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国産SUVホイールベースの長さランキングTOP10

皆さんはクルマを購入するときに、ホイールベースの長さを気にしたことはありますか?ホイールベースとは、前輪の中心軸から後輪の中心軸までの長さのことです。普段意識することが少ないホイールベースですが、実は走行安定性や室内の居住性に影響しています。

更新日2021/09/28

ホイールベースが長いメリット・デメリット

LX ブラックシーケンス2018

一般的に、ホイールべースが長いほど直進安定性は増します。また、前席と後席の距離を確保できるので、後席の居住性が高くなるというメリットもあります。

もちろん、ホイールベースが長くなることでのデメリットもあり、小回りが効きにくくなります。

この記事ではそんなホイールベースの長さを調査。国産SUVでホイールベースが長いクルマを10位からランキング形式で発表していきます。

ちなみに国産SUVのホイールベースの平均値は21年9月16日時点で約2,656mm。ちょうどマツダ CX-30のホイールべースの長さが2,665mmなので、CX-30の全長、ホイールべース、最小回転半径の値を平均的なSUVの基準として、それぞれの値を比較してみたいと思います。

・参考
マツダ CX-30 【全長4,395mm、ホイールベース2,655mm、最小回転半径5.3m】

 

ホイールベースが長い国産SUVランキングトップ10

10位:トヨタ 4代目ハリアー/トヨタ 5代目RAV4/レクサス 2代目NX 2,690mm

トヨタ RAV4 2019

10位にランクインしたのはトヨタ 5代目RAV4、トヨタ 4代目ハリアー、レクサス 2代目NXで、ホイールベースの長さは2,690mm(CX-30比+25mm)です。

トヨタ 5代目RAV4はトヨタのSUVラインアップの中核を担うミドルサイズSUVで、2019年4月に発売されました。トヨタの新しい設計思想であるTNGAに基づいたGA-Kプラットフォームを採用したSUVであり、2020年6月に発売された4代目ハリアーとは兄弟車の関係にあります。

5代目RAV4がアウトドア向けの力強さを感じられるデザインになっているのに対し、4代目ハリアーは流麗さが感じられる高級感やスタイリッシュさを強く押し出した一台となっています。

トヨタ ハリアー 2020

プラットフォームの長さは同じですが、5代目RAV4は全長4,600〜4,610mm(CX-30比+205〜215mm)なのに対し、4代目ハリアーは全長4,740mm(CX-30比+345mm)、と5代目RAV4よりも130〜140mm長くなっています。ちなみに室内長は5代目RAV4が1,890mm、4代目ハリアーが1,880mmとほとんど一緒。最小回転半径も5.5〜5.7mと同じです。

室内の居住性は、4代目ハリアーには吸遮音材・制振材の効果的な配置や高遮音ガラスの採用などがされている分、静粛性が高められているので快適に過ごせるでしょう。

レクサス NX 2021

2代目NXは2021年6月に発表された新型モデルで、2021年秋に発売開始と言われています。ホイールベースは初代より30mm延長されており、10位にランクインしています。全長は4,660mm(CX-30比+265mm)と、5代目RAV4と4代目ハリアーの中間ぐらいのサイズになっており、最小回転半径はまだ発表されていません。発売が待ち遠しい一台です。

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9位:マツダ 2代目CX-5 2,700mm

マツダ CX-5 2019

9位にランクインしたのはマツダのSUVの中核をになう2代目CX-5です。ホイールベースの長さは2,700mm(CX-30比+35mm)となっています。

全長は4,545mm(CX-30比+150mm)と、マツダのSUVのラインアップでCX-30よりも一回り大きなサイズとなっていますが、5代目RAV4などよりは短くよりコンパクトです。最小回転半径は5.5m。こちらは5代目RAV4などと同じとなっています。

ちなみに2代目CX-5には、G-ベクタリング コントロール プラスが全車に搭載されています。これはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを調節し、タイヤの接地状態を最適化してくれる機能で、車両の安定性を高めてくれます。

この機能は高速道路の車線変更や雪道などでの走行で効力を発揮。長いホイールベースによる直進安定性の高さ、低回転域で最大トルクを発生するディーゼルエンジンの特性などもあいまって、高速道路を快適に走れる一台といえるでしょう。

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8位:日産 3代目エクストレイル 2,705mm

日産 エクストレイル プロパイロット

8位にランクインしたのは日産 3代目エクストレイルです。ホイールベースは2,705mm(CX-30比+40mm)、全長は4,690mm(CX-30比+295m)となっています。

実は3代目エクストレイルは、現在正式に発売されている全長4,700mm以下の国産SUVの中では最も長いホイールベースを備えており、7人乗りモデルも用意しているだけあって居住空間が広く取られています。最小回転半径は5.6mと、やや大きくなっています。

