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【高速道路でも快適】長距離ドライブにおすすめのSUV5選

大型連休になると、家族みんなで実家に帰省したり、アウトドアに出かける方も多いのではないでしょうか。そんなときに大変なのが長距離ドライブ。県をまたぐような長距離を走るとどうしても疲れますし、また燃費も気になるところです。そんな長距離ドライブも楽しめる、国産SUV3台と輸入車SUVを2台紹介します。

更新日2021/09/29

長距離ドライブにおすすめSUVを選ぶ3つのポイント

全長4,500〜4,700mm程度のミドルサイズSUVがおすすめ

まず、長距離ドライブがしやすいクルマを選ぶ上で重要なのがボディサイズです。軽自動車やコンパクトSUVは都会での取り回しはしやすいものの、長距離ドライブではやや窮屈で、疲れがたまりやすくなります。

かといってボディが大きすぎるのも考えもの。広い室内は快適ですが、その反面、取り回しが悪くなったり車両重量が重くなったり、エンジンの排気量が大きくなるため、燃費が悪化します。ですので、だいたい全長4,500〜4,700mm程度のミドルサイズSUVがおすすめです。

ホイールベースは2,660mm以上がおすすめ

またボディサイズだけではなく、ホイールベースの長さも考慮にいれたいところ。ホイールベースとは、前輪の中心軸から後輪の中心軸までの距離のことです。

一般的に、ホイールべースが長いほど直進安定性は増し、特に高速道路では直進を維持しやすくなるので運転が楽になります。また、前席と後部座席の距離を確保できるので、後席の居住性が高くなるのもメリットです。

では、どれくらいのホイールベースの長さを目安にすれば良いでしょうか。普通車の国産SUVのホイールベースの平均は約2,655mm(SUV FREAKS調べ)ですから、2,660mm以上あれば十分と言えるでしょう。これら2つの条件を満たすSUVであれば、おおむね長距離ドライブには向いているクルマといえます。

もっと条件を絞るなら運転支援機能搭載車がおすすめ

さらに条件を絞るなら、高速道路走行時に活躍してくれる運転支援機能も搭載されていると便利です。

例えばACC(アダブティブクルーズコントロール)は、自動でアクセルとブレーキのアシストをしてくれるので、前の車両との車間距離を一定に保つことができます。

他にも、ハンドル操作を自動で行うことにより同一車線を維持してくれるLKA(レーンキープアシスト)機能や、BSM(ブラインドスポットモニター)といった車線変更の際に死角のクルマの存在を教えてくれるものもあります。

これらの装備が搭載されていると運転時の疲労軽減にも役立ちますし、安全にドライブを楽しめます。

 

燃費重視なら2WD/走行安定性重視なら4WD

ルノー アルカナ 2021

駆動方式も重要なポイントです。2WDか4WDどちらを選ぶかは、なにを重視するかでおすすめするものが変わってきます。

長距離ドライブにおいてとにかく燃費を重視するなら2WDがおすすめです。
しかし、県をまたぐような長距離ドライブだと天候が大きく変わることがあります。また、雪国などにおもむく際は、路面状況が悪い場合があり、走行安定性が高まる4WDの方が有利です。

しかし、最近では2WDでも道路状況に合わせてタイヤの駆動力をコントロールしてくれる機能があるなど、4WDでなければならないシーンはほとんどありません。しかし、転ばぬ先の杖として必要だと感じる方は4WDをおすすめします。

 

おすすめ国産SUVを3台紹介

ホイールベースが2,705mmと長い 日産 3代目エクストレイル

日産 エクストレイル プロパイロット

まず、おすすめしたいのは日産 3代目エクストレイルです。ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,740mm。ホイールベースは全長4,500〜4,700mmの国産ミドルサイズSUVのなかではもっとも長い日産 アリア(ホイールベース2,775mm)に次ぐ2,705mmで居住性が高いのが魅力です。

また、先進安全装備のプロパイロットをグレード別に設定。高速道路において先行車との車間距離を保ってくれるだけでなく、車線中央の走行をキープしてくれます。BSM(後側方車両検知警報)もグレード別に設定に設定されています。

くわえて、4WDモデルには走行状況に応じて駆動モードを選択できる「インテリジェント 4×4」を搭載。電子制御4WDシステムで前後トルク配分を調節してくれるのでさまざまな道路状況に対応してくれます。また、最低地上高も200〜205mmと高いので、キャンプやスキーなどのアウトドアを楽しみたい方におすすめの一台です。

日産 エクストレイルの中古車情報を見てみる

 

ディーゼルで低燃費かつ高速巡行もラク マツダ 2代目CX-5

マツダ CX-5 2019

次におすすめしたいのが、マツダ 2代目CX-5です。ボディサイズは全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mm。ホイールベースはエクストレイルに次ぐ2,700mmを備えています。

またディーゼルエンジンモデルなら、高速道路モードでの走行時にWLTCモード燃費19.8km/Lもの低燃費を実現。それに加えて、最大トルク450Nm(45.9kgm)を2,000回転と低回転域で発生するので、高速道路にも向いています。

