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2021年クルマ業界を盛り上げたSUV10選

2021年も新型SUVが次々と登場し、クルマ業界を盛り上げてくれました。今回は、そんな今年話題になったSUVを10台紹介します。

更新日2022/01/20

2021年クルマ業界を盛り上げたSUVを紹介

まさかの納車2年待ち【トヨタ ランドクルーザー300系】

トヨタ ランドクルーザー 2021

2021年8月に発売されたトヨタ ランドクルーザー300系。現在の納車待ちは2年以上と、今年最もクルマ市場を賑わせたSUVの一つとなっています。

300系は先代モデルである200系の良点を受け継いでおり、もちろん伝統のラダーフレームも継承。対地障害角(アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークアングル)は先代から数値が変わっておらず、高い悪路走破性を備えています。

また最新の溶接技術を採用したことなどにより、高剛性(従来型比+20%)や約200kgの車体軽量化なども図られています。

さらに、先代の4.7L V8気筒ガソリンエンジン(234kW)よりもダウンサイジングされハイパワーになったガソリンモデルの3.5L V型6気筒インタークーラー付ツインターボ(305kW)や、ディーゼルモデルの3.3L V型6気筒インタークーラー付ツインターボを用意。

先代モデルにはなかった指紋認証機能も追加されるなど、ますます魅力がアップした一台となっています。

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出足好調で人気【ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル】

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z FF アーバン スタイル 2021

2021年4月23日に発売されたホンダ 新型(2代目)ヴェゼル。発売から約1ヶ月となる5月24日時点の販売状況は、月5,000台の月間販売計画に対し6倍以上である3万2000台を超えるなど、初代同様人気のコンパクトSUVとなっています。

2代目では強い存在感と精悍さをあわせもったフロントデザインに加え、スリーク(英語でツヤのある、なめらかなの意味)なプロポーションを備えているのが特徴。初代同様、ゆとりの室内空間を実現したパッケージも魅力です。

さらに、日常シーンのほとんどはモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステム e:HEVや、初代から機能が高められた最新の安全運転支援システム、Honda SENSING(ホンダセンシング)なども人気の理由。2021-2022年 日本自動車殿堂 カーデザインオブザイヤーも受賞しています。

その他にも、サンルーフと2トーンカラーを備えたPLaYグレードが設定されるなど、ユーザーの遊び心をくすぐる一台です。

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低価格でモーター走行を味わえる【日産 ノート オーテッククロスオーバー】

日産 ノート オーテック クロスオーバー 2021年11月

2021-2022年 日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ ニスモ/ノート オーテッククロスオーバーです。

2020年12月23日に発売された新型(3代目)ノートですが、発売1ヶ月で月間販売目標の2.5倍となる2万台に到達するなど、人気の一台となっています。

人気を後押しする要因は、新型のプラットフォームと第2世代のe-POWER。ガソリンで発電しモーターで加速するため、EVのような走りが安価で楽しめます。

ノート オーテッククロスオーバーはそんなノートのSUVモデルで、2021年10月に発売されました。日産カスタムブランドのオーテックらしく、オーテックジャパン創業の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーのボディカラーを用意。

最低地上高も25mm高められており、専用装備によって内外装ともに上質感が高められた一台となっています。

 

PHEV性能が高められた【三菱 新型(3代目)アウトランダーPHEV】

三菱 アウトランダーPHEV 2021

2021年12月16日に発売された新型(3代目)アウトランダーPHEVは、2021-2022年 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた1台です。

受賞の理由は、先代モデルからPHEVと4WD性能が刷新されたこと。PHEVシステムはコンポーネントの刷新によって「EV走行の航続距離の延長」、「EVらしい加速感の向上」が図られました。

駆動用バッテリーは、先代の300V/13.8kWhから350V/20kWhに大容量化。これにより、EV走行換算距離(等価EVレンジ)もWLTCモードで57.6km(先代)から87km(Mグレード)まで延長しました。

さらに、ツインモーター4WDを軸とした4WDシステム S-AWCも改良。高いコーナリング性能やさまざまな路面に対応できる7種類の走行モードも、魅力の一つとなっています。

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輸入SUVで一番人気【VW T-Cross】

VW T-CROSS

VW T-Crossも2021年注目を浴びた一台でした。

2021年(1月~12月)における新車登録台数は9,159台と、輸入車SUVでトップ。全長4,115〜4,125mm×全幅1,760〜1,785mm×全高1,580mmとコンパクトながら、荷室容量は後席使用時で455Lと、日本にジャストフィットのサイズが魅力です。

