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【話題の新型SUV対決】スバル 3代目XV vs ホンダ 2代目ヴェゼル

2021年12月16日に一部改良が施されたスバル 3代目XV。商品改良によって商品力がアップしました。一方で、2021年4月に発売された2代目ヴェゼルも、順調に販売台数を伸ばしている話題のクルマです。今回はこの2台を比較していきます。

更新日2021/12/27

話題のSUV対決

スバル XV アドバンススタイリエディション 2021年12月

スバル 3代目XVは、今回の一部改良によってXVとしては初めてファブリックシート×フロントシートヒーターを搭載。こちらは2.0e-S アイサイトとアドバンスに標準装備されます。

さらに、1.6Lモデルのエクステリア(外装)カラーにはサファイアブルー・パールが新設定されています。

また一部改良に伴い、XV誕生10周年を記念して、特別仕様車であるアドバンス スタイル エディションも発売されています。

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z FF アーバン スタイル 2021

一方、2代目ヴェゼルは発売から約1ヶ月(2021年5月24日時点)で、月間販売計画5,000台の6倍以上となる3万2000台の販売台数を記録しています。ちなみに最も受注が多かったグレードは、ハイブリッドの上級グレードであるe:HEV Zで、全体の76%を占めていました。

今回はXVの最上級グレードであるアドバンス295万9000円と、ヴェゼルの上級グレードe:HEV Z(2WD)289万8500円を比較していきます。

 

エクステリア比較

【XV】都市でも悪路にも使える全高1,550mm、最低地上高200mm

スバル XV 2021年12月

XV アドバンスのボディサイズは全長4,485mm×全幅1,800mm×全高1,550mm。全高が低く抑えられており、高さ制限1,550mmの機械式立体駐車場にも対応しているのが特徴です。にもかかわらず、最低地上高は200mmを確保し悪路にも強くなっています。

ヘッドライトにはLEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)を搭載。このライトにはポップアップ式ヘッドランプウォッシャー機能がついており、レバーを手前に引くことで、水をライトに噴射し、泥や雪などを取り除いてくれます。

さらにアドバンス専用装備として、光輝プロジェクターリングを搭載。他のグレードよりも精悍な目つきになっています。

それらに加えて、LEDフロントフォグランプ、リアフォグランプも装備しており、視界が悪い場所でも視認性を高めてくれます。

ボディカラーは標準色が9色で、オプションカラーが1色。標準色には都会にも自然と溶け込むクールグレーカーキ、スタイリッシュさやSUVらしい力強さを表現したプラズマイエロー・パールなどを用意しています。

オプションカラーには+3万3000円のクリスタルホワイト・パールが設定されています。

 

【ヴェゼル】標準で選べるカラーは少ない

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z(FF) 2021

一方、ヴェゼル e:HEV Z(2WD)のボディサイズは全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm。XV アドバンスよりコンパクトです。

最低地上高は195mmとXV アドバンスほどではありませんが、悪路を走るには十分な最低地上高を確保しています。

ヘッドランプとテールランプはXV アドバンスと同様にLEDを採用し、フロントにはLEDフォグランプを標準装備。XV アドバンスのようなポップアップ式ヘッドランプウォッシャー機能は搭載されません。

またe:HEV Z専用装備として、エンブレムグレー塗装フォグライトガーニッシュ、プラチナクロームメッキ調加飾ドアロアーガーニッシュが施されます。

ボディカラーは6色用意されていますが、標準で選べるのはクリスタルブラック・パールのみ。プレミアムサンライトホワイト・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリックは6万500円のオプションカラーです。

プラチナホワイト・パール、メテオロイドグレー・メタリック、サンドカーキ・パールは+3万8500円。サンドカーキ・パールはベージュのようなカラーで、都会ではおしゃれに見え、自然にも調和するおすすめのカラーです。

XV アドバンスの方が灯火類の装備が充実しており、標準で選べるカラーも豊富。さらに街路も悪路にも使える全高1,550mm、最低地上高200mmを備えるなど、エクステリア周りの装備では軍配が上がります。

 

インテリア比較

【XV】ブラックとグレーを基調としたデザイン

スバル XV 2020

XV アドバンスのインテリア(内装)はブラックとグレーを基調としたデザイン。シート素材はトリコット(シートサイドはトリコット+合成皮革)を使用し、各所にネイビー、チャコール、ブルーのステッチを施しています。

また、ブルーステッチが施された本革巻きステアリングホイールを標準装備。パドルシフトも標準装備されています。

空調はフルオートエアコン(抗アレルゲンフィルター付)を標準装備。こちらは左右独立温度調節機能付となっています。

リアシートは6:4分割可倒式。荷室容量は340Lで、ゴルフバッグを3個積み込むことができます。

 

