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【SUVで行きたい】東北地方のワカサギ釣りスポット20選

東北地方は冬のワカサギ釣り天国です。もちろん凍った湖や池の上で、穴をあけて釣る氷上釣りスポットも豊富にあります。また、東北道を利用することで目的地にアクセスしやすいスポットや、たどり着くのも困難な大自然のスポットなどその種類も豊富なのも東北地方のわかさぎ釣りスポットの特徴です。今回はそんな東北地方からSUVで行きたいワカサギ釣りスポットを厳選して紹介します。

更新日2022/02/22

福島県

ワカサギ

ブランド魚”桧原湖のわかさぎ”が釣れる「桧原湖(ひばらこ)」

磐梯朝日国立公園にある桧原湖は、磐梯山の噴火によって山体崩壊でせき止められた裏磐梯最大の湖で、湖岸周は約31km、最大は水深31mの大きさとなっています。

桧原湖は例年1月中旬から3月下旬までは全面結氷し、氷結した湖面でワカサギ釣りができます。また、毎年3月上旬には、ワカサギ祭りが開催されて多くの人でにぎわいます。

釣れるワカサギの桧原湖のわかさぎは、築地市場でも高値で取引されているブランド魚で、味はもちろん姿も美しいと評判です。

ドーム船を利用すれば、釣り道具などがレンタル可能なので手ぶらでも大丈夫です。また、天候を気にせず快適にファミリー等グループで楽しくワカサギ釣りが楽しめます。

住所:〒966-0401 福島県耶麻郡北塩原村
アクセス:磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより約40分

 

ベテラン向きの隠れ家スポット「秋元湖(あきもとこ)」

秋元湖は、桧原湖と小野川湖の東に位置した湖で、桧原湖や小野川湖と比べて水深が一番深い湖です。湖には管理者がいなくて釣り具取店などもありませんが、氷上でのワカサギ釣りの隠れスポットとなっています。そのためベテラン向きの釣り場といえますが、当歳魚だけでなく、まるまると太った2年魚や3年魚のワカサギが釣れます。

ワカサギ釣りは毎年10月に解禁され、例年だと1月下旬頃に氷上釣りがスタートします。氷上ポイントへは、東の金堀エリアと西のダムサイト寄りという2ヶ所となりますが、冬季になると秋元湖は水流の流れ込みにより氷が溶けやすいという特性があるので、氷上の状態確認は利用者の判断ということになります。

秋元湖周辺は一年を通じて景観に恵まれた地域です。そのため夏場はキャンプ、冬場はワカサギ釣りの他にもウインターアクティビティーが盛んなエリアとなっていますので、わかさぎ釣り以外のレジャーも組み合わせて楽しんでください。

住所:〒966-0400 福島県耶麻郡北塩原村
アクセス:磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより約30分

 

ビッグサイズのワカサギが狙える「羽鳥湖(はとりこ)」

羽鳥湖は福島猪苗代湖の南側に位置し鶴沼川に造られたダム湖で、ヤマメや岩魚といった魚種がいる自然豊かな湖です。

ワカサギは、羽鳥湖を管轄する地元漁協が稚魚放流も行っていることで、当歳ものの他、2年ものや3年ものといった10cmから12cmとビッグサイズのものも釣れます。

そして氷上ワカサギ釣りの解禁日は、例年1月下旬以降からですが、暖冬で氷が薄氷の場合はワカサギ釣りは解禁されません。

周辺はリゾート地として整備されていて、湖畔オートキャンプ場、サイクリングロード、レジーナの森キャンプ場、ペンション村、道の駅、羽鳥湖スキーリゾート、ゴルフ場などがあり、温泉もあります。

住所:〒962-0623 福島県岩瀬郡天栄村
アクセス:東北自動車道・矢吹ICより約45分

 

鬼も見つめる釣りスポット「小玉ダム(こだまだむ)」

いわき市の夏井川上流に位置し、深い自然に囲まれた高台に位置する小玉ダムは氷結しませんが、地元の夏井川漁協が毎年ワカサギの卵を約100万粒から500万粒も放流しているため、冬になるとワカサギ釣りをする方が訪れます。

