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マツダ 新型CX-5最上級モデルの装備はどう?同価格の新型ハリアーと徹底比較

2021年11月に大幅改良が行われた2代目CX-5。同サイズのSUVと比べて装備はどうなのでしょうか?今回はマツダ 2代目CX-5の最上級グレードであるXD Lパッケージ 4WD 6AT(375万1000円)の装備を、ほぼ同価格のトヨタ 4代目ハリアー S ハイブリッド・E-Four(380万円)と比較してみましょう。

更新日2022/01/21

エクステリア比較

【2代目CX-5】上品さが感じられるデザイン

マツダ 2代目CX-5 スポーツアピアランス 2021

※画像は特別仕様車スポーツアピアランスです。

2代目CX-5 XD Lパッケージ 4WD 6AT(以下、2代目CX-5)のボディサイズは全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mm、ホイールベースは2,700mmとなっています。

灯火類にはLEDヘッドライトとLEDリアコンビランプを標準装備。どちらもユニット内シグネクチャーLEDランプとなっており、シャープな印象です。

ボディカラーは、通常色が5色と特別色が3色の全8色展開。マツダが近年採用する「魂動(こどう)デザイン」と組み合わさって、上品さが感じられるカラーラインアップとなっています。

さらに、2021年11月の改良で新たに加わったカーキカラーのジルコンサンドメタリックが選べるのも特徴です。こちらは砂場や森林などにも似合う配色で、アウトドアにもピッタリのカラーとなっています。

 

【4代目ハリアーハイブリッド】灯火類で個性をアピール

トヨタ 4代目ハリアー 2020

4代目ハリアー S ハイブリッド・E-Four(以下、4代目ハリアーハイブリッド)のボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm、ホイールベースは2,690mmとなっています。

全長は4代目ハリアーハイブリッドの方が長いですが、2代目CX-5の方がホイールベースが長く、室内空間も広く取られています。そのため、ボディサイズがコンパクトで取り回しのしやすい2代目CX-5の方がいいと言えるでしょう。

参考:室内の広さ
2代目CX-5:室内長1,890mm、室内幅1,540mm、室内高1,265mm
4代目ハリアーハイブリッド:室内長1,880mm、室内幅1,520mm、室内高1,215mm

灯火類には、ヘッドライト、テールランプともにLEDを採用。ヘッドライトには二重のL字型に発光するシグネチャーランプを装備し、テールランプも横一文字のデザインとなっているため、一目見てハリアーと分かるデザインとなっています。

ボディカラーには、プレシャスブラックパールをはじめ、彩度を抑えたカラーを中心に全7色を設定。陰影の美しい変化をアピールすることで、高級感を高めています。

2車ともLEDランプからは先進性が感じられ、高級感のあるボディカラーとなっている点が共通しています。

2代目CX-5の方がカラーバリエーションが多く、取り回しやすいサイズとなっています。一方、4代目ハリアーハイブリッドは灯火類で個性的なデザインとしているのが特徴です。

 

インテリア比較

【2代目CX-5】豪華で機能性が高いインテリア

マツダ CX-5 XD Lパッケージ 2018

大きく異なるのはインテリア(内装)です。

2代目CX-5のシート表皮は、高級感が感じられるレザーとスムースレザーを用意。カラーはレザーの場合はブラック、スムースレザーの場合はピュアホワイトとなっています。

シート周りの装備には、運転席10Wayパワーシート、助手席6Wayパワーシート、運転席&助手席シートヒーター、リアシートヒーター(左右席)を標準装備。最上級グレードだけあって装備は豪華です。

また、リアシートは4:2:4分割のシートアレンジが可能。荷室容量は通常時505L(サブトランク含む)と大容量で、ハンズフリー機能付パワーリフトゲートを標準装備しているのもかなり便利です。

マツダ CX-5 一部改良 2021

さらに荷室は、高さを上下に2段階調節できるラゲッジボードを備えています。上にセットすると荷室がフラットになり、車中泊も快適。下に調節すると高さのある荷物でも積み込めます。

ラゲッジボードは前後での二分割も可能で、ラゲッジボードを下段にセットすると引き出しのようにボードをスライドさせることができ、サブトランクの収納が楽に行えるのも特徴です。

ボディサイズの大きさを生かした荷室の広さや使い勝手が魅力ですね。

 

【4代目ハリアーハイブリッド】必要十分な装備

トヨタ ハリアー 2020

※画像はZレザーパッケージです。

4代目ハリアーハイブリッドは黒を基調としたデザインで、馬の鞍をイメージしたセンターコンソールが特徴的です。

シート表皮にはファブリックを使用。その他シート周りの装備は、運転席6Wayマニュアルシート、助手席4Wayマニュアルシートだけとなり、装備は簡素です。また、パワーバックドアも装備されません。

リアシートは6:4分割で、通常時430L(デッキボックス含む)。広さでも2代目CX-5に軍配が上がります。

 

走行性能比較

走行性能は4代目ハリアーハイブリッドに軍配

マツダ CX-5 SKYACTIV-D 2018

2代目CX-5は2.2L 直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載しています。スペックは以下の通りです。

■エンジン
最高出力:147kW(200PS)/4,000rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/2,000rpm

■燃費
WLTCモード燃費:16.6km/L

ディーゼルエンジンらしく、低回転域から力強いトルクを発揮してくれるのが特徴です。

 

一方で4代目ハリアーハイブリッドは、2.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステムを搭載。スペックは以下のようになっています。

■エンジン
最高出力:131kW(178PS)/5,700rpm
最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3,600〜5,200rpm

■モーター
最高出力:88kW(120PS)〔前〕/40kW(54PS)〔後〕
最大トルク:202Nm(20.6kgm)〔前〕/121Nm(12.3kgm)〔後〕

■システム出力(E-Four)
163kW(222PS)

■燃費
WLTCモード燃費:21.6km/L

4代目ハリアーハイブリッドの方がハイパワーかつ低燃費です。走行性能では4代目ハリアーハイブリッドに軍配が上がります。

 

安全性能比較

安全性能も2代目CX-5の方がやや優れる

マツダ CX-5 XD Lパッケージ 2018

安全機能は、どちらも先進の予防安全装備を標準装備しています。

緊急ブレーキや踏み間違い防止装備、高速道路同一車線運転支援システムなどを備えており、内容には大きな違いがありません。

しかし、2代目CX-5はアクティブ・ドライビング・ディスプレイを標準装備。アクティブ・ドライビング・ディスプレイとは、フロントガラスに速度、交通標識などを投影するシステムです。視線移動が少なくて済むのが特徴です。

この点から、安全装備でも2代目CX-5の方がやや優れます。

ハリアーハイブリッドの中古車情報を見てみる

CX-5の中古車情報を見てみる

 

今回は、2代目CX-5のディーゼル最上級グレードと同じ価格帯の4代目ハリアーハイブリッドを比較しました。機能性や装備の充実度では2代目CX-5に軍配が上がります。同価格で選ぶなら、基本的に2代目CX-5をおすすめします。

しかし、ハイブリッドカーの方が最高出力や燃費は優れるので、走行性能を重視するなら4代目ハリアーハイブリッドを選ぶのもありでしょう。

また、グレードが上がるごとに装備も充実するので、ハリアーハイブリッドを選ぶなら中間グレードにあたるG ハイブリッド 2WD(400万円)以上のモデルをおすすめします。

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文・SUV FREAKS編集部

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