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【安くてオシャレ】20代男性が中古の日産 ジュークを購入したワケ

2010年〜2019年まで販売されていたコンパクトSUV、日産 ジューク。ジュークの平均中古車価格は約80万円とお安く、お金がない20代でも狙えるSUVです。今回は20代でジュークを購入し1年以上乗り続けた筆者が、その決め手や魅力、乗ってみて感じたメリットやデメリットを紹介します。

更新日2021/12/27

なぜ、日産 ジュークを買ったのか?

安くて、在庫数が多い

ジューク 車中泊

日産 ジュークを買った一番の理由は、前述しましたがとにかく価格が安かったからです。できれば予算はコミコミで100万円以下に抑えたいと考えていたので、中古車価格が廉価なジュークを選びました。

ちなみに、他に候補に挙げていたのは日産 2代目エクストレイル、マツダ 初代CX-5など。2代目エクストレイルは本格クロカンのようなゴツゴツしたスタイリングがカッコ良かったのですが、在庫数が少なめで、自宅の近くの中古車販売店にはなかったので断念。

初代CX-5は80〜90万円台の在庫が多く、追加装備や保証を付けると予算からちょっと足が出てしまうかもということで、こちらも断念しました。

一方ジュークの平均中古車価格は約80万円で、50万円以下の条件でも探せました。安くて在庫数が多く、近くの中古車販売店でも買えるというのが魅力的だったのです。

ちなみに自分が購入したのは2012年(平成24年)式、走行距離9万4850km、15RS タイプVという個体で、車両価格は27万2589万円。コーティング、ドライブレコーダー、販売店の3年保証を付けても71万5000円と、予算の100万円以内で買えたので満足しています。

 

個性的なデザインも魅力だった

ジューク 車中泊

また、そのデザインに一目惚れしたというのもジュークを選んだ理由の一つ。ジュークのフロントはフォグランプに見える丸型のヘッドライト、切長の目に見えるフロントコンビランプがとても個性的で、安いけどカッコいいと思ったのを覚えています。

さらにカラーリングも好みでした。ジュークのイメージカラーにはラディアント レッドという赤いカラーが採用されています。個性的なエクステリア(外装)とあいまって目立てるカラーとなっているので、自分は大変気に入っています。

 

サイズ感もちょうど良かった

日産 ジューク 2010

また、ジュークのサイズ感も大きな魅力でした。自宅の前の道路は狭く、クルマ一台分の道幅しかありません。2代目エクストレイル、初代CX-5でも通れるのですが、万が一電柱に擦ってしまったらコトですので、ひと回り小さいコンパクトSUVのジュークを買った訳です。

ジュークのボディは、ライバルたちと比べてもひときわコンパクトなのが特徴です。

・日産 ジューク
全長4,135mm×全幅1,765mm×全高1,550〜1,570mm

・トヨタ C-HR
全長4,385mm〜4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550〜1,565mm

・ホンダ 初代ヴェゼル
全長4,295〜4,340mm×全幅1,770〜1,790mm×全高1,605mm

正直に話しますと、自分はあまり運転が得意な方ではありません。それでも、ジュークのこのサイズ感なら扱いやすいかなと感じました。

 

3種類の走行モードを選べる

ジュークにはドライブモードコントロールが搭載されています。これはノーマル、スポーツ、エコの3種類の走行モードを選べる機能です。

筆者のジュークは1.5L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力84kW(114PS)/6,000rpm、最大トルク150Nm(15.3kgm)/4,000rpmを発生します。やや加速が物足りないこともあるのですが、走行モードをスポーツにすることで力強い走りを楽しむことができ、状況に合わせてモードが切り替えられるのは便利だなと思いました。

 

ジュークを買ったメリット

やはりデザインがカッコいい

日産 ジューク

納車された時に感じたのはデザインのカッコ良さです。購入前は正面のアクの強いフロントマスクに惚れていましたが、いざオーナーになってみるとサイドからのスタイリングもいいことに気がつきました。

納車時は中古車販売店まで親戚にクルマで送ってもらったのですが、そこで一言「2ドアのクルマを買ったんだ」と言われました。初めはわからなかったのですが、サイドから見てみると納得。ドアハンドルとCピラーが一体化したデザインとなっています。

ジュークは2ドアクーペのスタイリングを意識しているので、ルーフも後傾しています。こうしたデザインへのこだわりを見ると、やはりジュークを買って良かったと思わせてくれました。

 

取り回しがしやすい

取り回しのしやすさも魅力です。

ジュークは前述した通りコンパクトなボディサイズなので、筆者の自宅周りの狭い路地にも対応。最低地上高も170mmと高めに設定されているので見晴らしが良く、安全確認もしやすいのが特長です。

さらに駐車が苦手な筆者でも、混み合ったスーパーの駐車場やパーキングエリアなどでもなんとか駐車できています。

ジュークは後方視界が悪いという声がよく聞かれますが、普段バックカメラを使用しているので、それほど気になりません。

 

高さ制限があっても安心

駐車場

また、高さ制限が1.7m(1,700mm)の高架下を通った時も安心でした。ジュークの全高は1,550〜1,570mmとSUVのなかでは低めに設定されています。そのため、高さ制限がある場所でも大抵は走行可能です。