ワカサギ釣りは、1月上旬から2月下旬及び5月上旬から7月下旬までは禁漁となり、3月上旬から4月下旬までの期間のみ解禁となります。冬場でも釣れない期間があるので事前に確認が必要です。なお、ボートは禁止なので岸からの釣りとなります。

ここには鬼ケ城の伝説があり、湖側面にはその坂上田村麻呂の逸話に由来した鬼の絵が描かれていたり、伝説の詳しい内容がダム管理所の敷地内に展示されています。

小玉ダムの展望台からは周囲の自然が一望でき、野外キャンプ場、アスレチック広場、散策ゾーンなどがあり、雪が解ける季節には他県からの観光客も多く訪れる人気スポットとなります。

住所:〒979-3122 福島県いわき市小川町高萩下タ道
アクセス:東北自動車道・矢吹ICより約73分

 

岩手県

アクセスの良さと魚影の濃さが人気のスポット「岩洞湖(がんどうこ)」

岩手県盛岡市北東の外山早坂高原県立自然公園に位置する岩洞湖は、湖の中央に弁天島があるなど大自然の中で、リラックスできるスポットで、アクセスの良さからカヌーやキャンプなどのレジャーも盛んに行われています。

そして冬季は本州で一番寒さが厳しいと言われるほど寒さが厳しい環境にあるため、例年1月中旬から2月中旬のシーズンになるとワカサギ釣りが楽しめます。岩洞湖は毎年1億粒から2億粒の稚魚を放流しているので魚影も濃く、初心者でも十分に楽しめるわかさぎ釣りスポットとなっています。

凍った湖面に穴を開けて釣り糸を垂らす岩洞湖のワカサギ釣りでは、氷に穴を開けるドリルや釣り道具もレンタルすることもできます。また、岩洞湖漁協が運行しているドーム船を利用すれば、極寒の冬でも快適な空間で釣りを楽しむことができます。

釣ったワカサギはその場で食べるのがおすすめですが、湖畔の岩洞活性化センターで真空パックにもできます。

住所:〒020-0202 岩手県盛岡市玉山区
アクセス:東北自動車道・盛岡ICより約50分

 

氷結しなくてもスワンボートで釣れる「田瀬湖(たせこ)」

田瀬湖は岩手県花巻市にある北上水系で最大規模のダムです。また、渓流に生息する魚が多く生息しているので、人気の釣り場にもなっています。11月中旬~1月下旬がシーズンですが、近年はアオコの発生が原因で冬季においても湖面が凍結しないことが多くなっています。

しかし、屋根付きのスワンボートでゆったり釣りを楽しめ、通常より大きめのワカサギが釣れるので十分楽しめます。また、必要な道具もレンタルできてガイド付きなので初心者でも安心です。なお、このスワンボートは湖が氷結すると運航が中止となるので注意してください。

田瀬湖の周辺には釣り以外にも、ダムの学習施設や釣り公園、親水公園、キャンプ場が設営されています。また、湖畔は植物や鳥類の観察スポットにもなっているなど四季を通じて多くの方が訪れるエリアとなっています。

住所:〒025-0088 岩手県花巻市東和町
アクセス:釜石自動車道・江刺田瀬ICより約25分

 

初心者にもやさしいワカサギ天国「菜魚湖(ななこ)」

岩手県の戸町奥中山地区に位置する菜魚湖は2000年代初頭に完成したダム湖で、ワカサギ釣りを毎年1月下旬~2月中旬に解禁しており、地元ではワカサギ天国や、ワカサギの桃源郷と呼ばれるほどの人気釣り場となっています。

