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【300万円出すなら?】ノート オーテッククロスオーバーとキックスはどっちがおすすめ?

2021年10月7日、日産のコンパクトカーであるノートのSUVモデルが発売されました。その名もノート オーテッククロスオーバー。これは日産のカスタムカーブランドであるオーテックが手がけたモデルです。価格は2WDが253万円、4WDが279万円と、日産キックスのX 275万9900円とほぼ同じ価格です。購入するならどちらがよいか比較してみます。

更新日2021/11/19

エクステリア比較

コンパクトで都市部でも使いやすいノート オーテッククロスオーバー

日産 ノート オーテック クロスオーバー 2021年11月

ノート オーテッククロスオーバーは、オーテックブランド初となるコンパクトクロスオーバーモデルとして発売されました。目を引くのはそのカラーで、オーテック創業の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」をイメージしたブルーがアイコンとなっています。

また、オーテックブランド共通の表現であるドットパターンフロントグリルや、ブルーに光るシグネクチャーLED、メタル調フィニッシュのドアミラーなども採用。フロントとリアにはAUTECH CROSSOVERのロゴエンブレムも付けられています。

ボディサイズは以下の通り。

・全長4,045mm×全幅1,700mm×全高1,545mm

・最低地上高145mm(4WDは150mm)

5ナンバーサイズに収められており、取り回しがしやすいのが特長です。また全高が1,550mm以下なので、全高1,550mmの高さ制限のある機械式駐車場でも収まり、都市部でも駐車場に困ることはないでしょう。

また、専用サスペンションや専用16インチアルミホイール(切削光輝)&195/60R16 89Hタイヤを採用することで、通常モデルのノートよりも最低地上高が25mm高められています。

ボディカラーは全8色を用意。

オーテックシリーズ専用カラーであるオーロラフレアブルーパールとスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーや、オーテック専用色のミッドナイトブラックなどを採用しています。

さらにオーテック クロスオーバー専用カラーとして、プレミアムホライズンオレンジにステルスグレーのルーフを組み合わせた2トーンカラーを設定しています。

 

最低地上高をしっかり確保した日産 キックス

日産 キックス 2代目 2020

一方、キックスのボディサイズは以下の通りです。

・全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,6120mm

・最低地上高170mm

キックスは17インチアルミホイール&205/55R17 91Vタイヤを装備しており、最低地上高をしっかり確保。キックスの方が、よりアウトドア向けのモデルと言えます。

また、フロントグリルはダブルVモーショングリルを採用。クルマの天井が浮いているように見せるフローティングルーフと組み合わせることで、力強さとスタイリッシュさを表現しています。

ボディカラーは9色とツートーンルーフ4色を用意するなど、カラーの選択肢が豊富なのも魅力です。

【250万円の日産SUV対決】キックス X vs エクストレイル 20S Vセレクション【それぞれどんな方におすすめ?】

 

インテリア比較

ブルーの刺繍が施されたシートを採用

日産 ノート オーテック クロスオーバー 2021年11月

ノート オーテッククロスオーバーのインテリア(内装)は、デザイン性と質感がより高められたものとなっています。

ブルーステッチを施した本革巻きステアリングを装備しているほか、シート地には柔らかい手触りで体に馴染むレザレットを採用。シートの背もたれにはエクステリア同様にAUTECH CROSSOVERのロゴ刺繍が入っているほか、ブルーステッチも施されています。

インパネには、鮮やかな木目が特徴的な高級材の紫檀(シタン)柄を採用。インテリア全体はブラックを基調としつつ、差し色の青によって引き締まった印象を与え、スタイリッシュな室内空間となっています。

 

黒を基調とした落ち着いたデザイン

日産 キックス 2代目 2020

一方、キックスもステアリングに本革巻きを装備。ステアリングの形状をDカット型とすることで、スポーティさを強調しています。

シート地はダブルステッチが入った合皮/織物コンビシートを採用。インテリア全体にブラックが採用されており、こちらもスタイリッシュで落ち着いたインテリアとなっています。

ちなみに話はそれますが、キックスのX ツートーンインテリアエディション(286万9900円)はシートが合皮。インテリアカラーにオレンジタンを採用することで、カジュアルなデザインとなっています。

キックスの中古車情報を見てみる

 

走行性能比較

どちらもe-POWERを搭載、ノート オーテック クロスオーバーの方が低燃費

日産 ノート オーテック クロスオーバー 2021年11月

ノート オーテック クロスオーバーはベース車両のノートと同じパワートレインで、エンジンで発電しモーターで走るe-POWERを搭載しています。

パワートレインは1.2L 直列3気筒ガソリンエンジンとモーターで、スペックは以下の通りです。

・エンジン
最高出力:60kW(82PS)/6,000rpm
最大トルク:103Nm(10.5kgm)/4,800rpm。

・フロントモーター
最高出力:85kW(116PS)/2,900〜10,341rpm
最大トルク:280Nm(28.6kgm)/0〜2,900rpm

4WDはこれに加えてリアモーターが搭載されます。リアモーターのスペックは以下の通りです。

・リアモーター(4WD)
最高出力:50kW(68PS)/4,775〜1,0024rpm
最大トルク:100Nm(10.2kgfm)/0〜4,775rpm

WLTCモード燃費は公表されていませんが、ベース車両のノートは以下のようになっています。

・WLTCモード燃費
2WD:28.4km/L〜29.5km/L
4WD:23.9km/L

 

キックスの方がハイパワー

日産 キックス 2代目 2020

キックスも1.2L 直列3気筒ガソリンエンジンとモーターを搭載。スペックは以下の通りです。

・エンジン
最高出力:60kW(82PS)/6,000rpm
最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3,600〜5,200rpm

・モーター
最高出力:95kW(129PS)/4,000〜8,992rpm。
最大トルク:260Nm(26.5kgm)/500〜3,008rpm。

・WLTCモード燃費
2WD:21.6km/L

キックスには4WDの設定はありません。

2WDのモーターの数値を比べるとハイパワーなのはキックスで、低燃費かつ力強いトルクを発生するのはノート オーテック クロスオーバーとなっています。

ノートの中古車情報を見てみる

 

それぞれどんな方におすすめ?

都市部での利用ならノート オーテック クロスオーバー

日産 ノート オーテック クロスオーバー 2021年11月

同価格帯である同じ日産のコンパクトSUVを比較してきました。都市部メインの利用で、アウトドアにはほとんど行かない方は、ノート オーテック クロスオーバーがおすすめです。カスタムモデルだけあって内外装がオシャレですし、コンパクトなボディサイズなので都市部で扱いやすく、走行性能も高いです。

アウトドアメインで使うならキックス

日産 キックス 2020

一方で、キャンプやスキーといったアウトドアレジャーにもよく出かけるといった方はキックスがおすすめです。しっかりと最低地上高が確保されていますし、なによりノート オーテック クロスオーバーよりも大きいので、室内が広く、荷室にも荷物が多く載せられます。

最終的には好みになりますが、用途にあったモデル選ぶとより満足度の高い買い物が出来ますよ!

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文・SUV FREAKS編集部

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