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200万円以下のトヨタ カローラクロス 買っても大丈夫?

2021年9月に発売された新型SUV、トヨタ カローラクロスには199万9000円のG“X”という低価格グレードが存在します。価格だけ見ると魅力的ですが、一方でこんなに安くて大丈夫なの?という懸念もあります。そこで今回は、同じく200万円前後で購入できる他のSUVと比べながらG“X”が買いなのか検証していきます。

更新日2021/12/27

カローラクロス G“X” 2WD(199万9000円)の装備は?

トヨタ カローラ クロス ハイブリッドZ 2021

※画像はハイブリッドZ です。

カローラクロスのG“X”は、1.8L 直列4気筒のガソリンエンジンを搭載しています。最高出力は103kW(140PS)/6,200rpm、最大トルクは170Nm(17.3kgm)/3,900rpm、WLTCモード燃費は14.4km/Lを記録。これは他のガソリンモデルでも共通の値となっています。

装備を見ていくと、上級グレードにはアルミホイールが備わっているのに対し、G“X”は215/60R17タイヤ&17×6 1/2Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)が装備されており、簡素化されていることが分かります。

その他にも、ルーフレールが標準装備されなかったり、オプションでもパノラマルーフ(電動サンシェード&挟み込み防止装置)が選択できなくなります。

また全グレードにBi-Beam LEDヘッドランプが標準装備されるものの、上級グレードに装備されるLEDシーケンシャルターンランプ、LEDクリアランスランプ&LEDデイタイムランニングランプは装備されず、LEDではないターンランプ、クリアランスランプが装備されます。

リヤコンビネーションランプも、上級グレードで装備されるLEDライン発光テール&ストップランプ+ターンランプではなく、LEDテール&ストップストップランプになります。

トヨタ カローラ クロス 2021

※画像はハイブリッドZ です。

インテリア(内装)は、上級グレードではシート表皮が本革+ファブリックですが、G”X”ではファブリックに。またフロントシートは他グレードがスポーツシートなのに対して、G“Xはノーマルのシートとなります。

さらに、他のグレードでは本革巻き・シルバー塗装付の3本スポークステアリングホイールが標準装備となりますが、G“X”ではウレタン製となっています。

気になるのは安全装備。Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)は全車標準装備となっていますが、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)やバックガイドモニターは標準装備されません。

また他グレードではオプションで設定できる、ブラインドスポットモニター[BSM]+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)も選べません。

ではここからは、ガソリンモデルでほぼ同価格のヤリスクロス G 2WD(202万円)の装備も見てみましょう。

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ヤリスクロス G 2WD(202万円)の装備は?

トヨタ ヤリスクロス 2019

※画像はハイブリッドZ です。

ヤリスクロスのガソリンモデルは、1.5L 直列3気筒エンジンを搭載しています。最高出力は88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルクは145Nm(14.8kgm)/4,800〜5,200rpm。WLTCモード燃費は19.8km/Lとなっています。

最高出力や最大トルクはカローラクロスの方が数値が上ですが、ヤリスクロスはWLTCモード燃費では上回っており、経済的です。

タイヤは205/65R16タイヤ&16インチアルミホイール(センターオーナメント付き)で、カローラクロスよりもタイヤサイズは小さいですが、アルミホイールとなり豪華です。

プロジェクター式ヘッドランプは、ハロゲン(マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイタイムランニングランプを標準装備。カローラクロス G“X”ではBi-Beam LEDヘッドランプなので、ヤリスクロスの方が装備内容がやや落ちます。

リヤコンビネーションランプは、カローラクロス G“X”と同じくLEDテール&ストップストップランプとなります。

トヨタ ヤリスクロス 2019

※画像はハイブリッドZ です。

インテリアを見ると、シートは上級ファブリックを標準装備。ステアリングもヤリスクロス Gは本革巻き・加飾付となり、豪華になります。リアシートもカローラクロスが6:4分割なのに対し、ヤリスクロス Gは4:2:4分割と利便性が高められています。

安全装備としては、同じくトヨタセーフティセンスを全車標準装備。

さらにバックガイドモニターが標準装備されているほか、SRSエアバッグのセンサーが衝突を検知して作動した際に、車両を減速させ二次衝突による被害軽減に寄与するセカンダリーコリジョンブレーキも標準装備されています。

加えて、オプションでブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]も装備できます。

 

200万円で買うならヤリスクロスに軍配

トヨタ ヤリスクロス 2020

装備を比較してみると、カローラクロス G“X” 2WD(199万9000円)よりもヤリスクロス G 2WD(202万円)の方が全体的に豪華です。特に、ヤリスクロス G 2WDの安全装備にはバックガイドモニターが標準装備されているので、運転が得意でない方が乗る場合にもおすすめできます。

もちろん、カローラクロスの方がボディサイズが大きく荷物が多く積めるというメリットもありますが、機能で見るとヤリスクロスに軍配が上がるでしょう。

カローラクロスを選ぶなら、装備が充実している中間グレードのS 2WD(240万円)以上のグレードをおすすめします。

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文・SUV FREAKS編集部

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