それほど多くの方に支持されているのは、ワカサギの魚影が濃く初心者にも釣果が期待出来る釣り場だからです。

2月には、氷上わかさぎ釣りが楽しめ、駐車場、トイレ、簡易食堂、レンタル用品なども準備されているなど、家族連れや初心者でも楽しむことができます。レンタル用品では釣竿・リール・竿立てセット、そしてテントがあり、設置済みのテントもあるなど手ぶらでもワカサギ釣り体験ができます。

クルマで約26分のところにある奥中山自然休養村管理センターには、源泉かけ流しの朝朱の湯があり、開放感ある露天風呂で冷えた体を芯から暖めることができるのでおすすめです。

住所:〒028-5224 岩手県二戸郡一戸町平糠名子根
アクセス:東北自動車道・一戸ICから約30分

 

青森県

汽水湖のワカサギは格別!?「小川原湖(おがわはらこ)」

青森県の下北半島の付け根付近に位置する小川原湖は、湖の東部に太平洋があることから海面水位が上昇すると海水が流れ込み、淡水と海水の中間にあたる汽水湖となっています。

小川原湖は漁業が盛んなことでも有名で、シラウオ、ワカサギは全国第1位、シジミ貝は第3位の漁獲高を誇ります。そのほかウナギやコイ、フナ、ボラ、サヨリ、沼エビ等の多種多彩な魚類が獲れてます。また、オオハクチョウ、コハクチョウの渡来地としてバードウォッチングの聖地ともいわれています。

そして、例年1月中旬~3月上旬の冬季には凍結した湖面でワカサギ釣りができ、ワカサギの魚影は濃くて湖のどこでも釣れますが釣り方は氷上釣りのみとなっています。

また、湖畔にある道の駅おがわら湖 湖遊館では地元特産品の販売や、ファーマーレストランで郷土色あふれたメニューを楽しむこともできます。

住所:〒039-2492 青森県上北郡東北町
アクセス:八戸自動車道・八戸北ICより約30分

 

太古の伝説に思いをはせながらわかさぎを釣る「姉沼(あねぬま)」

姉沼は、さきに紹介した小川原湖とは姉沼川でつながっていますが、小川原湖より規模が小さく、汽水湖である小川原湖と異なり淡水湖でもあるので、魚種も少なく釣りに訪れる方も小川原湖より少なくなっています。

したがって、姉沼に訪れる釣り人は冬季のワカサギ釣りが中心となります。湖畔に売店や釣り具店もないのですが、落ち着いてワカサギ釣りをする穴場的スポットとなっています。

なお、姉沼の氷上ワカサギ釣りは毎年1月中旬から氷結し、2月がハイシーズンになります。

そして、姉沼と隣接する小川原湖にはこんな伝説があります。飛鳥時代の頃、都を追われ東国行脚の旅に出た橘中納言道忠公の身を案じて父の後を追った姉妹が、長い旅路の末、父が既に亡くなっている事を知ると姉妹は嘆き悲しみ姉は沼に入水し、妹も別の沼に入水しました。そして姉が沈んだ沼を姉沼、妹が沈んだ沼を妹沼(現:小川原湖)と呼ぶようになったという悲しい言い伝えがあります。

姉沼は都会の喧騒から離れ、太古の伝説に思いをはせながら、ゆったりとした時間の中でワカサギ釣りができます。

住所:〒039-2492 青森県上北郡東北町
アクセス:第二みちのく有料道路・三沢ICより約20分

 

本州のワカサギの故郷「十和田湖(とわだこ)」

四季を通じて多くの観光客が訪れる十和田湖は、青森県と秋田県の県境に位置し標高が400mの場所にあります。

十和田湖は 五種認定魚にワカサギは入らずヒメマス釣りの本場として有名ですが、ヒメマスと同じ深さに多くの魚影を誇っています。なお、この十和田湖産のワカサギは菜魚湖にも放流されています。

ワカサギ釣りのあとは、湖の目の前にある十和田食堂をおすすめします。ここでは郷土料理や、十和田バラ焼きなどのご当地グルメを食べることができます。

また、全国でも珍しい源泉湧き流しの湯の蔦温泉も外せませんね。源泉の上に浴槽があり湯船の底板から湧き出し空気に触れていない湯を楽しめますよ。

住所:〒018-5501 青森県十和田市奥瀬
アクセス:東北自動車道・小坂ICより約40分

 

