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【200万円出すならどっち?】トヨタ ライズハイブリッド vs スズキ クロスビー

2021年11月1日、トヨタ ライズにハイブリッドモデルが追加されました。価格は216万3000円〜231万8000円から。ライズは5ナンバーサイズのコンパクトSUVですが、同じく5ナンバーサイズのハイブリッドであるクロスビー(180万円5100円〜225万円1700円)と比べると装備はどうなのでしょうか?

更新日2021/12/27

トヨタ ライズ G(2WD)とスズキ クロスビー ハイブリッドMZ(2WD)を比較

トヨタ ライズ

今回は、ほぼ同価格のライズ G 216万3000円(2WD)とクロスビー ハイブリッドMZ 206万2500円(2WD)を比較します。200万円前後の予算なら、どちらが買いなのでしょうか。

 

エクステリア比較

ライズのエクステリア(外装)は、多角形を用いたゴツゴツしたデザインが特徴です。ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベース2,525mm。最低地上高も185mmとしっかり確保されています。

灯火類には、LEDヘッドライトとLEDクリアランスランプを標準装備。また流れるウィンカーであるLEDフロントシーケンシャルターンランプを搭載しています。

タイヤサイズは195/60R17。切削光輝+ブラック塗装が施された17インチアルミホイールを装備します。ボディカラーは以下の8色展開です。

・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・スムースグレーマイカメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ナチュラルベージュマイカメタリック
・マスタードイエローマイカメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ターコイズブルーマイカメタリック

 

スズキ クロスビー ハイブリッドMZ 2020

一方、クロスビーはワゴンタイプのSUV。Aピラーを立てて室内空間の高さを確保しているため、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mm、ホイールベース2,435mmと、ライズよりも全高が高いのが特徴です。また丸目のヘッドライトにより、どこか柔らかい愛嬌が感じられるのも魅力となっています。

全高以外の値はライズより小さく、ライズよりもコンパクトなボディサイズであることが分かります。

最低地上高は180mm。タイヤサイズは175/60R1とライズよりも小さく、アルミホイールは装備されません。

ボディカラーは、通常モデルで以下の2色。
・スーパーブラックパール
・タフカーキパールメタリック

+2万2000円で以下の2色。
・プレミアムシルバーメタリック
・ピュアホワイトパール

+4万4000円で以下の7色。
・キャラバンアイボリーパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
・スピーディーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ
・タフカーキパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
・クラッシーブラウンメタリック ホワイト2トーンルーフ
・ラッシュイエローメタリック ホワイト2トーンルーフ
・キャラバンアイボリーパールメタリック 3トーンコーディネート
・スーパーブラックパール 3トーンコーディネート

+6万6000円で以下の2色。
・バーニングレッド パールメタリック ブラック2トーンルーフ
・ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ

が選択できます。カラーバリエーションはクロスビーの方が豊富ですね。

灯火類はLEDヘッドライトを装備しますが、流れるウィンカーは装備されません。エクステリアの標準装備の豪華さで比べるとクロスビーに軍配が上がります。

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インテリア比較

トヨタ ライズ G 2WD 2019

ライズのインテリア(内装)は黒を基調にしたデザインです。シート表皮はファブリック。インパネにはメッキ加飾があしらわれ、差し色にレッドパイピングが施されています。

カーナビにはApple CarPlay、Android Autoと連動できる9インチディスプレイオーディオを搭載します。

また、前後乗車間距離は900mm取られており、身長178cmの方でも足が組めるほどの広さ。さらに、後席使用時でも369Lと充分な荷室容量を備えているのも魅力です。

スズキ クロスビー 2020年10月

一方で、クロスビーのインテリアは、インパネとドアパネルカラーにアイボリーを採用。​​車体色に対応した3色(イエロー、オレンジ、アイボリー)のシートパイピングが施されているなど、ライズよりもカラフルなのが特徴です。

またシートスライド量は165mmで、クロスビーも後席で足が組めるほどのスペースをしっかり確保しています。荷室容量は公表されていませんが、ボディサイズが大きいライズに軍配が上がるでしょう。

スズキ クロスビー

シート表皮はライズと同じくファブリックですが、撥水加工が施されています。また荷室は防汚タイプラゲッジフロアを採用。汚れ物を積み込みやすいのが特徴で、アウトドアの用途に使うといった方はクロスビーの方がおすすめです。

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走行性能・安全性能比較

トヨタ ライズ 2019

※画像はZです。

ライズに搭載されるパワートレインは1.2L 直列3気筒エンジン+モーターです。

エンジンのスペックは、最高出力60kW(82PS)/5,600rpm、最大トルク105Nm(10.7kgm)/3,200〜5,200rpm。モーターのスペックは最高出力が78kW(106PS)、最大トルクが170Nm(17.3kgm)です。