【ヴェゼル】ブラックのコンビシートを採用、機能性が高いインテリア

ホンダ ヴェゼル 2021

ヴェゼル e:HEV Z(2WD)のインテリアも、黒を基調とした落ち着いたデザインです。シートはブラックのコンビシートを標準装備しています。

またスムースレザーを用いた本革巻ステアリングホイールを標準装備。 パドルシフトは装備されていませんが、冬に嬉しいステアリングヒーターが標準装備されているなど、運転席周りの上質感はほぼ互角です。

空調はフルオート・エアコンディショナーで、左右独立温度コントロール式。PM2.5対応高性能集塵フィルターが標準装備されています。さらに、前席の乗員をなでるように風が拡散して吹く、そよかぜアウトレットも標準装備。空調設備の面ではヴェゼル e:HEV Z(2WD)が上回ります。

またリアシートは同じ6:4分割シートですが、跳ね上げ式のチップアップができるのが魅力。荷室容量は公開されていませんが、倒したフロントシートの背面からリアゲートまでは約190cmの長さがあり、車中泊も可能です。

インテリアにおいては、空調や荷室の機能性が高いヴェゼルに軍配が上がります。

 

パワートレイン比較

【XV】悪路走破性が高い

スバル XV 2021年12月

XV アドバンスは2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)を搭載。スペックは以下のようになります。

・エンジン
最高出力:107kW(145PS)/6,000rpm
最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4,000rpm

・モーター
最高出力:10kW(13.6PS)
最大トルク:65Nm(6.6kgm)

・燃費
WLTCモード燃費(AWD):15.0km/L

XVは全グレードにAWD(常時全輪駆動)システムを搭載しており、高い走破性を発揮します。

特にX-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)を装備していることで、滑りやすい道ではSNOW・DIRTモード、タイヤが埋まってしまうような道ではDEEP SNOW・MUDモードに切り替えることによって、路面状況に合わせた走行が可能です。

 

【ヴェゼル】低燃費の走りが楽しめる

ホンダ ヴェゼル e:HEV Z(FF) 2021

一方、ヴェゼル e:HEV Z(2WD)に搭載されるのは1.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーター。スペックは以下の通りです。

・エンジン
最高出力:78kW(106PS)/6,000〜6,400rpm
最大トルク:127Nm(13.0kgm)/4,500〜5,000rpm

・モーター
最高出力:96kW(131PS)/4,000〜8,000rpm
最大トルク:253Nm(25.8kgm)/0〜3,500rpm

・燃費
WLTCモード燃費(2WD):24.8km/L

XV アドバンスはAWDを搭載しているので、走破性が高くさまざまなアクティビティで活躍してくれるでしょう。 一方、ヴェゼル e:HEV Z(2WD)は低燃費なのでより経済的です。

 

安全性能比較

安全装備はほぼ互角

スバル XV 2020

XV アドバンスは先進安全装備アイサイト コアテクノロジーを搭載。以下のような機能を標準装備しています。

・プリクラッシュブレーキ
・AT誤発進抑制制御
・AT誤後進抑制制御
・ツーリングアシスト
・全車速追従機能付クルーズコントロール
・定速クルーズコントロール
・車線逸脱抑制
・車線逸脱警報
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・後退時ブレーキアシスト

 

ヴェゼル 2021

一方、ヴェゼル e:HEV ZはHonda SENSING(ホンダセンシング)を搭載。以下のような標準装備を搭載しています。

・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム機能

どちらも先進の安全装備が一通り備わっており、安全性能は互角です。

 

ここまで2車を比べてきました。

XV アドバンスの方が悪路走破性が高く、キャンプ場やスキー場などさまざまなシーンで活躍できます。

一方、街中メインでの利用ならヴェゼル e:HEV Z(2WD)の方が低燃費で経済的。リアシートをチップアップさせて背の高い荷物も積み込めるので、買い物などでも便利でしょう。

それぞれの用途や利用シーンに合わせて選んでみてください。

XVの中古車情報を見てみる

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【おまけ】同価格ならヤリスクロスもおすすめ

トヨタ ヤリスクロス 2019

同価格帯なら、281万5000円のトヨタ ヤリスクロス ハイブリッドZ(4WD)もおすすめです。

ボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm。XVやヴェゼルよりもひと回り小さいのが特徴で、シティーユースにピッタリです。

ヘッドランプとテールランプはLEDで、シートは合成皮革+ツィード調ファブリックと装備も充実しており、ダークブラウンのインテリアからは上品さが感じられます。
またトヨタのハイブリッドらしく、4WDモデルながらWLTCモード燃費26.0km/Lの低燃費も実現。

さらにコンパクトSUVながらリアシートは4:2:4分割可倒式と機能性が高く、さまざまな用途で使える一台となっています。

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文・SUV FREAKS編集部

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