また、ボディカラーにはマケナターコイズメタリック、エナジェティックオレンジメタリック、リーフブルーメタリックなど目を引くカラーが用意されており、TSIスタイル専用オプションのデザインパッケージも設定されるなど、高いデザイン性も備えています。

 

カローラ初のSUVモデル【トヨタ カローラクロス】

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2021

SUVのラインアップを強化するトヨタが新たに追加したのが、トヨタ カローラクロス。
こちらはカローラシリーズ初のSUVモデルです。

2021年9月の発売からまたたく間に人気車種となり、販売開始2ヶ月後の2021年11月の国内新車販売台数では、カローラシリーズ全体で1万3631台を記録。ヤリス全体の1万1940台を追い抜き、国内新車販売台数の首位に躍り出るのに貢献しました。

ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm。ちょうどC-HRと5代目RAV4の中間にあたるサイズで、都市でもアウトドアでも使いやすいのが特徴です。

また、5人乗車時でも同クラストップの荷室容量487Lを確保。G、G”X”を除くグレードにはルーフレールを標準装備するなど、アウトドアのギアを詰め込めるスペースを備えているのも魅力です。

さらに、荷物が積みやすいようにラゲージ開口部を地面から720mmと低めに設定したり、車中泊用のアクセサリーを用意したりと、アウトドアを楽しめる装備が充実した一台となっています。

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アメリカンなスタイルが人気【ミツオカ バディ】

光岡 バディ 2020

2020年11月26日に正式発表され、そのアメリカンなスタイルから話題となったミツオカ バディ。2021年6月に発売が開始されました。

トヨタ 5代目RAV4をベースとした同車ですが、その面影はほとんどなく全く違ったデザインとなっています。

一番目を引くのが縦型に二つ重ねられたヘッドライト。また、フェンダー&ボンネットをオリジナルパーツに交換しており、クロームメッキの大きなフロントグリルとバンパー(ダミー)が、クラシカルなアメ車を彷彿とさせます。

2020年11月の発表当初に予定されていた生産台数は150台でしたが、2021年6月の発売開始時には300台に増産することを発表。注目度の高さが窺い知れる一台となっています。

 

新たにPHEVを追加【レクサス 新型NX】

レクサス NX 20210612

2021年10月7日にはレクサス 新型NXも発売されました。新型NXの特徴は従来のガソリンターボ、ハイブリッドに加え、新たにPHEVが追加されたことです。これにより全86種類ものラインアップを揃え、好みに合わせたモデル選択が可能です。

レクサス NX 2021

また、プラットフォームの変更に伴い、エクステリアデザインも変更。リアはL字のロゴからLEXUSロゴに変わり、次世代のレクサスを象徴しています。

レクサス NX コックピット

さらに、人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得たTazuna Concept(タヅナ コンセプト)に基づいた設計とすることで、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携させるなど、運転をしながら各種操作がスムーズに行えるようになっています。

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オフロード仕様/4人乗り仕様も用意【レクサス 新型LX】

レクサス 2代目LX 2021

NXの発表に続き、2021年10月24日にはレクサスフラッグシップSUVである新型LXも世界初公開。従来の悪路走破性はそのままに、7組のフローティングバーで立体形状を作ったフレームがないスピンドグリルを採用するなど、デザインがブラッシュアップされているのが特徴です。

レクサス LX エグゼブティブ 2021

さらに、悪路走破性をより高めた「オフロード」や、後席でゆったりくつろげる4人乗り仕様の「エグゼクティブ」と言った特別仕様モデルも新設定され、レクサスフラッグシップSUVとしてふさわしい仕上がりとなっています。

 

トヨタとスバルが共同開発したBEV【トヨタ bZ4X】

トヨタ bZ4X 2021

2021年4月の上海モーターショーでコンセプトカーがお披露目されていた「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」。2021年10月には、その詳細が発表されました。

BEVとはバッテリーの電力のみで走行するモデルのこと。エクステリア(外装)はフロントグリルを強調する従来のデザインとは異なり、空力アイテムが織り込まれたコーナー部と上下に薄いバンパー形状により、BEVならではの独自性が感じられるデザインとなっています。

またインテリアも、羽衣のような形のステアリングを用意したり、ステアリングホイールとタイヤの間にメカニカルな結合のないステアバイワイヤシステムを採用したりと、先進的で新しいドライビング体験を可能とする作りが魅力です。

さらに、共同開発のスバルのAWD技術であるX-MODEを採用。新開発のGrip-Controlを搭載することで、シティユースからオフロードまで幅広いシーンで活躍するクルマとなっています。

 

ここまで2021年にクルマ業界を盛り上げたSUVを紹介しました。2022年に新登場するSUVも待ち遠しいですね。

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文・SUV FREAKS編集部

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