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車重が軽い国産SUVランキングTOP10

SUVと言えば車重が重い大型の車種を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、近年はコンパクトSUVの人気が高まっていることもあり、車両重量が1tを切る軽いSUVも存在します。車両重量が軽いSUVは、 低燃費だったり、重量税も安くすんだりと経済性が高い点がメリット。今回は、そんな車両重量が軽いSUVを10台紹介します。

更新日2021/11/05

車両重量が軽いSUVのメリット

トヨタ ライズ

車両重量が軽いSUVのメリットはいくつかありますが、まず、その燃費の良さが挙げられます。車両重量が軽ければ、必然的にクルマを動かすために必要な燃料は少なくなりますので、燃費が良くなります。

例えば、車両重量が1tを切るダイハツ ロッキー(X、LのFF)/トヨタ ライズ(G、XのFF)は車両重量が970kg。WLTCモード燃費も20.7km/Lと、ガソリンモデルながら20km/Lを超える低燃費です。

また、車両重量が軽い方が「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本的な運動性能が高くなるといったメリットもあります。

あらゆる物体は慣性の法則に支配されており、外から力を与えない限り、動いている物体は止まりませんし、止まっている物体は動きません。慣性の力は物体の重さが重いほど大きな力が必要になりますので、車両重量が軽い方が小さい力で「走る」「曲がる」「止まる」ができ、運動性能が高いと言えます。

税金が安くなるというのも大きなメリットです。まず重量税は、新車登録から12年間は0.5tごとに4100円が課税されます。重量税は通常、車検時に3年分をまとめて支払うため、1tと1.5tのクルマでは実に1万2300円の差額が生まれます。

また先述した通り、車重が軽い方がクルマを動かす力は小さくなりますので、当然排気量も小さくなります。自動車税は排気量の大きさで決まるので、間接的に車重が軽い方が安くなる傾向にあります。自動車税は毎年掛かるため、大きな出費です。

排気量が1L超え~1.5L以下の自動車税は3万500円。1L以下の場合だと2万5000円となりますので、比較すると5500円も安い計算となります。

結論、車両重量が軽いことによって維持費や税金が安くすみ、運動性能も高くなっているのです。では、ここからは車両重量が軽い国産SUVを10台紹介します。

 

第10位:三菱 3代目RVR M FF/日産 キックス 全グレード 1,350kg

三菱 RVR 2019

第10位にランクインしたのは三菱 3代目RVRと日産 キックスです。RVRのエントリーモデル(M FF)およびキックスの全グレードにおいて、車両重量は1,350kgと1.5tを切っています。

RVRは、同社のSUVであるエクリプスクロスと比べると販売台数が振るわず、人気の高いモデルではないのですが、価格面で見ると意外とお得でおすすめの一台です。

ボディサイズは全長4,365mm×全幅1,770mm×全高1,630mmとコンパクトサイズ。人気のホンダ 新型(2代目)ヴェゼルの全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580mm(ガソリンG)と比べると、ほぼ同じサイズとなっています。最小回転半径も5.3mと取り回しが良いのが魅力です。

価格はRVR Mが214万3900円。新型ヴェゼル(2代目)のエントリーグレードであるガソリンGの227万9200円と比べても、安い価格となっています。またダイナミックシールドを採用したフロントマスクはスタイリッシュで、決して安っぽく見えないのも魅力の一つとなっています。

日産 キックス 2代目 2020

同じく10位のキックスは、日産独自のパワートレインe-POWERを搭載。ボディサイズは全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mm、最小回転半径5.1mとこちらも都市で扱いやすいサイズで、WLTCモード燃費21.6km/Lという低燃費が魅力の一台です。

e-POWERはガソリンを使ってエンジンで発電し、モーターで加速するというパワートレインで、1.2Lと言う小排気量ながら、最高出力(モーター)は95kW(129PS)/4,000〜8,992rpm。発進から中間加速まで力強い加速を実現してくれます。

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第8位:トヨタ カローラクロス S、G、G”X” 1,330kg

トヨタ カローラ クロス 2021

第8位にランクインしたのは、2021年9月に発売されたばかりの新型SUV、トヨタ カローラクロス。カローラクロスの車両重量は、ガソリンモデルのS、G、G”X”が最も軽く1,330kgとなっています。ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmと、先述の2台よりもボディサイズが大きいのに軽いのが特徴。最小回転半径も5.2mと取り回しの良さも備えています。

カローラクロスの魅力の一つは荷室容量で、5人乗車時でも487Lを確保。後席を倒すと荷室をさらに拡大でき、荷室長を最大1,885mmまで延長することでロードバイクも積載できます。それに加え、ラゲージ開口部までの高さも地上から720mmと低い位置に設定されており、小柄な型でも荷物の積み下ろしがしやすくなっています。

また荷室においては、メーカーの純正アクセサリーとしてラゲージアクティブボックスという装備が用意されています。こちらを使用すればフラットな荷室を作ることができ、車中泊も可能。都市での利用からアウトドアでの利用まで、幅広いシーンで活躍できる一台となっています。

 

第7位:ホンダ 2代目ヴェゼル G FF 1,250kg

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z(FF) 2021

第7位にランクインしたのは、2021年4月に発売されたホンダ 2代目ヴェゼルのガソリンモデル、G FFとなっています。先述した通り、2代目ヴェゼルは全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580mmとコンパクトなサイズで、最小回転半径は5.3mです。