ライズのハイブリッドモデルでは、新開発のe-SMART(イースマート)ハイブリッドというパワートレインを採用。エンジンは発電専用で、その電力を使用し100%モーターで走行するシリーズハイブリッド方式となっています。

そのためEVのようなレスポンスの良い加速性能を備えており、走り出しから最大トルクを発揮してくれます。

また、スマートペダル(S-Pedal)も採用。これによってアクセル操作のみで車速をコントロールでき、WLTCモード燃費は28.0km/Lと低燃費性能も高めています。

スズキ クロスビー 2020年10月

一方、クロスビーに搭載されるのは1.0L 直列3気筒直噴ターボ+モーターです。エンジンのスペックは最高出力73kW(99PS)/5,500rpm、最大トルク150Nm(15.3kgm)/1,700〜4,000rpm。モーターのスペックは最高出力2.3kW(3.1PS)/1,000rpmで、最大トルクは50Nm(5.1kgm)/100rpm、WLTCモード燃費は18.2km/Lとなっています。

やはり後発であるライズの方が先進の走行性能を備えており、低燃費を記録しているほか、レスポンスの良さも感じられるでしょう。

安全装備はどちらも緊急ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能、全車速追従機能付きACCなどを標準装備しており、安全装備に大きな違いはありません。

 

今回は価格が近い2車を比較しました。やはり後発のライズの方が商品力は強く、多くの魅力があります。一方で、個性的なデザインや防水ラゲッジなどクロスビーにしかない魅力があるのも事実。また、クロスビーの方が中古車のタマ数が多くより低価格で狙えます。それぞれの長所を理解した上で購入を検討してみてください。

 

【おまけ①】+40万で日産 キックスも狙える

日産 キックス 2代目 2020

ちなみに、ライズと同じアクセル操作のみのワンペダル走行が可能なSUVには日産 キックスもあります。新車価格は275万9900円から。2020年6月に発売されたばかりのモデルですが、中古車なら240万円ほどから狙えます。

キックスのエントリーグレードであるXのボディサイズは、全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mm。タイヤは17インチアルミホイール&205/55R17 91Vタイヤを装備します。最低地上高は170mmで、ライズやクロスビーと比べると低めですがしっかりと確保しています。

ライズと同じく、エンジンで発電しモーターで走るパワートレイン(e-POWER)を搭載しているため、アクセルペダルのみで加減速が可能。強い減速力によって雪道や滑りやすい悪路でも安心してドライブを楽しめます。

 

キックスでは1.2L 直列3気筒ガソリンエンジンとモーターを搭載。スペックは以下の通りです。

・エンジン
最高出力:60kW(82PS)/6,000rpm
最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3,600〜5,200rpm

・モーター
最高出力:95kW(129PS)/4,000〜8,992rpm。
最大トルク:260Nm(26.5kgm)/500〜3,008rpm。

・WLTCモード燃費
2WD:21.6km/L

ちなみに、キックスには4WDの設定はありません。

さすがにキックスの方がボディサイズが大きいので燃費ではライズに劣りますが、クロスビーよりも低燃費なのは驚きですね。

インテリアもステアリングに本革巻きを装備。ステアリング形状をDカット型とすることで、スポーティさを強調しています。
シート地はダブルステッチが入った合皮/織物コンビシートを採用。インテリア全体にブラックが採用されており、こちらもスタイリッシュで落ち着いたインテリアとなっています。

荷室容量は423L。ライズ、クロスビーよりも荷室容量が広いため、アウトドアでの使用も視野に入れているならキックスもありでしょう。

 

余談ですが、キックスはノートと同じパワートレインを搭載しています。そのノートにも、ノート オーテック クロスオーバーというSUV風モデルが存在します。

ノート オーテック クロスオーバーのボディサイズは以下の通り。

全長4,045mm×全幅1,700mm×全高1,545mm
最低地上高145mm(4WDは150mm)

キックスよりも全高が低く、全高1,550mmの高さ制限のある機械式駐車場でも収まるのが特徴。またノートの方がコンパクトなので、燃費も優れています。

・WLTCモード燃費
2WD:28.4km/L
4WD:23.8km/L

価格は2WDが253万7700円、4WDが279万6200円。中古はまだ多く出回っていませんが、「e-POWERのモーターの走りを味わいたいけど、キックスほどのサイズは必要ない」という方はこちらもおすすめの一台となっています。

キックスの中古車情報を見てみる

 

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文・SUV FREAKS編集部

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