ちなみに日産 3代目エクストレイルの全高は1,730〜1,740mmですから、高さ1.7m制限の場所では天井を擦ってしまいますね。

筆者のジュークの全高は1,570mmなのですが、アーバンセレクションというグレードは全高1,550mm。高さ制限1,550mm以下の機械式立体駐車場にも収まります。

その代わり、最低地上高は他のグレードが170mmなのに対し、155mmと低めになっています。都市部を中心に走行し、あまりアウトドアに行かない方はアーバンセレクションがおすすめです。

余談ですが、筆者は何度か縁石や車止めに乗り上げてしまい底を擦りそうになったことがあります。なんとか無傷ですんでいるのは高い最低地上高のおかげ。縁石の高さは一般的に15cm(159mm)のものが標準となっていますから、筆者は最低地上高170mmのモデルを選んで良かったと思っています。

 

ジュークを買ったデメリット

日産 ジューク 荷室

良くも悪くも人を選ぶデザイン

まず一つ目は、良くも悪くも人を選ぶデザインということ。アクの強いフロントをしていますので「オシャレ」と言ってくれる人と、「変わったクルマに乗ってるね」と言ってくれる人に分かれます。

またインテリアでも、ボディと同色の赤い内張やバイクの燃料タンクをイメージしたセンターコンソールなども、自分はオシャレだと思いますが、もう少し落ち着いたデザインの方がいいと感じる方もいるかもしれません。

ここはジュークの長所でもあり、短所とも言えるでしょう。

 

高齢者は乗り降りがしにくい

また高齢者が乗り降りしにくい点があります。これはジュークの欠点というより、SUV全体に言えることでしょう。

筆者は80歳になる祖母を通院のためクルマで送ることがあるのですが、クルマに乗り込むときによっこらしょと、座席に登ってもらわなければなりません。足腰が弱い祖母は腰を持ち上げてあげなければなりませんから、ご高齢な方がいる家庭では向いていないかなと思います。

ただ、前述した全高1,550mm以下に抑えられているアーバンセレクションは、最低地上高が155mmと低くなっているので、こちらだとさほど気にならないかもしれません。

 

荷室が狭い

また、家族で買い物に出掛けるときに荷室が狭く感じる時があります。筆者は4人家族なのですが、一週間分の買い出しに行くと、スーパー1、2軒を回っただけで通常時の荷室はいっぱいになってしまいます。

基本的にリアシートは倒しっぱなしで使用しているのですが、やはり買い物などに使う時は2シーターとして使うことが多いです。5人で乗って5人分の買い物の荷物を積み込むことは難しいでしょう。

実際にライバルと荷室容量を比べてみると、C-HRが318L、ヴェゼルが404L。ジュークは荷室容量が251L、アンダーボックスが44Lなので、2つの容量を合算してもライバル2車にはおよびません。

どちらかというと独身世帯やカップルなどにおすすめのクルマです。

 

安全装備が必要最低限

ジュークの安全装備は必要最低限であることも注意したいポイントです。筆者が購入した2012年式のモデルは、そもそも先進装備が一般化する前のモデルなので、緊急ブレーキなどの先進安全装備はいっさい搭載されていません。

また、最終モデルのジュークも必要最低限の装備となっています。緊急ブレーキであるインテリジェントエマージェンシーブレーキ、LDW(車線逸脱警報)は15RXシンプルパッケージを除く全てのグレードに標準装備されているものの、踏み間違い防止装置やクルーズコントロールは最終モデルでも搭載されません。

そのため、安全装備を最重視している方にはあまりおすすめできません。

ジュークの中古車情報を見てみる

 

 

一年以上ジュークを所有して思ったこと

トヨタ C-HR 2016

購入には後悔なし

ここまでジュークのメリット・デメリットを解説してきましたが、結論からいうとジューク購入に後悔はありません。

というのもまだ筆者は独身で家族で乗るシーンはあまりなく、デザインも気に入っているからです。

 

ただトヨタ C-HRに浮気気味

しかし、やはり他人と被らない個性的なデザインが好きという性格のせいか、アクの強いデザインで知られているトヨタ C-HRへの乗り換えも検討しています。

と言うのもドライブ中、C-HRが前を走っていると、その絞り込まれたリアのデザインに見惚れてしまう時があります。

ジュークのリアは丸みを帯びたデザインとなっていますので、ちょっとC-HRの方がスタイリッシュでイマドキのクルマっぽくていいなぁと感じる時があるのです。

C-HRの中古車情報を見てみる

 

今後、中古でC-HRを狙うのもあり

2016年12月のC-HRは発売から5年経過。2度目の車検前にクルマを手放す方がいると予想されるので、中古車市場に出回る在庫が豊富になってきます。

現在のC-HRの平均中古車価格は約210万円。主な価格帯は160万〜250万円となっており、100万円台でも狙えるようになってきました。現在、ヤリスクロスやライズと言った新型SUVの台頭によりC-HRの人気はやや下火になりつつあります。もう少し、中古車価格が下がればC-HRも検討の余地ありと言えそうです。

また、2016年式発売時のC-HRはToyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)が全車標準装備されており、以下の装備が搭載されます。

・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突会議支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

安全装備も充実しているので、今後こちらに乗り換えるのもアリかなと検討中です。

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文・SUV FREAKS編集部

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