自然のままでの釣りを楽しむ「牛潟大留池(うしがたおおためいけ)」

日本海側のつがる市にある 牛潟沼とも呼ばれる牛潟大留池は、冬は日本日本海からの西風の影響を受ける非常に寒い地域のため、結氷すればワカサギの穴釣りを楽しめるスポットです。

しかし、平地にある野池のため深い水深のところでは凍っていない部分もあるので注意が必要です。1月中旬から釣れ始め、釣り方次第では束釣りの実績もあります。

野地のためトイレもなく管理人もいないので不便でもありますが、自然のままの状態で落ち着いて釣りを楽しむ上級者向けの釣り場といえます。

また、牛潟大留池からクルマで20分から30分走ると温泉が複数あり、冷えた体を暖ためれば疲れも吹っ飛ぶこと間違いないでしょう。牛潟大留池と同じくつがる市内のしゃこちゃん温泉や、あづましの里温泉いい湯だながおすすめです。

住所:〒038-3305 青森県つがる市牛潟町
アクセス:津軽自動車道・つがる柏ICから約25分

 

宮城県

氷結しなくてもドーム船が大人気!「花山湖(はなやまこ)」

宮城県栗原市に位置する花山湖は宮城県が初めて手掛けた県営ダムの花山ダムによってできた湖で、ワカサギをはじめ、ヘラブナやイワナ、ヤマメ、ニジマス、サクラマス、カジカなども多く釣れる釣りスポットとして人気があります。

ただし、宮城県では結氷する湖沼がほとんど無いこともあって、県内での氷上釣りが禁止されています。それでも、花山漁業協同組合が営業するワカサギ釣りドーム船は非常に人気があり、毎年11月上旬から3月末までのシーズン中は予約が一杯になるほどです。

花山湖近隣の道の駅・路田里はなやま 自然薯の館では、自然あふれる山林と地元農家が育てた特産の自然薯や、野菜類・きのこ類が販売されています。また、併設のレストランでは、自然薯を使った定食のほか、山菜、イワナを素材にした料理が揃っており、そばの食べ放題も楽しめます。

住所:〒987-2511 宮城県栗原市花山町本沢淵牛
アクセス:東北自動車道・築感ICより約30分

 

仙台市民に人気の釣り場「釜房ダム(かまふさだむ)」

釜房ダムは、仙台市のとなり川崎町に位置し、太郎川・北川・前川の合流点を堰き止めてできたダム湖百選にも選定されたダム湖です。

釣り場としてはワカサギで有名で、解禁期間は定まっていませんが、1月下旬から2月いっぱいがシーズンとなり、氷上釣りは禁止ですが堰体側から竿を出して釣ることができます

湖畔にはみちのく湖畔公園やキャンプ場が整備され、子ども用のプレイ施設やドッグラン、東北の古民家が集められたふるさと村、湿生花園が整備されています。

また、東北の名湯で知られる秋保温泉も近くにあり、主要幹線道から冬でもアクセスしやすく安心して訪れることができます。

釜房ダムの上流では渓流釣りが盛んで、流れをせき止めた釣り場ではその場で塩焼きを食べられたり、生け簀での大エビ釣りも楽しめます。

住所:〒989-1505 宮城県柴田郡川崎町小野大平山10-6
アクセス:東北自動車道・仙台南ICから約24分

 

ボート解禁で今後が楽しみな釣り場「七ヶ宿ダム(しちかしゅくだむ)」

七ヶ宿ダムは阿武隈川水系白石川を堰き止めてできたロックヒルダムで、ダムとしては宮城県で最も大きくダム湖百選にも選ばれています。

七ヶ宿ダムではバスやコイ、ウグイなども生息していますが、山中のダムであり平均水温が低く冬のワカサギ釣りが盛んな所です。なかなか結氷はしないので氷結釣りはできなくて、橋脚釣りかボートで狙うことになります。

