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【日欧最高級SUV対決】 レクサス LX 4人乗り仕様とロールス・ロイス カリナンを比較

2021年10月に全貌が初公開されたレクサス 新型LXには、4人乗り仕様のエグゼクティブが用意されています。こちらは後席を2人でゆったりと過ごせるグレードで、レクサスのフラッグシップSUVであるLXらしい豪華な仕上がりとなっています。今回は最高級SUV対決ということで、LX エグゼクティブとイギリスが誇る欧州最高級SUVであるカリナンを比較してみました。

更新日2021/11/19

レクサス 新型LX エグゼブティブ解説

存在感と洗練さを両立したエクステリア

レクサス 2代目LX 2021

まずは、新型LXから見ていきましょう。

新型LXのデザインキーワードはDignified Sophistication(直訳すると、威厳ある洗練さ)。
フロントマスクはフレームのない7組のフローティングバーで構成され、リアコンビネーションも、フロントからショルダー、そしてリヤのシルエットに連続する軸の流れにL字形状と一文字を組み合わせたテールランプを採用しており、より現代的なデザインにブラッシュアップされています。

またレクサス最大径を強調した22インチ鍛造アルミホイールを装備することで、ボディに負けない存在感のある足元となっています。

 

もちろん高い悪路走破性を発揮

レクサス LX 2021

新型LXは、ランドクルーザー300と同じGA-Fプラットフォームをレクサス初採用。初代から変わらない悪路走破性と室内の居住性を両立した2,850mmのホイールベースや、従来と同じ対地障害角、最大渡河性能700mmは維持しつつ、マルチテレインセレクト、クロールコントロールの進化や、マルチテレインモニターやデュアルディスプレイなどの最新技術も採用したことでより高い悪路走破性を備えています。

レクサス LX 2021

パワートレインは3.5L V6ツインターボガソリンエンジンを搭載。最高出力は305kW(415PS)、最大トルクは650Nm(66.3kgm)を発生します。

 

天井にはエアコン、足元にはオットマンを装備

レクサス LX エグゼブティブ 2021

そんな新型LXに、LX初の4座独立仕様として設定されたのがエグゼブティブです。最新モデルの詳細な数値はまだ発表されていませんが、先代モデルのLX570は全長5メートルを超える巨大なサイズでしたから、最新モデルもビックサイズであることが予想されます。そんなLXの室内をゆったり使えるのですから贅沢なグレードです。

後席は最大48度のリクライニングと座面角度のコントロールが可能。レッグスペースは最大1,000mmもあり、オットマンも用意されているので、ゆったりくつろぐことができます。

また専用の読書灯や、リヤシートディスプレイ、専用オーディオシステムなどを標準装備。天井にはエアコンの吹き出し口も用意されているので、風がシャワーのように乗員にふりそそぎ、心地よい風で包んでくれます。

さらに、後席専用センターコンソールの足元横にはエアコンの吹き出し口を追加し、冬季には温風エアカーテンを送風することで頭寒足熱の効果を発揮するなど、車内とは思えないくつろぎの空間を提供してくれます。

シートには振動吸収性に優れたソフトウレタンを使用。オフロードでも優雅に過ごせる一台となっています。

価格はまだ公表されていませんが、軽く1000万円は超えること間違いなしです。

 

ロールス・ロイス カリナン解説

4085万円と破格のプライス

ロールス・ロイス カリナン
一方、ロールス・ロイス カリナンは2018年5月に世界公開され、同年6月に日本に上陸しました。ボディ構造はロールスロイスのフラッグシップモデル譲りのオールアルミ製スペースフレームである「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用。

ボディサイズは全長5,340mm×全幅2,000mm×全高1,835mm。堂々のボディサイズで、価格もロールス・ロイスが手がけるSUVというだけあって4,085万円と、目玉が飛び出しそうなプライスです。

 

6.8L V型12気筒エンジンが420kW、850Nmを発揮

ロールスロイス・カリナン

パワートレインには6.8L V型12気筒エンジンを搭載。最高出力420kW(571PS)/5,000rpm、最大トルク850Nm(86.7kgm)/1,600〜4,250rpmを発生し、桁違いのスペックを誇っています。

高い悪路走破性ももちろん備えています。車内のエブリウェアボタンを一回押すと、荒れた道路、砂利道、湿った草むら、ぬかるみ、雪原、砂の上などさまざまな路面でしっかりトラクションを発揮。オンロードでもオフロードでも、ロールス・ロイスの「魔法の絨毯のような乗り心地」を実現してくれます。

最大渡河性能も、新型LXにはおよびませんが540mmも備えています。カリナンのような超高級SUVで川を渡るのは想像できませんが、頼もしいですね。

 

乗客が優雅に乗り降りできる設計 クーラーボックスも装備

ロールス・ロイス カリナン 2018 インテリアア

そんなカリナンはインテリア(内装)ももちろん豪華。まず、キーを持ってドアハンドルを握ればドアが解錠されるのはもちろんのこと、ドアを閉める際は指先で触れるだけでドアが勝手にしまるなど、高級感が感じられます。

また、リアシートの乗客が優雅に降りられるようにドアが観音開きになっており、リアドアには突然の雨でも濡れないように傘が収納されています。この傘は1本10万円するんだとか。傘は2本入っているので、傘だけで20万円もするのは驚きですね。

カリナンに乗り込む際には、エアサスによりカリナンの車高を40mm下げることができ、乗り込みやすさにも配慮。もちろん、暖房・換気機能付きシートも備えられているので快適に過ごせます。

それに加えて、4人乗り仕様のリアシートにはなんとクーラーボックスやシャンパングラスのストッカーも装備。大切な人とロマンチックなデートもできてしまう至れり尽くせりの一台となっています。

さらに荷室にはオプションで椅子も用意。おいそれと買えるモデルではありませんが、キャンプ場などで荷室の椅子に腰掛けながらコーヒーを楽しむなんてこともできます。

 

悪路走破性はLXに軍配があがりますが、やはり4000万超えのカリナンはパワートレインのパワーや、装備も規格外。夢のまた夢ですが、それぞれ乗り比べてみたいものですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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