ちなみに、3代目エクストレイルの最低地上高は200〜205mm。さらに4WDモデルは電子制御の4WDシステムであるインテリジェント 4×4を搭載しているので、さまざまな路面で高い走破性を見せてくれます。それにくわえ、防水加工フロアを備え、ガソリンモデルの荷室には防水フレキシブルラゲッジが採用しています。前述通り7人乗りモデルも用意されているので、街中やアウトドアなど、さまざまなシーンやアクティビティに対応してくれる頼もしい一台です。

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7位:スバル 6代目レガシィアウトバック 2,745mm

6代目 スバル アウトバック 2020

7位にランクインしたのは、2021年2月に先行予約が開始されたスバル 6代目レガシィ アウトバック。正式発売は2021年10月からと、まもなく登場するSUVです。

すでにスペックは明かされており、ホイールベースは2,745mm(CX-30比+90mm)。全長は4,870mm(CX-30比+475mm)と大きめのボディサイズながら、最小回転半径は3代目エクストレイルより小さい5.5mとなっております。

7年ぶりの全面刷新とあって、ユーザーにどのように受け入れられるのか楽しみなモデルです。

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6位:日産 アリア 2,775mm

日産 アリア 2020

6位にランクインしたのが、2021年6月に予約開始された日産 アリアです。純EVということで注目を集めており、国内の予約注文は10日間で約4,000台にのぼるなどさっそく話題となっています。

日産 アリア 2020

そんなアリアのホイールベースは2,775mm(CX-30比+100mm)と、ついにCX-30を100mm超えるサイズに。広々とした居住空間が想像できます。全長は4,595mm(CX-30比+200mm)で、3代目エクストレイルよりも小さいボディサイズながら長いホイールベースを備えています。最小回転半径は公開されていません。

EVの静粛性とあいまって、とても快適に過ごせる一台となりそうです。

 

4位:トヨタ 4代目ランドクルーザープラド/レクサス 4代目RX 2,790mm

トヨタ ランドクルーザープラド 2106

4位にランクインしたのはレクサス 4代目RX/トヨタ 4代目ランドクルーザープラドで、ホイールベースは2,790mm(CX-30比+125mm)。どちらもレクサス、トヨタの人気SUVだけあって室内の広さは確保されています。

全長は4代目ランドクルーザープラドが4,825mm(CX-30比+430mm)。RX300/RX450hが4,890mm(CX-30比+495mm)、3列シートSUVのRX450hLは5,000mm(CX-30比+605mm)となっています。3列シートSUVのRX450hLは全長は長くても、ホイールベースの長さは2列シートSUVのRX300/RX450hと同じです。

レクサス RX450hL

最小回転半径は4代目ランドクルーザープラドが5.8m。4代目RXが全モデルが5.9mです。さすがに6m近くなるとちょっと取り回しに苦労しそうですが、ボディサイズを考えれば当然ですね。

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2位:トヨタ ランドクルーザー300/レクサス 3代目LX 2,850mm

トヨタ ランドクルーザー 2021

3位にランクインしたのは、2021年8月に発売されて以来の話題をかっさらっているトヨタ ランドクルーザー300と、レクサスのフラッグシップSUVであるレクサス 3代目LXです。

ホイールベースは2,850mm(CX-30比+195mm)と、CX-30と比べるとなんと20cm近くも長くなっています。全長はトヨタ ランドクルーザー300が4,950〜4,985mm(CX-30比+555〜590mm)。LXは5,080mm(CX-30比+685mm)です。最小回転半径はどちらも5.9mと、ランドクルーザープラドなどと同じとなっています。

しかし、これでも2位。約5mものクルマよりホイールベースが長いのはどの車種なのでしょうか?

ランドクルーザーの中古車情報を見てみる

 

1位:マツダ CX-8 2,930mm

マツダ cx-8 2017

見事、栄えある1位に輝いたのはマツダ CX-8です。ホイールベースは2,930mm(CX-30比+275mm)と、なんと3m近くもあります。全長は4,900mm(CX-30比+505mm)となっており、最小回転半径は5.8m。4代目ランドクルーザーなどと比べるとやや取り回しがしやすくなっています。

もちろん、CX-8も2代目CX-5と同じくG-ベクタリングコントロール プラスを全車に搭載しており、走行安定性が高いモデルです。それにくわえて、低回転域で最大トルクを発揮するディーゼルエンジンも備えていますから、高速道路での走行もかなり楽でしょう。

また、都会向けのデザインながら最低地上高200mを確保しており、走破性も高いのが魅力。7人乗車も可能ですからさまざまなシーンで活躍してくれそうです。さらに、快適性の高いキャプテンシートを採用した6人乗りモデルもあるので、居住性もバッチリです。

CX-8の中古車情報を見てみる

 

この記事を読む前に、1位はランドクルーザーかLXだろうと予想された方も多いでしょう。しかし、トップを飾ったのはCX-8でした。CX-8は車両価格299万4200円からと車両価格300万円以下から狙えますし、中古なら250万円台から流通しています。

直進安定性や居住性の高いSUVを探しているなら、CX-8も視野に入れてみましょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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