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【250万円の日産SUV対決】キックス X vs エクストレイル 20S Vセレクション【それぞれどんな方におすすめ?】

2020年6月に発売された日産のコンパクトSUV、キックス。e-POWERによるパワフルな走りやクラスを超えた上質な内外装が話題ですが、発売後1年が経過し、中古車の平均価格が約250万円程度まで落ち着いてきました。この価格であれば新車のエクストレイル「20S Vセレクション(248万2700円)」と同じ予算で検討することが可能です。そこで今回は、キックス Xとエクストレイル 20S Vセレクションそれぞれの特徴や装備を比較し、どちらが買いかを検証してみましょう。

更新日2021/11/16

充実した装備とe-POWERのパワフルな走りが魅力|キックス X

日産 キックス 2020

キックスは日産のコンパクトSUVで、Xはそのエントリーグレードになります。エントリーグレードと言ってもキックスの場合は他にX ツートーンインテリアエディションしかなく、装備にはほとんど違いがないため実質的にはワングレードとなります。上級グレードとしてオーテックも存在しますが、こちらは専用装備が施された特装車という扱いになります。

したがって通常エントリーグレードで省略されそうな装備も最初から設定されており、最新のモデルとして全く不満のない装備、たとえばLEDヘッドランプ、ハイビームアシスト、本革巻ステアリング、アドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチカラーディスプレイ)、オートエアコン、インテリジェントキーなどが標準装備となります。

ボディサイズは全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mmで、住宅街の狭い道路でも扱いやすいコンパクトな大きさです。

メカニズムは1.2Lの発電用ガソリンエンジン+走行用モーターの組み合わせによる「e-POWER」が搭載されます。ピュアEV(電気自動車)と同様のパワフルな走行感覚が味わえるだけでなく、アクセルを離すだけで強い減速力を発生させ、アクセル・ブレーキペダルの踏み替え回数を減らして快適な運転をサポートする「ワンペダル走行」も可能です。駆動方式は2WD(FF)で、WLTCモード燃費は21.6km/Lとなります。

先進安全運転支援装備として、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱防止支援システム、ふらつき警報、踏み間違い衝突防止アシストなどはもちろんのこと、高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」や緊急時にオペレーターにつながる「SOSコール」も標準装備となっています。

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アウトドアに便利な装備と本格的な4WDシステムが魅力|エクストレイル 20S Vセレクション

日産 エクストレイル プロパイロット

現行型エクストレイルは2013年に発売された3代目となります。すでに登場から7年が経過していますが、特別仕様車の追加や装備の強化など、小変更やマイナーチェンジが毎年のように実施され、熟成を極めたモデルとなっています。

エクストレイルは防水シートや防水フロアなどアウトドアレジャーで便利な装備や本格的な4WDシステム、都会でもアウトドアでも映えるスタイリッシュなデザイン、ファミリーで幅広く活用できる快適なパッケージングが特徴です。ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,740mmです。キックスより大きいミドルクラスサイズとなりますが、街乗りでも使いやすいちょうどよい大きさと言えるでしょう。

日産 エクストレイル 防水シート

20S Vセレクションは2.0Lガソリン・4WDモデルのエントリーグレードとなります。そのためキックスに比べるとやや快適装備が少ないと感じる部分もあります。たとえばヘッドランプはハロゲン、エアコンはマニュアル、本革巻ステアリングは装備されず、インテリジェントキーはオプション設定となります。ただし、エクストレイルのウリである防水シートや防水フロアが標準装備となります。

20S Vセレクションには「インテリジェント4×4」という電子制御4WDシステムが搭載されます。これはクルマの各部に設置されたセンサーの情報から、コンピュータが走行状況に応じて前後トルク配分を100:0から50:50に切り替え、滑りやすい路面でも安定した走りを実現するメカニズムで、4WD走行が不要なシーンではトルクを制御して燃費性能を向上させる働きもあります。WLTCモード燃費は13.2km/Lです。

先進装備に関しては、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱防止支援システム、踏み間違い衝突防止アシストが装備されますが、プロパイロットとSOSコールの設定はなく、ふらつき警報はオプション設定となります。

 

e-POWERのキックスか、4WDのエクストレイルか、それぞれどんな方におすすめ?

日産 キックス 2020

キックス Xは上質感のある内外装や充実した先進装備、e-POWERのパワフルな走りと低燃費が特徴ですから、1人もしくは2人での移動がメインでプロパイロットを使うシーンが多い方や、モーター走行の加速感が好きな方、充実した最新の装備や安全装備が欲しいという方におすすめです。

エクストレイル

エクストレイル 20S Vセレクションは電子制御4WDによる安定感のある走りやミドルクラスSUVならではのパッケージング、防水シート・防水フロアが特徴ですから、ファミリーでアウトドアレジャーによく行くという方や雪国にお住まいの方におすすめです。

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同じ日産にラインアップされる2台のSUV。それぞれの特徴をよく吟味したうえで、どちらが自分の使い方にマッチしているかを検討しましょう。キックスは登場まもないモデルですから、中古でも程度が良いので新車と比較しても見劣りしないでしょう。

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文・SUV FREAKS編集部

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