さらに、ハンドル操作に応じてエンジンのトルク量を変化させるG-ベクタリング コントロール プラスを全車に標準装備。4WDモデルだけでなく2WDモデルでも車両安定性が高められており、高速道路での車線変更時にも便利です。

先進装備は、車間距離を一定に保つマツダレーダークルーズコントロール、ブラインドスポットモニタリング(BSM)が全車標準装備されており、グレード別でレーンキープアシストシステムも搭載されています。

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航続距離は1,226.5km トヨタ 4代目ハリアー

トヨタ ハリアー 2020

最後におすすめするのはトヨタ 4代目ハリアーです。ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm。ホイールベースは2,690mmと長めに確保されています。

注目したいのはハイブリッドモデルの燃費と航続距離です。WLTCモード燃費は最大22.3km/Lで、タンク容量55L。カタログのWLTCモード燃費とタンク容量をかけ合わせると、航続距離は1,226.5kmになります。

低燃費もさることながら、大容量のタンクを備えるため長距離ドライブでもガソリンの残量をさほど気にしなくてすむのは心強いですね。さらに、吸遮音材・制振材の効果的な配置や高遮音ガラスの採用により静粛性が高められているのもポイント。長距離ドライブでも静かに快適に過ごせます。

また、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーントレーシングアシスト(LTA)を全車標準装備。ブラインドスポットモニター(BSM)もグレード別に設定しており、安全性能もばっちりです。

トヨタ RAV4 2019

余談ですが、4代目ハリアーには同じGA-Kプラットフォームを採用した兄弟車、5代目RAV4があります。ホイールベースの長さはハリアーと同じ2,690mm。4代目ハリアーが流麗なクーペフォルムなのに対し、5代目RAV4はゴツゴツとした角がある力強さが感じられるスタイリングが魅力の一台で、キャンプなどのアウトドアにもぴったりです。

5代目RAV4のハイブリッドモデルは、WLTCモード燃費が最大21.4km/Lで、タンク容量は55L、航続距離は1,177kmと国産SUVで3位の長さを誇ります。

また、ガソリンモデルのアドベンチャーは最低地上高200mm。4代目ハリアー/5代目RAV4のガソリンモデル(最低地上高195mm)よりも5mm高められているほか、新開発のダイナミックトルクベクタリングAWDを搭載。走破性や操縦安定性が高められているので、走行性能を重視する方は5代目RAV4もおすすめです。

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輸入車ならこの2台

最後に全長4,500〜4,700mm程度、ホイールベースが2,660mm以上の条件に当てはまるクルマから、人気の高い輸入車SUVを2台紹介します。

コンパクトなのにホイールベースも長い:BMW ミニクロスオーバー

ミニ クロスオーバー 2020

2021年上半期(1月〜6月)の外国メーカー車モデル別新車登録台数でトップの9,135台を記録しているBMW ミニ。そんな人気のミニのSUVモデルがミニ クロスオーバーです。ボディサイズは全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm、ホイールベースは2,670mm。コンパクトなボディサイズながら、しっかりと居住空間を確保しているのが魅力です。

そのなかでもおすすめはディーゼルモデルのクーパー Dで、WLTCモード燃費は16.9km/Lと低燃費。タンク容量は61Lなので航続距離は1,030.9kmとなり、1,000km超えを誇ります。また、1,750〜2,500rpmの低回転域で350Nm(35.7kgm)の最大トルクを発生するので、高速での走行も楽なのが特長です。

また、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)を全車標準装備。高速道路で先行車が停止した場合も自動でブレーキをかけてくれるので、渋滞に巻き込まれても安心です。

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扱いやすい3列シートモデル:メルセデス・ベンツ GLB

メルセデス・ベンツ GLB200d 2020

2021年上半期(1月〜6月)の外国メーカー車モデル別新車登録台数で3,123台を記録し、10位にランクインしているのが、3列シートSUVのメルセデス・ベンツ GLBです。

ボディサイズは全長4,634mm×全幅1,834mm×全高1,706mm(35 4マチック以外)と、前述した3代目エクストレイル(全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,740mm、ホイールベース2,705mm)と同程度ながら、ホイールベース長はエクストレイルを超える2,829mmを誇ります。扱いやすいボディサイズながら、3列シートSUVというだけあって室内空間が広く取られているのが魅力です。

パワートレインにはディーゼルエンジンを採用。200 d 4マチックは1,460〜3,200rpmの低回転域で320Nm(32.6kgm)の最大トルクを発揮します。

こちらもアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能)が搭載されており、高速道路で先行車が停止した場合には合わせて停止してくれます。

メルセデス・ベンツ GLBの中古車情報を見てみる

 

長距離ドライブにおすすめの国産SUVを3台、輸入車SUVを2台紹介しました。休日のレジャーを楽しむためにも、ドライブ中も快適に過ごせるSUVを選んでみてはいかがでしょうか。

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文・SUV FREAKS編集部

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