以前はボートの乗り入れが禁止されていましたが、日中に限ってボートの乗り入れが許可されるようになり、足場の少ないダム湖だけにボートでの釣りができることで釣りの幅が広がり、今後が楽しみな釣り場として注目を集めています。

国見ICへ向かう途中にある白石湯沢温泉やくせんは、日本でも数少ない含石膏芒硝泉と分析されていて飲用にも適したすばらしい温泉ですので、釣行の帰りに浸かっていくことをおすすめします。

住所:〒989-0500 宮城県刈田郡七ヶ宿町橋場
アクセス:東北自動車道・国見ICから約25分

 

秋田県

壮大な八郎潟を満喫できるスポット!「八郎潟(はちろうがた)」

八郎潟は、男鹿半島に近い位置にあり、かつては海に近いため汽水湖でしたが、現在では農業利用とするために淡水湖になっています。八郎潟には多くの川からの流入があるために栄養豊富な湖であり、わかさぎ以外にも多くの種類の魚が生息しています。

規模も大きく、ワカサギの釣果も安定していて、新生大橋付近や大潟橋付近など好ポイントが沢山あります。

八郎潟では毎年1億粒以上のわかさぎの卵の放流を行なっていて、1月中旬~2月下旬のシーズン中は氷上ワカサギ釣りが可能となり、氷の状態が悪くて穴釣りができなくても、11月初旬から3月中旬の解禁中は護岸からの釣りができるために長い期間に渡って釣りが楽しめます。また、ボートの持ち込みも可能です。

さらに、道の駅てんのうに隣接する日帰り温泉施設の天王温泉くららは県内最大級の規模を誇る公共温泉で、釣りの疲れを癒してくれます。

住所:〒018-1692 秋田県南秋田郡八郎潟町
アクセス:秋田自動車道・五城目八郎潟ICより約5分

 

秘境感のある高原の釣りスポット「田螺沼(つぶぬま)」

栗駒山の西側、湯沢市の皆瀬ダム近くに位置し、宮城県や山形県からの釣り人も多く訪れる人気の釣り場です。ワカサギ釣りは秋から春先まで楽しめ、豪雪地帯であるため結氷するのが早いのが特徴です。

また、氷結時の穴釣りでは雪が深く降り積もるので延長ドリルの用意が必用になります。

田螺沼一帯は秘境感のある高原の沼群があり、温泉施設にも隣接しているので新緑や紅葉のシーズンには釣り人以外の観光客も多く訪れています。

田螺沼でワカサギ釣りをしたあとは、米のとぎ汁のように白く濁り、天狗伝説の残る秘湯 泥湯温泉があるので、氷上で冷えた体をリフレッシュしましょう。

住所:〒019-0404 秋田県湯沢市高松
アクセス:東北自動車道・古川ICから約127分

 

山形県

わかさぎもいいけど温泉も気になる「盃湖(さかずきこ)」

山形県の蔵王の山麓にある盃湖は火山によって誕生した湖で、近くには蔵王温泉やロープウェイなどの観光施設があります。しかし、盃湖自体は観光地から外れており、年間を通じて訪れる方が少ない静かなスポットとなっています。

盃湖で氷上釣りが出来るのは1月中旬から2月下旬頃までで、冬季はワカサギ釣りを楽しまれる方が多いのですが、あまり多くの釣果は期待できません。そのためワカサギ釣りをするには上級者向けの釣りスポットとされていますが、それだけに太公望にはチャレンジのしがいのある湖といえます。

盃湖は蔵王温泉に隣接しているので、ぜひ立ち寄り湯を利用してみましょう。おすすめは標高900mの高台にある蔵王温泉大露天風呂です。蔵王温泉は強酸性の硫黄泉で、肌の脂分を洗い流す石鹸いらずの湯と呼ばれていますから、すっきりとしてから帰路につきましょう。

