プロモーション

【三菱 新型アウトランダーPHEV発売】トヨタ RAV4 PHVと比べてどう?

2021年12月16日、三菱 新型アウトランダーPHEVが発売されました。新型アウトランダーPHEVは先代よりもバッテリーが大容量化され、駆動用バッテリーの出力も向上されています。また気になるのは、ライバルであるRAV4 PHEVとの違いです。どれほど能力が高められたのか、ライバルと比較してみましょう。

更新日2021/12/27

エクステリア比較

三菱 アウトランダー 2021

まずは両者のサイズを比べてみます。

三菱 新型アウトランダーPHEVのボディサイズは、全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mm(Mのみ1,740mm)で、ホイールベースは2,705mm。先代よりも全長が+15mm、全幅+60mm、全高+35mmとなり、ホイールベースも35mm拡大されています。新型モデルには7人乗り仕様も用意していることから、ボディサイズが拡大されたのでしょう。

エクステリア(外装)は新コンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を採用。先代のフロントデザインコンセプトだったダイナミックシールドを改良しており、SUVらしい堂々とした存在感を強調したデザインが特徴です。

また、Mを除くグレードには20インチアルミホイールを採用。足元の力強さも高めています。さらにボディカラーには、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、このモデルで新設定されたブラックダイヤモンドの3種類を含む全10色を設定しています。

トヨタ RAV4 PHV 2020

一方、トヨタ RAV4 PHVのボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,690mm(ブラックトーンのみ1,695mm)、ホイールベースは2,690mmです。乗車定員は5人乗りのみ。新型アウトランダーPHEVの方が大きいですね。

また、PHVモデル専用のフロントグリルとロアモールによって、先進性とスポーティなイメージを高めています。エクステリアカラーには、RAV4 PHV専用色エモーショナルレッドⅡを含む全6色を設定。

2トーンカラーのブラックトーンというグレードも用意されています。

 

インテリア比較

三菱 アウトランダーPHEV 2021

続いて、三菱 新型アウトランダーPHEVのインテリア(内装)を見ていきましょう。

インテリアカラーにはブラックとライトグレーの2色を用意。車体の傾きが感じ取りやすい水平基調のデザインが特徴です。

さらに、モニターやメーターは視認性の高さに、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作性の節度感にこだわられており、視覚と触覚との両方で上質感を高める「三菱タッチ」という考えを取り入れたデザインとなっています。

室内長は1,920mm(7人乗り仕様車は2,450mm)、室内幅は1,520mm、室内高は1,240mm。5人乗り仕様車の荷室容量は498L、7人乗り仕様車の荷室容量は469Lとなっています。

 

トヨタ RAV4 PHV G 2020

一方、RAV4 PHVのインテリアカラーは黒を基調としたデザイン。合成皮革のシート表皮を採用したスポーツシートを全車標準装備しています。

室内長は1,890mm、室内幅は1,515mm、室内高は1,230mmで、荷室容量は490L。やはり室内や荷室の広さは新型アウトランダーPHEVの方に軍配があがりますね。

 

走行性能比較

三菱 新型アウトランダー

アウトランダーPHEVの駆動用バッテリーは、先代の300V/13.8kWhから350V/20kWhに大容量化。これにより、EV走行換算距離(等価EVレンジ)もWLTCモードで57.6km(先代)から87km(Mグレード)まで延長しました。

さらに、フロントとリアのモーター、駆動用バッテリーの出力を約40%も向上。これにより、極力エンジンを使わないモーター走行が楽しめます。

それに加えて、アクセルペダルの操作のみで加減速が可能なイノベーティブペダル オペレーションモードを新設定。アクセルとブレーキの踏み替えが減るのでハンドル操作に集中できます。

充電時間はAC200V/15Aで約7.5時間(満充電)。急速充電は約38分(80%)です。

エンジンのスペックは、最高出力98kW(133PS)/5,000rpm、最大トルクは195Nm(19.9kgm)/4,300rpm。

モーターの最高出力は85kW(116PS)〔前〕/100kW(136PS)〔後〕、最大トルクは255Nm(26.0kgm)〔前〕/195Nm(19.9kgm)〔後〕となっています。
WLTCモード燃費は16.6km/L(Mグレード)です。

トヨタ RAV4 PHV G"Z" 2020

RAV4 PHVのバッテリーは355.2V/18.1kWh。EV走行換算距離はWLTCモードで95kmです。充電時間はAC200V/16Aで約5時間30分(満充電)となっています。

エンジンのスペックは、最高出力130kW(177PS)/6,000rpm、最大トルクは219Nm(22.3kgm)/3,600rpm。

モーターの最高出力は134kW(182PS)〔前〕/40kW(54PS)〔後〕、最大トルクは270Nm(27.5kgm)〔前〕/121Nm(12.3kgm)〔後〕。

となっています。WLTCモード燃費は22.2km/Lです。

燃費や航続距離ではRAV4 PHEVが勝りますが、アウトランダーPHEVは急速充電やワンペダル走行が可能という長所を備えています。

 

4WDシステム比較

三菱 アウトランダーPHEV 2021

新型アウトランダーPHEVでは、前後にモーターを搭載するツインモーター4WD・S-AWCを改良。前後輪の駆動力を最適配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪で行うことが可能になりました。

また走行モードが豊富で、ノーマルモード、エコモード、パワーモード、ターマック(舗装路)モード、グラベル(砂利道)モード、スノーモード、マッドモードを用意しています。

一方、RAV4 PHVはE-Fourを搭載。悪路からの脱出を手助けする​​TRAILモードを用意しており、悪路からのスムーズな脱出を手助けします。

 

安全性能比較

三菱 アウトランダーPHEV 2021

安全機能は、三菱 アウトランダーPHEVがe-Assist(イーアシスト)とMI-PILOT(マイパイロット)、RAV4 PHVはToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備しています。

どちらも緊急ブレーキや踏み間違い防止装備、高速道路同一車線運転支援システムなどを備えており、内容には大きな違いがありません。

強いて違いをあげるとするならばアウトランダーPHEVには標識認識システム[TSR]が標準装備されています。

RAV4 PHVの中古車情報を見てみる

アウトランダーPHEVの中古車情報を見てみる

 

ここまで2車の性能を比較してきました。新型アウトランダーPHEVには7人乗りが用意されており、ワンペダル走行が可能で走行モードも豊富であったりと、魅力がたくさん詰まっています。

一方、RAV4 PHVはPHEVで重視される航続距離や燃費といった要素が優れています。それぞれに良点がありますので、何を重視するかで選んでみてください。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!

—————————–
文・SUV FREAKS編集部

SUV専門のWEBマガジンです。
キャンプや釣りなどの用途や予算別のおすすめSUVの紹介、新型モデルの解説、ライバル比較など、SUVのご購入時にお役立ちの情報から最新ニュースまで幅広い情報を発信しています。

公式facebook:SUV Freaks SUVを楽しむ人のための情報メディア