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【ハイブリッド比較】大幅改良された新型フォレスター e BOXER vs 日産 エクストレイル 20Xiハイブリッド
2021年6月14日にスバルの主力SUVであるフォレスターのビックマイナーチェンジが発表されました。発表にともない先行予約が開始され、正式発売は2021年秋を予定しています。 新型フォレスターの価格はまだ発表されていませんが、同価格帯だと思われるフォレスター e-BOXER アドバンスと日産 エクストレイル 20Xiハイブリッドを比較していきます。
更新日2022/01/19新型フォレスターの改良点
今回のフォレスターのビックマイナーチェンジにて挙げられる改善点の大きなトピックとしては、全面的に進化した、スバル独自の運転支援システム「新世代アイサイト」を全グレードに標準装備したことです。
視野を大幅に広げたステレオカメラが、より緻密に交通環境を認識することにより、衝突回避をサポートする作動領域が拡大しました。さらに追従走行アシストの質感も格段にアップし、滑らかで安心感のある走行を提供します。
続いては、新たなデザインコンセプトの「BOLDER」を採用し、よりSUVの力強さと逞しさを際立たせたフロントフェイスです。ヘキサゴングリルを起点としたダイナミックな立体構造が存在感を引き立てます。
さらに新色3色を追加した最大10色から選べるボディカラーや、豊富なシートバリエーションを追加し細部へのこだわりを感じさせます。
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どちらも力強いデザインのエクステリア比較
フォレスター e-BOXER アドバンス(以下、フォレスター)のボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,715mm、ホイールベースは2,670mm。
対するエクストレイル 20Xiハイブリッド(以下、エクストレイル)のボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,730mm×ホイールベース2,705mmです。全長は全く同じ、全幅はフォレスターがマイナス5mmと、ほぼ同じサイズということがわかります。
フォレスターは新しく生まれ変わったフロントフェイスに18インチダークメタリック塗装＋切削光輝のアルミホイールが標準装備です。また、リアエンドにはシルバー加飾付バンパーガードを装備しています。電動スライド式の大型サンルーフもメーカーオプションで装着可能で、エクステリア装備面においても大きな進化を遂げました。
エクストレイルのエクステリア装備は、フロントグリルからリアバンパーロアまでダーククロームで統一した落ち着き感のある印象です。
くわえて、ダークカラー17インチアルミホイールを標準装備し、足元からもクルマを引き締めています。
エクストレイルにも、電動チルト＆スライド式パノラミックルーフガラスをオプションで装着可能です。
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インテリア装備比較、どちらも撥水・防水加工つきのシート
フォレスターには、撥水ファブリック/合成皮革シートが標準装備されます。耐水仕様ではないものの、レジャーやアウトドアに活躍することが予想されるフォレスターには有難い装備です。
また、運転席＋助手席には3段階温度調整機能付シートヒーターに加えて、後席左右にもシートヒーターが装備されています。水遊びを楽しむ夏と寒い冬どちらにも対応できる、家族で出かけるには嬉しいインテリア装備となっています。
対するエクストレイルも、セルクロス防水シートが標準装備されます。
加えて防水加工フロアとなっており足元の汚れも気にせず乗り込めるところは、レジャーに活躍するSUVに有難い機能です。
同じく前席＋後席左右にシートヒーターが装備されていることや、左右独立オートエアコンも両車に標準装備されており、どちらもSUVとして充実なインテリア装備といえます。
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エンジンスペックも似た数値の2台
フォレスターには、2.0L DOHC直噴エンジンとリチウムイオン式モーターを搭載。エンジンの最高出力は107kW(145PS)/6,000rpm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/4,000rpmです。モーターでは10kW(13.6PS)、最大トルク65Nm(6.6kgm)で走行をサポートします。WLTCモード燃費は14.0km/Lを記録しています。
エクストレイルにも同様に2.0L DOHC直列4気筒エンジンとリチウムイオン電池式モーターを搭載。エンジンの最高出力は108kW(147PS)/6,000rpm、最大トルク207Nm(21.1kgm)/4,400rpmです。モーターは最高出力30kW(41PS)、最大トルク160Nm(16.3lgm)を記録しています。WLTCモード燃費は13.8km/L(WLTCモード)を記録しています。
どちらも充実の安全装備
フォレスターには最初に紹介した「新世代アイサイト」を搭載し、安全性能の向上に力を入れました。
進化したアイサイトとともに、総合安全性能のレベルを引き上げる「スバルグローバルプラットフォーム」を採用し先進の安全性能を装備しました。
エクストレイルにも、自動追従運転のプロパイロットや、踏み間違い防止アシスト。インテリジェントエマージェンシーブレーキなど、もしもの際に衝突・被害を回避または軽減してくれる装備が標準装備されており、安心の一台となっています。
今回は予約注文が開始された新型フォレスター e-BOXERと日産 エクストレイル 20Xi ハイブリッドの各項目を比較していきました。
比較をしていくと、ボディサイズや装備面において似た部分が多いことが分かりましたね。
それでも実際に体感すると両車の特徴があるかと思いますので、一度実際に見て比較してみてはいかがでしょうか。
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文・SUV FREAKS編集部
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