住所:〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉
アクセス:東北中央自動車道・山形上山ICより約25分

 

ダイヤモンドダストの舞う幻想的なスポット「横川ダム(よこかわだむ)」

小国町にある横川ダムは、壮大な景色や雪とブナの白い木肌のイメージから白い森おぐに湖とも呼ばれ、夏はカヌーやパークゴルフ、秋の見事な紅葉、そして冬は凍った湖の上でダイヤモンドダストを見ながら氷上ワカサギ釣りができます。

わかさぎ釣りでは、地元漁協の管理がしっかりとしていて釣果も期待できるために、山形県下で注目度上昇中の釣り場です。わかさぎ釣りは1月中旬頃から3月中旬頃まで楽しめます。なお、とても広い横川ダムですが、氷上釣りができる範囲は限られています。

近隣の道の駅 白い森おぐにには、軽食コーナーやレストラン、そして物産品直売所もあります。また、水源の郷交流館 御食事処ほたるでは、地元地元産のそば粉と山菜を使った手打ちそばが絶品です。

住所:〒999-1321 山形県西置賜郡小国町綱木箱口736 横川ダム
アクセス:東北中央自動車道・福島大笹生ICから約78分

 

市街地からのアクセスも抜群の釣り場「水窪ダム(みずくぼだむ)」

水窪ダムは、米沢市の中心部からも近い水窪ダムによりできた湖です。漕艇競技の練習水域が整備されていたり、新緑時期や紅葉時期には見事な風景が見られますが、観光地としては整備されていないため訪れる方は少ないスポットです。

コイ、ヘラブナ、ブラックバス、ワカサギなど多様な魚類が生息し、年間を通じて釣り人が訪れています。釣り方はボートでの釣りは禁止され岸からの釣りだけとなります。

そして、冬季には湖面が凍結し氷上からワカサギ釣りが楽しめます。凍結していない場合でも水窪大橋から100尾以上も釣れることもあるなど、氷結しなくても毎年ワカサギ釣りが可能です。ワカサギ釣りは例年11月末からワカサギ釣りがスタートし、2月下旬までワカサギの穴釣りが楽しめます。

湖畔は整備されていないため売店や釣り具店などはなく、全て自分で自分で準備しなければならないために初心者にはやや難しい釣り場かもしれません。

住所:〒992-1205 山形県米沢市関根
アクセス:米沢南陽道路・米沢北ICより約30分

 

“ワカサギよ再び”の願いがこもった釣り場「板橋沼(いたばしぬま)」

山形市や南陽を始めとする隣接する2市2町にまたがる丘陵に位置する山形県民の森にある板橋沼は、地元漁業が管理する人造沼です。

4月から12月は釣り禁止であったり、ワカサギは夜釣りも禁止、さらに1人50匹までと決められているなど制約が厳しいのですが、これもワカサギ保護のため。

実は県民の森にある大沼や荒沼などの湖沼はワカサギ釣りの名所でしたが、ブラックバスなどの外来魚によりワカサギが絶滅してしまったという事がありました。

そこで、住民らが耕作放棄地を板橋沼としてワカサギの稚魚を放流し、“ワカサギよ再び”の願いを込めて復活させたという経緯があるのです。

県民の森は、森を歩いたり、様々な草花や生き物とふれあったりと、森の不思議や大切さを学べ、心身をリフレッシュできる施設となっているので、家族で様々なプログラムに参加するのも楽しいですよ。

住所: 〒990-0361 山形県東村山郡山辺町畑谷
アクセス:東北中央自動車道・山形中央ICから約33分

 

四季折々の自然が溢れる東北地方は、魅力的なわかさぎ釣りスポットも多く存在しています。お馴染みの氷上釣りだけではなく、ドーム船や護岸からの釣りなど多様な釣り方が楽しめます。今年のわかさぎ釣りは東北地方の釣りスポットの中から自分にあったスポットを選んで出かけましょう!

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文・SUV FREAKS編集部

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