員:5名
サスペンション:-
トランスミッション:6速AT
駆動方式:4WD
タイヤ(前後):225/50R18
エンジン:1.5L 直列3気筒DOHC MINIツインパワーターボ+電気モーター
最高出力:100kW(136ps)/4,400rpm
最大トルク:220Nm/1.400〜4,3000rpm
モーター最高出力::65kW(88ps)/4,000rpm
モーター最大トルク:165Nm/3,000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
ハイブリッド燃料消費率: 17.3km/L(JC08モード)
価格:498万円

 

カイエン S E ハイブリッド プラチナムエディション

2000年初頭に登場したポルシェのSUVも賛否両論ありましたが、今ではすっかりおなじみのモデルとなりました。数多くのクロスオーバーSUVが販売される現代において、デザインでブランドを見極めるのは容易ではありません。しかし、カイエンは同ブランドのアイデンティティが随所に現れておりひと目でポルシェと分かる秀逸なデザインです。

2mにも迫る全幅はさすがに日常使いではやや気を遣いますが、それを全く感じさせないドライブフィール、遠方に出かける際はツアラーとしてのポテンシャルを発揮します。

0-100km加速は5.9秒と、並大抵のスポーツカーでは適わない加速力を持っているのもポイントです。それでいながら大人5人がしっかり乗れる室内空間、高級感のあるインテリア、広い荷室と、まさに車に求められるすべての要素を満たしているSUVと言えるでしょう。

▪️カイエン S E ハイブリッドPlatinum Edition
全長×全幅×全高:4,855mm×1,954mm×1,705mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:-kg
乗車定員:5人
サスペンション:(前)アルミダブルウィッシュボーンサスペンション式/(後)マルチリンク式
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD
タイヤ(前後):255/55R18
エンジン:3.0L V型6気筒スーパーチャージャー+電気モーター
最高出力:245kW(333ps)/5,500〜6,500rpm
最大トルク:440Nm(44.9kgm)/3,000〜5,250rpm
総合出力:306kW(416 PS)/5,500〜6,500rpm
燃料消費率:–km/L
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
価格:1,257万円

 

ボルボ XC90 T8 ツイン エンジン AWDプラグインハイブリッド

※画像は XC90 T8 R-design

近年躍進が止まらないボルボですが、同社のフラグシップSUVがXC90です。上質なエクステリアと高品質な内装が与えられたモデルで、高級感ではドイツの高級メーカーと肩を並べるほど。

エンジンは2.0Lですが、ターボチャージャーとスーパーチャージャーを装着したツインチャージャーエンジンです。その恩恵で通常の2.0Lエンジンとは思えないハイスペックなパワーユニットを実現しています。

重量は2,360kgと率直にかなりの重さがあるモデルと感じます。しかし、いざ走らせてみると鈍重さは皆無、非常に軽やかに車体が動き出します。この重さはデメリットとはならず、安定性の高さへと昇華させています。

また、プラグインハイブリッドのSUVとしては3列シート(7人乗り)を持つ数少ないモデルでもあります。

■XC90 T8 Twin Engine AWD Inscription
全長×全幅×全高:4,950mm×1,960mm×1,760mm
ホイールベース:2,985mm
車両重量:2,360kg
乗車定員:7人
サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン/(後)マルチリンク式
トランスミッション:電子制御前進8速A/T(ロックアップ機構付)
駆動方式:AWD
タイヤ(前後):275/40R21
エンジン:2.0L 直列4気筒DOHC16バルブ(インタークーラー付ターボチャージャー&スーパーチャージャー[ガソリン]+電気モーター)
最高出力:233kW(318ps)/6,000rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2,200〜5,400rpm
モーター最高出力:(前)34kW/2,500rpm、(後)65kW/7,000rpm
モーター最大トルク:(前)160Nm/0〜2,500rpm、(後)240Nm/0〜3,000rpm
燃料消費率:13.7km/L(JC08モード)
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
車両本体価格:1,084万円

 

ランドローバー レンジローバー スポーツ PHEV

ランドローバー レンジローバー PHEV

SUVを得意とするイギリスのブランド「ランドローバー」にもPHEVが設定されています。レンジローバーとは同ブランドの高級路線のモデルに与えられた名称です。

コンセプトの通り、非常に高級感のある内外装のデザイン、品質が与えられています。走破性の高さはもちろんですが、これで悪路を走るのがためらわれるほどの美しさを兼ね備えています。

センターコンソールパネルには2つの10インチディスプレイが設置され、先進的なデザインとなっています。

通常モデルのレンジローバースポーツは3列シート7人乗りの設定がありますが、PHEVモデルはハイブリッドシステム搭載のため、2列シート5人乗りのみの設定、トランクスペースもわずかに容量が減らされています。

0-100km/h加速は6.7秒なのでいかなる場合でも交通の流れをリードできる性能を持っています。

■レンジローバー SPORT HSE
全長×全幅×全高:4,855mm×1,985mm×1,800mm
ホイールベース:2,920mm
車両重量:-kg
乗車定員:5人
サスペンション:-
トランスミッション:8速AT
駆動方式:AWD
タイヤ(前後):-
エンジン:2.0L 直列4気筒
最高出力:221kW(300ps)/5,500rpm
最大トルク:400Nm/ 1,500〜3,500rpm
モーター最高出力:85kW(116ps)/5,500rpm
モーター最大トルク:275Nm
使用燃料:-
燃料消費率:2.8L/100km(約35.7km/L)
車両本体価格:1,185万円~

 

PHEVのSUVをご紹介してきましたがいかがでしたか?各メーカーの最先端の技術が投入されているのがお分かりいただけたと思います。それと引き換えに価格は非常に高価なモデルが多くなっています。故に万人におすすめできるモデルではないことは確かです。

しかし、まったく重さを感じさせない軽快なフィーリング、良好な燃費はプラグインハイブリッドならでは。今後、この分野が注目され、販売台数が多くなればもう少し手が届きやすい価格で購入できる可能性はあるかもしれませんね。