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同じ300万円台ならレクサス UXとメルセデス・ベンツ 初代GLAどっち買う?
高級車といえば国産はレクサス、輸入車はメルセデス・ベンツが代表ブランドとして挙げられます。それぞれが販売する高級SUVのうち、エントリーモデルとしてラインアップされているのがレクサス UXとメルセデス・ベンツ GLA。新車価格帯は異なる2車ですが、2019年式の中古車であればどちらも300万円台で狙えます。 本記事ではそんな2台を比較し、どちらが買いか検証していきます。
更新日2021/12/272019年式の中古車を比較
※画像はバージョンLです。
2021年12月現在のレクサス UXの価格は、ガソリンモデルのUX200が393万円〜482万円、ハイブリッドモデルのUX250hが432万9000円〜544万9000円。
一方、メルセデス・ベンツ 2代目GLAの価格は521万円〜545万円と、価格差があるのが分かります。
しかし2019年式の中古車を比べてみると、UXが350万〜500万円、GLAは初代モデルとなり250万円〜450万円と価格帯が被ってくるため、300万円台の予算であればどちらも検討することが可能です。
今回は中古車サイトに掲載されている車両をもとに、2019年式 走行距離1.6万kmのUX200 バージョンC (338万円)と、2019年式 走行距離1.8万kmのGLA GLA220 4マチック(358万円)を比較していきます。
UXのグレード構成は、標準グレード、バージョンC、Fスポーツ、バージョンL。今回紹介するバージョンCは標準グレードのひとつ上のグレードです。また、ガソリンモデルのUX200では2WDしか用意されていません。
GLAのグレード構成は、ベースグレードが1.6L 直列4気筒直噴ターボを搭載するGLA180、そして2.0L 直列4気筒直噴ターボを搭載するGLA 220 4マチック、GLA 220 4マチックよりもハイスペックなGLA 250 4マチックが用意されています。
2WDを用意しているのはGLA180だけで、他のモデルは全て4WDです。
エクステリア比較
※画像はFスポーツです。
UX200 バージョンCのボディサイズは、全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm。全高が1,550mm以下のため、高さ制限がある都会の立体駐車場にも収まるのが魅力です。一方で全高が抑えられている分、最低地上高も160mmと低めです。
フロントマスクにはレクサス独自のアイコンであるスピンドグリルを採用。ヘッドライトはLEDとなっており、ヘッドライトの上には矢印の形をしたLEDクリアランスランプが搭載されており、精悍な表情になっているのが特徴です。
また、ホイールには17インチのアルミホイールを採用。空気抵抗を抑えながら、冷却性能を両立したデザインとなっています。
GLA 220 4マチックのボディサイズは全長4,430mm×全幅1,805mm×全高1,505mmで、こちらも最低地上高が150mmと低めに設定されています。
2017年4月のマイナーチェンジ後からは、多くのメルセデスSUVで採用されているパンチドグリルのほか、さらに強調されたフロントフォグランプ、アンダーガードをデザインモチーフとしたフロント/リアバンパーを採用したことで、SUVらしい力強さが表現されています。
またホイールは18インチのアルミホイールを採用しており、UXよりもタイヤサイズが大きくなっています。
インテリア比較
※画像はバージョンLです。
UXのインテリア(内装)は、低いドライビングポジションと、ステアリングを中心に配置した操作系により、ドライビングの高揚感を演出するコクピットとなっているのが特徴。さらに、ナビがドライバーの方に傾いており操作しやすいのも魅力です。
シートはホールド性が高い形状で、本革に近い風合いと手触りを追求したL texシート(運転席・助手席ヒーター付)を採用。ステアリングには本革ステアリングが標準装備されています。
GLAのインテリアは、後席中央を除く全席にヘッドレスト一体型スポーツシートを装備。さらにチューンデザインのメーターパネルやSLS AMGの流れを汲む丸型のエアアウトレットなどを採用することで、ドライバーのスポーツマインドをくすぐるデザインとなっています。
シートには人工皮革のARTICOを採用。ステアリングには本革ステアリングが標準装備されています。
インテリアにおいては、UX、GLAどちらもドライバーにしっかりとフィットする高級感のあるシートと言えます。
走行性能比較
※画像はFスポーツです。
UX 200のパワートレインには2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力は128kW(174PS)/6,600rpm、最大トルクは209Nm(21.3kgm)/4,000〜5,200rpm、WLTCモード燃費は16.4km/L、JC08モード燃費は17.2km/Lとなっています。
一方で、GLA220 4マチックのパワートレインは2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。最高出力は135kW(184PS)/5,500rpm、最大トルクは300Nm(30.6kgm)/1,200〜4,000rpm、JC08モード燃費は13.1km/Lとなっています。
燃費性能ではUXの方が優れていますが、GLAはよりパワフルなエンジンとなっています。またGLA220はメルセデス・ベンツが誇る4WDシステムである4MATIC(4マチック)を搭載しているので、悪天候下での運転などにも対応できるようになっています。
単純な走行性能なら、GLAに軍配が上がるでしょう。
安全性能比較
UXはLexus Safety System+(レクサスセーフティセンス+)を標準装備。 バージョンCには以下の装備が搭載されます。
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・ロードサインアシスト[RSA]
・(付帯機能)先行車発進告知機能[TMN]
さらにパーキングサポートブレーキ[PKSB]も搭載されており、幅広い安全機能を備えています。
一方GLAは、全車にCPAプラス(緊急ブレーキ機能)や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知し、注意を促すアテンションアシストを標準装備。
さらにGLA180を除く全てのグレードには、縦列駐車や並列駐車時 にステアリング操作を自動的に行うアクティブパーキングアシストも標準装備。
それに加えて、オプションにレーダーセーフティパッケージも用意しています。
レーダーセーフティパッケージには、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した 場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えたディストロニック・プラスや、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告するブラインドスポットアシストなども含まれます。
中古車にはレーダーセーフティパッケージを搭載した車両も多いので、安全性能はほぼ互角と言えるでしょう。
ここまで、中古で同価格帯で購入できる2車を比べてきました。どちらも背の低めで乗りやすいSUVのため、迷われる方も多いですが、購入する際は走行性能がポイント。燃費重視ならUX、4WDシステムやパワーなどで選ぶなら初代GLAがおすすめです。
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文・SUV FREAKS編集部
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