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【中古でも手に入らない!?】SUVの限定モデル5選
“限定”という言葉を聞くとつい気になってしまう、という方は多いと思います。ことクルマの分野となると、限定車は特別な装備やメカニズム、専用装備が搭載されるだけでなく、“限られた数しか世の中に存在しない”という特別感があります。そこで今回は、SUVに存在する限定モデルをいくつか紹介しましょう。
更新日2021/08/27ランドクルーザーの本質をピュアに味わいたい方におすすめ|トヨタ ランドクルーザー70
ランドクルーザー70は、悪路走行に適したヘビーデューティ仕様として1984年に日本で販売を開始しました。その後2004年に日本国内での販売を終了しましたが、70シリーズの復活を望むファンが多く、その強い要望に応えて、2014年に販売された期間限定モデルです。
70シリーズの一番の特徴は、ランドクルーザーの本質でもある堅牢性や耐久性、そして悪路走破性です。堅牢なラダーフレーム構造と力強いエンジン、パートタイム4WDというパワートレインによってこの本質が支えられています。
4.0L V6ガソリンエンジンに5速MTのみ、そしてバンタイプとピックアップの2種類のみという非常に割り切ったラインアップですが、ランドクルーザーの魅力をピュアに味わいたい人にとって格別なモデルとなるでしょう。
当時の新車販売価格はバンが360万円、ピックアップが350万円で、2015年6月30日をもって受注終了となりました。中古車市場では約380万円〜660万円と、新車価格を超える値段で流通しています。
贅沢な装備とチューニングでスポーツドライビングが堪能できる|スバル フォレスター STi Ⅱ タイプ M
インプレッサのプラットフォームを使用したクロスオーバーSUVとして1997年に発売された初代フォレスターは、スポーティなデザインと本格的な悪路走破性、シンメトリカルAWDのもたらす優れたハンドリング性能でオン/オフ問わず高い走行性能を発揮し、人気モデルとなりました。
その初代フォレスターにはスバルのモータースポーツ専門会社である「STi」が専用チューニングを施したモデルがあり、2001年10月にはこのSTiモデルをベースに、さらに専用パーツの装備やチューニングを施した限定モデル「STiⅡ タイプ M」が発売されました。
吸排気系に専用パーツを採用したり、専用チューニングのECUを搭載することで、最高出力はベース車に比べて7kW(10PS)向上し、184kW(250PS)を発生します。またフロントサスペンションに専用チューニングを施し、ロールを抑えたシャープなハンドリングを実現。そしてRAYS(レイズ)製17インチ鍛造アルミホイールを装着しています。
こちらは800台限定で販売され、当時の新車販売価格は260万円(東京・大阪・名古屋地区/消費税含まず)となっています。20年ほど前の限定モデルということで探すのはかなり難しいですが、中古車では230万円程度の値段がつけられています。
インパクト抜群のエアロパーツで武装したホモロゲモデル|三菱 パジェロエボリューション
三菱の本格オフロードSUVであるパジェロには、“世界一過酷な自動車競技”と呼ばれるダカールラリーに参戦することを主眼に開発されたホモロゲーションモデル「パジェロエボリューション」がありました。
パジェロエボリューションはインパクトの強いエアロパーツが目を引きます。ノーマルより90mm広げられたオーバーフェンダーと、立体的でボリューム感のあるバンパー、そしてそこに内蔵された小ぶりのフォグランプと大きく口を開けたラジエーターグリル、軽量アルミボンネット、空力に配慮した両サイドのリアスポイラーなどが強烈なオーラを放っています。
エンジンは3.5L V6MIVECで、最高出力は206kW(280PS)/6,500rpm、最大トルクは348.1Nm(35.5kgm)/3,000rpmというスペック、そして専用開発されたARMIEサスペンションは、フロント240mm、リア270mmという超ロングストロークを実現し、あらゆる路面での乗り心地と悪路走破での高い性能を両立させています。
パジェロエボリューションは1997年に発売、当時の新車販売価格は5速MTが374万円、5速ATが390万8000円となります。すでに20年以上が経過したモデルですが、中古車市場では約200〜350万円程度のプライスが付けられています。在庫数も少なく、希少価値が高いモデルだと言えるでしょう。
腕時計もセットでこだわり抜いたデザインが魅力|ポルシェ カイエンGTS ポルシェデザインエディション3
こちらは初代カイエンに設定された限定モデルで、2009年に全世界1,000台限定で販売されました。
オーストリアのツェル・アム・ゼーを拠点とするプロダクトデザインの名門 ポルシェ デザインスタジオがエクステリア(外装)を手掛け、専用ボディカラー ラバグレーメタリックのスポーティなカラーリングに、ボディサイドとボンネットにはデザインストライプがあしらわれ、限定モデルの特別感が表現されています。また標準装備の21インチアルミホイールは、この専用ボディカラーと同色になっています。
インテリアは専用装備のブラックレザーインテリアに、メーターパネルやドアシルには鮮やかなレッドステッチが配置されています。さらにレヴカウンター、フロントドアエントリーガードには、Porsche Design Edition 3のロゴがあしらわれ、グローブボックスのモデル名プレートにはシリアルナンバーがエンボス加工されています。
さらに、この限定モデルのためにオートマチッククロノグラフ(腕時計)が用意されました。直径42mmのチタニウム製ケースに、ダイヤモンドライクカーボンコーティングが施すことでケースを独特のカラーに染め、まさにこのモデルのプレステージ性を高めるアイテムとなっています。
こちら新車販売時の価格は1,291万円となります。日本への割り当て台数は不明ですが、中古車市場にもほぼ出回っていない、かなり希少価値の高いモデルとなります。
機能性の高いエアロパーツが本格スポーツモデルの証|アルファロメオ ステルヴィオ・クアドリフォリオ F1トリビュート
2019年10月、イタリアのスポーツカーブランド アルファロメオがF1への参戦を記念し、専用設計されたエアロパーツの装着や専用チューニングで武装した限定モデル F1トリビュートをジュリアとステルヴィオ・クアドリフォリオに設定し、発売しました。
ノーマルモデルとは異なる形状のエアロスプリッター、サイドスカート、リアスポイラーなど専用設計のエアロパーツはザウバー・エンジニアリングとアルファロメオの共同開発によるもの。ザウバーは世界でもトップクラスの規模の最先端風洞施設を備えており、エアロダイナミクスの技術が活かされた本格的なものとなっています。
また、専用エンジンチューニングとAkrapovic(アクラポヴィッチ)社製のエキゾーストシステムにより、エンジンの最高出力が510PSから520PSへと引き上げられると共に、官能的なエキゾーストサウンドを楽しめるのも特徴です。
ステルヴィオ・クアドリフォリオ F1トリビュートの新車販売価格は1,495万円、4台限定という超レアな限定モデルです。
希少な限定モデルは中古車市場でもあまり値段が下がらない、プレミアムなモデルです。買うときに少し高いと感じても、その分下取りでも有利になります。限定モデルの特別な装備、仕様をぜひ一度味わってみてください。
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文・SUV FREAKS編集部
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