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【2022年発売予定】トヨタのBEVモデル、bZ4Xってどんなクルマ?

2021年4月、上海モーターショーでコンセプトカーが発表されていた「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」。2021年10月にはその詳細が発表されました。bZ4Xは、BEVのフルラインアップ化を推し進めており、この車種はその第一弾となるbZ4Xについて解説していきます。

更新日2021/12/27

トヨタ bZシリーズとは?

トヨタ bZ4X 2021

トヨタ bZシリーズは「beyond Zero(ゼロを超えた価値)」を目指した、専用プラットフォームのBEVです。

トヨタは2050年にカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げており、HEV/PHEV/BEV/FCEVのフルラインアップ化を推し進めています。bZシリーズもその取り組みのうちのひとつであり、2025年までに7車種が投入される予定です。

bZ4Xはその第一弾であり、2022年の年央に発売される予定のSUVモデルです。ではその詳細を見ていきましょう。

 

エクステリアの特徴は?

トヨタ bZ4X 2021

ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm、ホイールベースは2,850mm。「Hi-Tech and Emotion」というデザインテーマのもと、BEVの先進感とクルマ本来の美しさを融合した造形を目指しており、先進的なスリークさ(なめらかさ)とSUVらしい力強さを両立したスタイリングとなっています。

従来のフロントグリルを中心としたデザインとは異なり、空力アイテムを織り込んだコーナー部や上下に薄いバンパー部によって、BEVらしい独自性を表現。また、バックドアやバンパーなどを台形とすることで、力強いスタンスとなっています。

 

インテリアの特徴は?

 

トヨタ bZ4X 2021

メーターにはトヨタ初のトップマウントメーターを採用。ステアリングの情報を通してメーターが見えるように配置しており、視認性を高めています。また、ステアリングからメーターが見やすいように羽衣のような形状を採用しているのも特徴です。

その他にも、ステアリングホイールとタイヤの間にメカニカルな結合のないステアバイワイヤシステムを採用。タイヤからの不要な振動の侵入を防いだり、ステアリング性能を向上させています。

トヨタ bZ4X 2021

さらに、トヨタ初のダイヤル式のシフトも採用されており、先進性が感じられるインパネ周りとなっています。

これに加えて、BEV専用プラットフォームを採用することで、ひとクラス上の広い室内空間を実現。前後シート間距離は1,000mmとDセグメントセダン並みの距離を確保し、足元の広さも前後ともミディアムセグメントSUVクラストップレベルのゆとりがあります。

また、インパネを低い位置に設定したり、大開口パノラマルーフ設定車を用意することにより、解放感も創出。ファブリック張りのインパネによって落ち着いた室内も演出しています。

遮音性の高いガラスを装備し、風切り音の減少しているので、静粛性も高く落ち着いて会話が楽しめるのも魅力です。

 

走行性能の特徴は?

トヨタ bZ4X 2021

e-TNGAの思想に基づき、スバルと共同開発されたBEV専用プラットフォームを採用。滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を備えているのが特長です。

ボディの低重心化、高剛性化が図られているほか、AWD車は前後モーターの独立制御によって、回頭性や操縦安定性が向上しています。

さらにスバルのAWD技術、X-MODEを採用。新開発のGrip-Controlを搭載することで、シティユースからオフロードまで幅広いシーンで活躍するクルマとなっています。

世界各地域の高出力充電にも対応しており、充電時間も短いのが特長。DC急速充電では150kWに対応し、30分で充電量80%まで充電できます。

トヨタ bZ4X 2021

また、ルーフソーラーパネル装着車も用意されており、1年間で走行距離1,800km(トヨタ試算値)に相当する発電も可能。充電器がない駐車場や災害時でも太陽光で充電できるなど、BEVの弱点を補う装備があるのも魅力です。

スペックは以下のようになっています。

■動力用主電池
総電圧:355V
総電力 :71.4kWh

■モーター
●FWD車
最大出力(フロントモーター):150kW
最大出力(システム):150kW

●AWD車
最大出力(フロントモーター):80kW
最大出力(リヤモーター):80kW
最大出力(システム):160kW

■充電性能
AC充電器最大出力:6.6kW
DC充電最大出力:最大150kW

 

安全性能の特徴は?

トヨタ bZ4X 2021

最新のToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)が搭載されており、ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大や、各機能の性能向上や一般道での支援を行う新機能を追加。安全性能が充実しています。

さらに、高度運転支援技術アドバンスト パーク[Toyota Teammate Advanced Park](リモート機能付き)を採用。自動で駐車をしてくれる装備も備わっています。

 

インフォテインメントシステムの特徴は?

インフォテインメントシステムには、交通情報や駐車場の空き具合、充電施設の情報をリアルタイムで表示してくれるマルチメディアシステムを用意。

さらに音声認識機能によってワイパーやエアコンなども操作できたり、OTA(Over the Air、無線通信)によって、販売店に行くことなくトヨタセーフティセンスやマルチメディアシステムを最新の情報にソフトウェアアップデートすることも可能。

デジタルキー装着車はスマートフォンを携帯していれば、画面操作なしでキーのロック、アンロックが可能。家族や友人間で車両の貸し借りも用意にできるなど、先進の装備が詰まっています。

 

bZ4Xには先進の装備がこれでもかと詰め込まれています。前述した通り2022年年央には発売予定ですが、まるでコンセプトカーのような装備が盛りだくさんで、クルマの進化を感じさせてくれます。発売が今から待ち遠しいですね。

 

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文・SUV FREAKS編集部

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