ヴェゼルは初代からホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用した車種で、クルマの前方に燃料タンクを配置することにより、コンパクトながら広い室内空間を確保しています。そのパッケージングを活かした自在なレイアウトが魅力で、室内容量は公表されていないものの、スーツケーツを立てて4つ横に並べることができたり、後席を倒してロードバイクを載せたり、ゴルフバックを横向きに積み込むことも可能です。

またシートアレンジも豊富。後席をチップアップ(跳ね上げ)して、後席の前に背の高い観葉植物を積み込むこともできますし、後席をダイブダウンすればフラットにもできるので、ユーティリティが高く、コンパクトながらさまざま用途に使える一台となっています。

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第6位:マツダ CX-3 15S系 FF 1,210kg

マツダのSUVのエントリーモデルであるCX-3。全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mmとこちらもコンパクトで、高さ制限1,550mm以下の機械式駐車場に収まるので、都市でも乗りやすいのが特徴です。

また、CXシリーズに共通する躍動的で生命感あふれる魂動デザインも魅力。マツダSUVのエントリーモデルですが、上品さやスタイリッシュさが感じられます。さらにボディーカラーも、2トーンブラックキャビン4色(15S Super Edgyのみ設定)を含む全12色と多彩です。

また、匠による手塗りを再現した匠塗 -TAKUMINURI-を採用したソウルレッドクリスタルメタリック、マシーングレープレミアムメタリックといった特別色も用意。魂動デザインの上質感をさらに引き立ててくれます。

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第5位:トヨタ ヤリスクロス X、X ” Bパッケージ” FF 1,110kg

トヨタ ヤリスクロス 2019

第5位にランクインしたのはトヨタの大人気SUV、ヤリスクロス(X FF、X”Bパッケージ” FF)です。ヤリスクロスは現在最も人気が高いSUVで、2021年9月の新車販売台数は6,372台を記録し、SUV新車販売台数でトップに輝いています。

ヤリスクロスのボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm、最小回転半径は5.3m。

かつて2017年、2018年と2年連続でSUV販売台数1位を記録した同社のコンパクトSUV、C-HR(全長4,385〜4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550〜1,565mm)と比べても、さらにコンパクトなボディサイズです。

しかしながら、荷室容量を比べてみるとC-HRは5人乗車時で最大318L。ヤリスクロスは5人乗車時でも最大390Lと、C-HRより広い荷室を備えています。

また、179万8000円〜と車両価格が安く、手が出しやすいのも魅力となっています。

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第4位:スズキ 3代目ジムニーシエラ JC(5MT) JL(5MT) 1,070kg

スズキ ジムニーシエラ JC 2018

第4位にランクインしたのは、スズキ 3代目ジムニーシエラのJC(5MT)、JL(5MT)。3代目ジムニーシエラは全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mm、最小回転半径4.9mと、コンパクトながら悪路走破性に優れた本格クロカンです。

縦型グリルや丸目のヘッドライト、スクエアな形状のボディなど本格クロカンらしいスタイリングも魅力。ラダーフレームやパートタイム4WDなども備えており、見た目に違わぬ高い悪路走破性を発揮してくれます。

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第3位:トヨタ ライズ G、X FF / ダイハツ ロッキー X、L FF 970kg

トヨタ ライズ 2019

第3位にランクインしたのは、兄弟車の関係にあるトヨタ ライズ(G、X FF)とダイハツ ロッキー(X、L FF)です。

ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、最小回転半径4.9mと、前述したヤリスクロス(全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm)よりもさらにコンパクトな5ナンバーサイズ。それでいながら荷室容量は後席使用時(下段モード)でも369Lとしっかり確保しています。

第3位でついに車重が1tを切ってきました。先述した通り、重量税は0.5tごとに1万2300円(3年分)ずつ安くなっていくので、車重が1t以上のモデルよりも経済的となっています。

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第2位:スズキ クロスビー FFモデル 960kg

スズキ クロスビー 2018

第2位にランクインしたのはスズキ クロスビーのFFモデルです。クロスビーはトヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーと同じく5ナンバーサイズで、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mm。最小回転半径は4.7mです。

インテリアはシート座面に撥水加工が施されていたり、荷室が防汚タイプラゲッジフロアになっていたりと、アウトドアでも使いやすい汚れにくい仕様となっています。

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第1位:スズキ イグニス ハイブリッドMG FF 850kg

スズキ イグニス 2020

見事、首位に輝いたのはスズキ イグニスのハイブリッドMG FFです。全長3,700mm×全幅1,660mm×全高1,605mmとコンパクトで、最小回転半径も4.7mに抑えています。

前述したトヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーやクロスビーと同じように車重が1t以下となっているので、重量税が安いのが特徴。

また、WLTCモード燃費も19.8km/Lとなっており、燃費の良さも魅力です。さらに、縦型グリルを採用するなどSUVらしさがしっかり感じられる一台となっています。

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ここまで車重が軽いSUVを10台紹介しましたが、いかがだったでしょうか。車重が軽いSUVは、燃費や税金の面で有利になります。 SUV購入の際の参考にしていただけましたら幸いです。

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文・SUV FREAKS編集部

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